マイク・ホンダ議員 従軍慰安婦問題というのは、日本が第二次世界大戦中、朝鮮半島や占領地域の女性を強制的に連行し、日本兵に対する性的サービスを強要したとするものです。今年の1月になり、アメリカの民主党マイク・ホンダ議員他7人の下院議員が、「日本は若い女性を強制して性的奴隷である慰安婦とした事を認めて謝罪すべきである」とする非難決議を提案し、民主党優位の中で採択される見通しが高まってきたため、問題は深刻化の様相を帯びてきました。(その後2007年8月に下院で非難決議は可決されました) 従軍慰安婦問題については安部首相がアメリカ議会の動きに対し「狭義の強制はなかった」と答弁したため、1993年8月の当時の河野官房長官が従軍慰安婦への日本軍の関与を認め謝罪した、いわゆる河野談話と矛盾したとして韓国、中国だけでなくアメリカからも非難を受けました。結果的に安部首相は河野談話を踏襲するとする立場を再確認