お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。 簿記の勉強を始めると多くの方が戸惑ってしまうのが、「1,000,000円」のように3桁ごとに“,”(カンマ、コンマ)で区切る表記法です。 日本語としては、一⇒十⇒百⇒千⇒一万⇒十万⇒百万⇒千万⇒一億⇒…と桁が4つずつ増えると呼び名が変わるので、「桁区切りのカンマも4桁ごとに打った方が分かりやすそうだ」と、誰しも思ったのではないでしょうか。 今回は、この桁区切りのカンマの不思議について、掘り下げていきたいと思います。 現在の日本のルール 数字に桁区切りのカンマを付けるのか否か、付けるとしたら何桁ごとに付けるべきか、そういったことを定めた法律は、日本にはありません。 ただ、役所や国の機関が作成する文書の表現方法を定める『公用文作成の要領』というものがあり、その中では次のような規定が設けら