デジタル報道の発展を支援する Google News Lab(GNL)。その現在の活動について、同チームの「ティーチング・フェロー」古田大輔氏に最新の取り組みやその意義を寄稿してもらった。新聞記者からネットメディア編集長へとキャリアを重ね、ジャーナリズムとデジタルメディアを横断する経験から、ジャーナリズムが、インターネットとデジタルから得られるものについて語る。 日本の報道業界で、最も権威がある賞と言われるのが、日本新聞協会が主催する「新聞協会賞」です。その新聞協会賞を2019年度に受賞したのが秋田魁新報の「イージス・アショア配備問題を巡る『適地調査、データずさん』のスクープなど一連の報道」でした。なかでも、適地調査のデータが間違っているというスクープは、計画断念へ流れが変わるインパクトがありました。 その一連の報道の裏に、GNLの活動も関係していたと教えてくれたのは、秋田魁新報で取材班の
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