Trellixは5月31日、過去6カ月間(2021年10月~2022年3月)のサイバー犯罪者の行動を調査した「Threat Labs Report:2022年4月版」を発表した。同日には、レポートに関連したメディア向け勉強会が開催され、調査期間のうち2021年第4半期(10~12月)に観測した脅威動向が解説された。 説明会では、Trellix 執行役 セールスエンジニアリング本部 ディレクターの櫻井秀光氏が、企業が注意を払うべき新たな脅威を3つ挙げた。 Trellix 執行役 セールスエンジニアリング本部 ディレクター 櫻井秀光氏 1つ目の脅威が、新型のワイパー型マルウェアの「HermeticWiper(ハーメティックワイパー)」だ。「HermeticWiperがシステムに感染すると基本的にシステムの復元は不可能だ。システムドライバーとWindowsファイルが削除されシステムが動作不能にな
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