HIPHOP/R&Bのナンバーをサンプリングという側面から紹介・解説。いつの時代のブラックミュージック好きでも楽しめます! アメリカほどではないにしろ、日本でもサンプリングは行われています。日本のヒップホップ・シーンは21世紀になるまでほとんど認知されておらず、そのためサンプリングという技術をはじめに意識させたのは、ピチカート5、フリッパーズ・ギター、オリジナル・ラヴといった「渋谷系」といわれるアーティスト達でした。 90年代後半にDragon Ashがブレイクするに至り、ヒップホップはいよいよ陽の目をみることになります。アンダーグラウンドで活動していたKick The Can CrewやRip Slymeといったグループがヒットチャートを賑わすようになり、このころから一般の人々にもサンプリングとい行為に抵抗がなくなっていったように思われます。 ここでは知名度の高い日本の曲の中で(90年代