2015年11月1日、六本木ヒルズクラブで千載一遇のチャンスを得て、福岡市美術館の山口洋三さんとともに初対面の富野監督にいきなり「展覧会やらせてください!」と直談判し、その場では断られたものの、その後しつこく何度も企画書を送り続け、根負けした監督からオーケーをいただくまでに約1年。「成田亨 美術/特撮/怪獣」(2014-15)を福岡、青森とともに開催した富山県美術館の若松基さん(現富山県水墨美術館)、「美少女の美術史」展(2014−15)などをトリメガ研究所として一緒に企画した川西由里さん(島根県立石見美術館)と村上敬さん(静岡県立美術館)、そして2013年に「超・大河原邦男展」を企画した小林公さん、岡本弘殻さん(兵庫県立美術館)という心強い「同志」が加わり、6館7名の学芸員で企画、準備を進め、2019年6月22日に福岡市美術館で立ち上がった「富野由悠季の世界」展。 9月1日で福岡展が終わ