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2011年12月16日のブックマーク (14件)

  • 江文也(劉再生『中国近代音楽史簡述』から) - ものろぎや・そりてえる

    チェレプニンに引き続き、次は江文也です。同様に刘再生《中国近代音乐史简述》(人民音乐出版社、2009年)からの抜粋で、訳文は森岡葉さんからご提供いただきました。 江文也は台湾出身、日に留学して音楽家としてデビュー、戦時下に中国大陸へと渡る。日の敗戦後、一時は漢奸容疑で逮捕もされたが、再び北京で音楽家としての活動を開始。しかし、文化大革命で再び受難…たいへん波瀾万丈な生涯を送った人物です。彼についてはこのブログでも以前に色々と書き込んだことがありますが、音楽という観点から近現代東アジア史を考える上で非常に魅力的なテーマだと考えています。 ところで、私が彼について読んでいたのは日語文献もしくは台湾で刊行された文献が中心なので、どうしても視点が1945年以前に集中してしまい、1945年以降の大陸における彼の生涯の印象が薄くなっていました。原書は中国音楽史のですので、当然ながら彼を中国音楽

    江文也(劉再生『中国近代音楽史簡述』から) - ものろぎや・そりてえる
  • 福田恒存『人間・この劇的なるもの』 - ものろぎや・そりてえる

  • 本場の毛沢東とか - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20111204/1323005896に対して、 shigeto2006 「日のルイ・ボナパルト」というか、反知性主義に基づく文化破壊という点では「日の毛沢東」といっていい。私も、橋下徹には出自および品性下劣という弱点があるので、国政に転身できるかは疑問に思っている。 2011/12/05 http://b.hatena.ne.jp/shigeto2006/20111205#bookmark-70568433 まあ政治家や思想家としての毛沢東は否定されても書道家や詩人としての毛沢東は否定され得ないので、これははっきりいって、毛沢東に失礼です。 「品性下劣」ということでは、橋下徹と同等かそれ以上の人も「国政」に進出しています。例えば我が千葉県の浜田幸一*1とか。 それから橋下の「出自」については云々したくないとは思っています。

    本場の毛沢東とか - Living, Loving, Thinking, Again
    lotus3000
    lotus3000 2011/12/16
    >多分伝統文化の軽視と「君が代」というのは表裏一体
  • SYNODOS JOURNAL : 「可哀相なひと」と「困ってるひと」はイコールではない 重松清×大野更紗 

    2011/12/210:49 「可哀相なひと」と「困ってるひと」はイコールではない 重松清×大野更紗  お互いの著書に信頼を寄せる、ふたりの作家の初対面が実現しました。 かたや、数々の賞を受賞し、現在も精力的に執筆をつづける文学界の巨頭、 かたや、今年6月に上梓したデビュー作『困ってるひと』が話題の新人作家。 世代による世界観の違い、震災のこと、文学のこと……。縦横無尽に語りました。 ■「福島」の代弁者にならない 重松 『困ってるひと』の発売からまだ四か月も経っていないけど、毎日がすごく忙しくなったでしょ。 大野 そうですね。ポプラビーチというウェブサイトで連載していたときは、二週間に一回締め切りというペースで必死に八か月間つづけていたので、そのときは書くのが大変でした。が出てからは取材の対応であっという間に時がすぎたというのが正直なところです。 大野 「福島」で取材のお話を頂いたり、福

  • ナンパ師が日常的に使っている説得術 - 公家シンジ

    誰かを説得する際に役に立つ10のコツです。海外の女性向けサイトShineに掲載されていた記事ですが、男性にも役に立つ普遍的な内容になってます。巧妙な説得に負けないための対策にもなります。自分が誰かを説得するのに成功した経験、逆にまんまと説得されてしまった経験を思い出しながら読んでみると心に刺さるものがあると思います。 説得の達人になるための10の極意 これは秀逸だなー。10の極意ほとんど全部腑に落ちた。説得って理詰めで相手を納得させるようなイメージが強いけど実は全くそうではないんですよね。相手の心理にいかに訴えかけるか、そこがポイントです。 実はナンパにおいても「説得」っていうのはかなり重要な役割を果たしますよ。 1.相手のためになることに着手する 既に相手のために何かを始めている場合、相手にそれを完成させるよう説得するのは比較的簡単です。器を洗うとき、まず自ら箸・フォーク類を洗った上で

