このようにトレースファイルには各プロセス名が含まれるので、ファイル名からどのプロセスのトレースであるかを判断できます。 トレースファイルには、エラーが発生した際だけでなく、SQL_TRACEなどの診断イベントを設定した場合に出力される情報についても記録されます。診断イベントを使用した場合でも同様です。 なお、トレースファイルは各プロセスと1対1で対応しています。プロセス稼働中に対応するファイルを移動したり削除すると、その操作以降の情報が出力されなくなりますので、注意が必要です。 ・トレースファイルは最大ファイルサイズを指定できる アラート・ログのファイルサイズは制限することはできませんが、トレースファイルは初期化パラメータの「MAX_DUMP_FILE_SIZE」で最大サイズを制限することが可能です。 しかし、ディスクの空き領域に問題がない限り、トレースファイルのサイズに制限をかけることは