2021年10月からスタートしたマイナンバーカードの健康保険証(以下、「マイナ保険証」)利用。カードと保険証を紐づけた人にはマイナポイントが付与されるなど、政府が積極的に普及を進めていますが、まだ利用していない人も多いと思います。このマイナ保険証を利用しなかった際の診療報酬が2023年4月から値上がりしていることをご存じでしょうか。 本記事では従来と新制度の診療報酬を比較しながら、マイナ保険証利用のお得度を紹介していきます。 ◆医療機関の窓口で「従来の健康保険証」と「マイナ保険証」を提示した場合の診療報酬比較! はじめに、医療機関の窓口にて従来の健康保険証を提示した場合と、マイナ保険証を提示した場合では診療報酬が異なることを理解しておきましょう。 2023年3月までは、従来の健康保険証を提示すると初診時は40円(3割負担で12円)、再診時は0円。一方、マイナ保険証を提示すると初診時は20円
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