橋下さんの発言は「自分が理解できないものに高い価値がおかれている」ことに違和感を持っている人の溜飲を下げるから、ますます人気が出るだろうと思う。by 渡邊芳之
昔を美化して懐かしむのは勝手だ。脳内妄想タレ流し与太は馬鹿の特権だから。だが、「だから今はダメだ」の偽証拠にしたり、嘘目標にするのは、馬鹿を通り越して犯罪だ。レトリックに騙されないために、「四丁目の夕日」を思いだそう。 「走る凶器」という言葉を思いだそう。ピーク時は年間一万六千人が交通事故で命を失い、交通戦争という名にふさわしい時代だった。車の残骸とアスファルトの黒い染みの写真が社会面を飾っていた。「登下校の集団に突っ込む」「轢いたことに気づかず走行」「反対車線に飛び出し正面衝突」は、今だと華々しく全国ニュースになるが、当時は日常茶飯事だったことを思いだそう。 「四大公害病」、覚えているよね。あの頃は、土も水も空気も汚染されていた。どれも悪質で悲惨な「公的犯罪」だったが、当初は「ただちに影響はない」と切り捨てられていた。鮮明に覚えているのは、泡立つ多摩川のヘドロと畸形魚。今と比べると、同じ
2004年以降、日本海のマグロ産卵群は急激に減少している。壱岐や対馬など、朝鮮半島と日本の間の離島には、一本釣りで生計を立てている漁業者がたくさんいる。2003年までは、漁獲が安定しており、30代の若者もかなりの割合を占める。世代交代ができている日本では数少ない優良漁業だったのだ。マグロの一本釣りで有名な日本海離島の某組合のマグロの売り上げは近年激減している(下図)。一本釣りの2009年の漁獲はほぼゼロ。巻き網が産卵場で操業を始めてから、大型個体がみるみる減っているのだ。この組合は、若い漁業者も多い。30代中頃で、小さな子供を抱えている。借金をし て、船を買っているので、このままマグロがいなくなったら、どうなるかは容易に想像ができる。彼らの生活を守らなければならない。日本人が離島で生活をしているというのは、領土問題を考えても重要なことだ。壱岐や対馬の産業が無くなれば、竹島みたいになるのは時
ダチョウって食べたことなかったんです。でも売ってるのは知ってました。 丸焼き用の子豚や、仔羊一頭、豚の頭1コとかでお世話になってるミートガイにもダチョウ肉あるし。 ダチョウ肉(オーストリッチ)ランプステーキ用 ブロック 約1kg【YDKG-tk】 価格:3,990円(税込、送料別) でも、結構高いんです。それにブロック肉だと何の肉かよくわからない。 食べてみたいけどなぁ。。と。 というわけで1頭売ってくれる業者をネットで探して、思い切って一羽分の肉を買っちゃいました。 楽しかったので皆さまも買うといいですよ。 参加してくれた方々のブログ だちょうをバラバラにしてきた―webの片隅でこそこそと ダチョウを捌く会に行って来ました。―猪かあさんの頭ん中 ダチョウの会―ムスシャモ日記 ダチョウをさばく会に行ってきた―ティッシュペーパーの向こう側 解体 我先にとストイックに解体していく人々。 料理
森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice ところで、『ダークナイト ライジング』パンフレットの寄稿者複数名によるアメコミ・ヒーロー史観がたいそうアレなので、.@nk12せんせいに御出座・御講釈いただき、Togetterにて後世に遺すべきと存ずるが如何に。 2012-07-31 01:18:39 海法 紀光 @nk12 さてさて、「ダークナイト・ライジング」のパンフを見て、つらつら思ったのですが、アメコミというのは歴史が長いだけあって「○○は××である」と断言しようものなら「いや△△という例外が」と、即、いえてしまいます。このへんは日本の漫画でもアニメでも同じで、そんだけ豊かということですね。 2012-07-31 01:22:53 海法 紀光 @nk12 なんでまぁパンフにあった、フランク・ミラーの「ダークナイト・リターンズ」「イヤーワン」がアメコミの歴史を変えたと
