コマンドラインによるユーザーインターフェースのいいところは、SSHなどで簡単にリモート接続してコンピューターの操作ができるところにある。そのためには、「良い」端末エミュレーターが必要なのだが、Windowsには長らくこれが欠けていた。しかし、オープンソースとして昨年から安定版の配布が開始されたWindows Terminalは比較的できがよく筆者も愛用している。 Windows Terminalに限らず、こうした端末エミュレーターの多くは、さまざまな機能を搭載しており、その機能をキーボードから実行できるようにキー割り当てが可能になっているものが多い。しかし、そのためには、Windows Terminalなどの端末エミュレーターが接続する「シェル」のキー割り当てを知らなければならない。本記事では、そのための方法を解説したい。 シェルごとの調査方法 ここでは、WindowsとLinux、そして