    ナンパ師が日常的に使っている説得術 - 公家シンジ
  • やねごん(オリンピック反対) on Twitter: "まあ、↓はあまりはっきりしたことは言えないけど、日本語表記に漢字を使用することがナンセンスでバカげてるという結論ははっきりしてるんでございますよ。だって、まったく必要ないんだもの。学習コストをあげて、読み書き能力における排除と格差を作り出すということ以外には。"

    まあ、↓はあまりはっきりしたことは言えないけど、日語表記に漢字を使用することがナンセンスでバカげてるという結論ははっきりしてるんでございますよ。だって、まったく必要ないんだもの。学習コストをあげて、読み書き能力における排除と格差を作り出すということ以外には。

    やねごん(オリンピック反対) on Twitter: "まあ、↓はあまりはっきりしたことは言えないけど、日本語表記に漢字を使用することがナンセンスでバカげてるという結論ははっきりしてるんでございますよ。だって、まったく必要ないんだもの。学習コストをあげて、読み書き能力における排除と格差を作り出すということ以外には。"
    lotus3000
    lotus3000 2011/12/16
    かんじの ほんとうの こわさは もくどくの レバレッジだと おもう。それが かくさを うみだすのでは?
  • SYNODOS JOURNAL : 歴史の証言者たち ―― 日本の『制度』をささえた人びと〈1〉 尾上浩二 〜果てなき道筋の、水先案内人〜 大野更紗

    2011/12/120:15 歴史の証言者たち ―― 日の『制度』をささえた人びと〈1〉 尾上浩二 〜果てなき道筋の、水先案内人〜 大野更紗 2011年、10月12日。今日の日で、「尾上浩二」を5時間も「拘束」するなんて、もしかすると国益を損ねる暴挙だったかもしれない。 東京は神田、神保町の路地の一角で、介助タクシーから降りた。事前にインターネットで検索して、プリントアウトしてきた地図からすると、どうもこの古い平凡なオフィスビルが「そこ」らしい。ビルの入り口の狭さを目視して、「当に、ここなの?」と何度も周囲を確認するが、建物の看板に記載してある名称もあっている。 ビルの入り口にはスロープ代わりらしき補強材が一応設置されているのだが、わたしの馬力のない簡易型電動車いすでは何度も前輪が突っかかってしまい、段差を越えられない。なんとかなかに入ると、年代もののエレベーターの幅が狭くて、ハンド

  • 差別はなぜ許されないか――区別との区別 - on the ground

    「風評被害」の虚飾の下に、差別が拡がっています。差別は昨日今日、生まれたのではありません。レイシズムもセクシズムも、宗教差別も出生地差別も、疾病・障害や能力その他の特徴による差別も、過去から現在まで一貫して存在しているものです。起きたことは、新たな材料が手渡されたというだけです。この事態に私たちができることは、「差別はよくない」とお題目を唱え、お説教をぶつぐらいしかないのでしょうか。 人は差別をするものです。そして多くの人は、自分が差別をしていることを認めたがりません。非難を避けるためには、「これは差別ではなく区別である」などと主張されることがあります。不当な別ではない、と言いたいわけです。 辞書的な意味を言えば、複数の対象をそれぞれ違うものとして分けることが、「区別」と呼ばれます。そして、それら異なるものの間で取り扱いに差を付けること、特に一方をとりわけ不利に扱うような類の差を付けること

    差別はなぜ許されないか――区別との区別 - on the ground
  • 過激な反自由市場主義―『世界経済を破綻させる23の嘘』 - 事務屋稼業

    いい釣りっぷりのタイトルに釣られて購入。スティグリッツがほめているだけあって、なるほど中身もスティグリッツ的な感じだ。 著者ハジュン・チャンは韓国出身の経済学者で、現在はケンブリッジ大学で准教授として開発経済学を教えているそうな。2005年にはレオンチェフ賞を41歳という史上最年少で受賞している。邦訳のある著書としては、『はしごを外せ―蹴落とされる発展途上国』がある。 著者の立場をひとことでまとめてしまえば、「反自由市場主義」である。とくに厳しく指弾するのは、IMFや世銀――ひいては、それらの機関を事実上掌握している先進諸国――が発展途上国に押しつけてきた構造改革、市場の自由化だ(ほら、スティグリッツ的でしょ)。 自由市場主義は、その喧伝者が言うほどには経済成長を促進なんかしない! むしろ経済構造や雇用を不安定にし、金融危機の発生する確率を高めてしまったじゃないか! 先進国の脱工業化なんて