「マルクス主義は、なぜ再び盛り上がりつつあるのか」(The Guardian) の一部より(拙訳、強調は訳者): 私たちが経済不況と闘うこと。そこに、マルクス主義が私たちに教えるべきことを持っている、もう一つの理由がある(階級闘争の分析よりも)。つまり、経済危機の分析である。最近出た恐るべき大著『無よりも少ない: ヘーゲルと、弁証法的唯物論の影』において、スラヴォイ・ジジェクは、私たちが今まさに耐えている経済危機に、マルクス的な思考を適用しようとしている。ジジェクは、基本的な階級闘争は、「使用価値」と「交換価値」の間にあると考えている。 この二つの違いはなんだろうか? ジジェクはいう: 各商品には使用価値があるが、それはニーズや欲求を満足させる有用性で測られる。いっぽう商品の交換価値は、伝統的に、それを作るのに必要な労働の量で測られる。現在の資本制において、交換価値は自律的になっている。
毎日新聞の記事が燃えさかっている。橋下大阪市長が人形浄瑠璃文楽を鑑賞し,感想を述べた。その感想に対するものだ。 はてなブックマーク - 橋下市長文楽を鑑賞 「台本が古すぎる」と苦言− 毎日jp(毎日新聞) だが,現在この記事のウェブ版はタイトルも本文も微妙に変更されている*1。 文楽協会への補助金凍結を表明している大阪市の橋下徹市長は26日夜、国立文楽劇場(同市中央区)で近松門左衛門原作の「曽根崎心中」を鑑賞した。橋下市長は鑑賞後、記者団に「古典として守るべき芸だということは分かったが、ラストシーンがあっさりしていて物足りない。演出不足だ。昔の脚本をかたくなに守らないといけないのか」と持論を展開した。橋下市長:文楽を鑑賞「演出不足」と持論展開− 毎日jp%28毎日新聞%29 おそらくそれは橋下がtwitterで毎日の記事に対して不満を表明したためだろう。http://bit.ly/NwDt
かつて日本軍の将校が複数宿泊した民家では,土間に並んだ軍靴が物凄いにおいを発していて鼻が曲がりそうだったという話をどこかで聞いたことがある。軍務で長く使われ,激しい運動をした汗が染み込み,同様の人間ばかりが集まった集団生活に晒され続けている軍靴が,一般人の靴より猛烈なにおいを発するのは当然であるといえよう。現代の自衛官の靴事情についてはよく知らないが,似たようなものであろうと推察する。 では――ウィッチーズの靴は? 彼女たちが日頃履いている靴は,どうなっているのか? かつてそのことをストライカーユニットについて考察した人びとがいたが,ストライカーユニットは異世界に通じているわけだから,果たしてにおいがつくものかどうかは疑問である。 飛行脚って臭いの? 臭くないの? 派閥系統樹 - Syu's quiz blog(まあ僕が整備兵だったらストライカーユニットの脚入れるところに顔をうずめてスーハ
中公叢書がなんかいい仕事を連続でしてくれてます。西洋史学の先駆者たち (中公叢書)作者: 土肥恒之出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/06/07メディア: 単行本クリック: 8回この商品を含むブログ (4件) を見る 日本の戦前の西洋史学に携わった研究者たちについて,お雇い外国人に教わっていた時代から戦中の国策への迎合までを述べた通史的なもの。これは面白い。戦前の先行研究の蓄積とか,今日では殆ど顧みられない点だと思うのだけれど,それをきちんと史学史として書いているのが。 実は土肥先生は以前にも史学史の本書いてるのよね。それはソ連期の史学に携わった研究者たちの運命と苦悩を描いた一般向けの本だった。どちらも,今では歩みが殆ど忘れ去られた時代の史学史を描いたということで,職業歴史家の本領発揮だなあと。岐路に立つ歴史家たち―20世紀ロシアの歴史学とその周辺作者: 土肥恒之出版社/メ
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