付録には2022年のコンピュータウイルスや不正アクセスの状況や脆弱(ぜいじゃく)性関連情報などが資料としてまとめられている。 「情報セキュリティ白書2023」は、アンケートに回答することでPDF版をダウンロードできる他、書籍版は書店やAmazon、全国官報販売協同組合などでも購入できる。 サイバー攻撃は年々巧妙さを増している。最近では「ChatGPT」のような大規模言語モデル(LLM)技術を利用することで、日本語を母国語としないサイバー攻撃者が巧妙な日本語を操る例が出てくるなど、年々状況が変化している。 「情報セキュリティ白書2023」は、こうしたサイバーセキュリティの脅威について網羅的な情報を整理して得るための資料として役に立つ。サイバーセキュリティに関する情報は海外から発信されるものが多く、日本の状況に一致していないものもある。IPAが発行するデータは国内外という視点から整理されており
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