    過激な反自由市場主義―『世界経済を破綻させる23の嘘』 - 事務屋稼業
  • econdays.net

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  • 文鮮明、竹島に立つ - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

    https://twitter.com/#!/aritayoshifu/status/145832463023869952 @aritayoshifu 有田芳生 日の領土である竹島に上陸した統一教会の文鮮明教祖(12月4日)。http://uc-itsumokamisama.seesaa.net/article/239281160.html 竹島を韓国の領土だと演説していた延長上の行動。日の信者たちとともに、支持する国会議員(民主党、自民党、国民新党など)は何と弁明するのか! 愛国だというお噂の安倍晋三先生あたりが抗議文を出していただきたいものである。 感じるところのある同志は     をクリックされたし 画像はリンク先から。

    文鮮明、竹島に立つ - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記
  • ゆたかな国のマイクロクレジット – 橘玲 公式BLOG

    「「生活保護貧困はなくならない」と賢者はいった」でムハマド・ユヌスのことを書いたが、先進国でのマイクロクレジットの実験についてすこし追加しておこう。 バングラデシュのような最貧国でしか機能しないとされてきたマイクロクレジットが先進国でも成功した例としてノルウェイがある。 ノルウェー北部のロフォーテン諸島は深刻な過疎化の問題を抱えていた。オスロなどの大学に行った男の子たちは島に戻って漁師になるが、女の子たちがほとんど戻ってこないのだ。 その原因は、島の生活では女性たちのやることがなにもないからだった。漁師と結婚すると、夫が海から戻ってくるのを待つあいだ、おしゃべりで時間をつぶすくらいしかすることがない。女の子たちが島からいなくなると、男の子たちもどんどん島から離れるようになった。 ところがマイクロクレジットを導入すると、女性たちはローンを使ってセーターを編んだり、アザラシのかたちの文鎮や木

    ゆたかな国のマイクロクレジット – 橘玲 公式BLOG
    lotus3000
    lotus3000 2011/12/16
  • 福田恆存「一匹と九十九匹と」 - ものろぎや・そりてえる

    福田恆存「一匹と九十九匹と」(千葉俊二・坪内祐三編『日近代文学評論選【昭和篇】』岩波文庫、2004年、所収) 先日、何で読んだのだったか、社会科学が対象とするのは多数であり、一人を対象とするのが文学だ、という趣旨の記述があった。その通りだと思う。そんなことをむかし誰かが書いていたなあ、と喉元まで出かかってわだかまっていたのだが、今週、ふと思い出した。福田恆存「一匹と九十九匹と」だ。 福田は『新約聖書』「ルカによる福音書」から「なんぢらのうちたれか、百匹の羊をもたんに、もしその一匹を失はば、九十九匹を野におき、失せたるものを見いだすまではたづねざらんや」という一節を引く。彼は正統的なキリスト教解釈とは違うのだろうと自覚しつつも、このイエスの言葉は政治と文学との役割の違いを示したものだと感じ取った。 「…かれは政治の意図が「九十九人の正しきもの」のうへにあることを知つてゐたのに相違ない。かれ

    福田恆存「一匹と九十九匹と」 - ものろぎや・そりてえる
    lotus3000
    lotus3000 2011/12/16
  • 今、福田恒存を、どう読むか? - 文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

    ■解かってたまるか…。 福田恒存の芝居に『解かってたまるか!』という作品がある。1968年2月に起こった金嬉老事件、つまり「金嬉老」とかいう在日朝鮮人が、借金返済問題がこじれて二人の暴力団員を殺害し、その後、寸又峡と言う山奥の温泉街の旅館に、13人の人質とともにたてこもり、朝鮮人差別や生活の不満を訴え、それに対して取材に駆けつけたテレビ取材班や新聞記者等が犯人の訴えに同情して、犯人に好意的な報道を行った事件があったが、その事件をモデルにしている。「解かってたまるか!」とは、戦後民主主義や平和主義、人権尊重というような戦後思想に洗脳された記者、あるいは戦後派知識人等の報道姿勢や思想的態度を皮肉ったものである。福田恒存としては、まず二人の日人を殺害し、多数の人質をとって旅館を占拠し、そこにたてこもった以上、殺人犯であることには変わりはないわけで、いくら犯人が在日だとはいえ、今更、「犯人の言う

    今、福田恒存を、どう読むか? - 文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』