今ふと考えたのだけれども、本当にインターネットというのは「必要」なのだろうか?いや、「楽しい」のは認めるし、無くなったら僕は辛い、悲しい。でも、だからといって死ぬわけじゃない。 遠くの国の情報や誰だか知らない人が昨日食べたものを知ることは愉しい。古代ローマの皇帝にだってできなかった「偉業」だ。でも、だからといって、インターネットは僕たちを幸せにしたのかね?僕たちはネットのおかげで知ってもどうしようもないような世界の反対側の国の悲劇を知り、携帯電話で、落ちていく飛行機に乗っていた恋人の断末魔の言葉を聞く。でも、それって、僕たちを幸せにしているのかね?ブログで声を上げてみても、行き着くところは「わかりあえなさ」ではないのか? インターネットや携帯電話を使って自分の子供が買春をしていたり、配偶者が不倫していたりするリスクが上がるとしても、プロ野球の途中経過や最新芸能ニュースを知るためにしか使わな