ボクシング以外で人を殴るのは、ダメダメです。 「人を殴るのは、悪いこと。」と藤岡弘、さんも仰ってます。 ※ この記事は、「殴る」「打つ」の英語のいろいろな表現 にてリライトしています。 本館: イングリッシュパーラー - 英語とTOEICとサステナブルなハッピーライフ
![殴り方にもこだわりあり](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1b41235ac7bd368ef86812990e08d580b42cb7d3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2F1.bp.blogspot.com%2F-TeRf-QtThsc%2FYBvXeQoKjjI%2FAAAAAAAAAwA%2FoT73jyoYi0Q8-s-oGFKWMooO_G96rU-FACPcBGAYYCw%2Fw1200-h630-p-k-no-nu%2Fb_bannar.png)
name は、普通は「名前」です。他に、「名声」「名士」「評判」など。 ところが、call 人 names は「人に悪口を言う」。子供がよく使う表現だとか。 Why have you been calling me names? 「どうして私に悪口を言うの?」 複数形の場合、「悪口」「陰口」のような意味になったりするのが不思議です。 name-calling という名詞もあって、こちらは「悪口」「誹謗中傷」という行為のこと。 ちなみに、「人を名前で呼ぶ」なら、call 人 by name。 ➡ 「name は単なる「名前」じゃない 注意すべき使い方6選」 にて詳しくリライトしました。 イングリッシュパーラー - 英語とTOEICとサステナブルなハッピーライフ
lol という語は、メールやウェブサイトでよく目にします。 使い方としては、文の最後に lol と付けたり、大文字で “LOL!” とだけ書いたり。日本語で、括弧書きの(笑)とか、www を付けるのと似てますね。 I put my pants on back to front this morning lol. 「今朝、ズボンを後ろ前に履いた(笑)」 もともと lol は、laugh(ing) out loud(大声で笑う)の頭字語。ネット上での表現だったのですが、口語でスラングとして使われたりするようです。 lol の複数形とされる、lolz / lulz [lʌlz] も、lol と同じように使えます。 for (the) lolz というフレーズは、「楽しみのために」「シャレで」。for fun や (just) for the fun of it と同じような意味。 Cambrid
前置詞の省略はいろいろありますが、パッと見て、「え?」となるもののひとつが、of が省略されて「名詞+名詞」になる時かと思います。 He wouldn't want somebody my weight. 「彼は、私くらいの体重の人は欲しくないだろう」 “somebody” と “my weight” という名詞が二つ並んで、すごく不思議でした。意味は、somebody of my weight と同じです。もちろん of があってもOK。 ちなみに、a man of weight は a man of importance のことで、意味は「有力者」。この場合の of は、省略できません。 of が省略されるのは、weight(体重)だけでなく、height(身長)や age(年齢)なども同様です。 a person my weight/height/age で、「私と同じ体重/身長/年
buy は「買う」だけでなく、色々な使われ方をします。たとえば、話し言葉で、believe(信じる)の意味になったり。 I told the teacher that my dog ate my homework, and she totally bought it. 「犬に宿題を食べられたと話したら、先生はすっかり信じた」 I'll buy that. 「それに賛成します」 こんな風に、buy it や buy that の形で。特に、ありそうもないことを信じて、受け入れる場合に使われるようです。 ➡ 「buy は「買う」だけじゃない こんな時にも buy を使う」 にて詳しくリライトしました。 イングリッシュパーラー - 英語とTOEICとサステナブルなハッピーライフ
hurt は、簡単そうで、なかなか hard な英単語です。 Strong light hurts my eyes. 「強い光は目を傷める」 The fall hurt my back. 「転倒して背中を痛めた」 構文は S+V+O で、「傷つけるもの・人」が主語。「~を傷つける」「~に害を及ぼす」「~を(苦しませて)困らせる」という他動詞です。こういうのは分かりやすいけど…。 I hurt my knee skiing. 「スキーをして膝を痛めた」 The boy fell down and hurt himself. 「その少年は転んで怪我をした」 こちらは、「傷つけられる人」が主語。「体の部位」や「自分自身」が目的語になります。hurt oneself は「怪我をする」というイディオムですね。 また、自動詞の場合は、 My heart hurts. 「胸(心)が痛む」 S+V なので
結婚を申し込むことを「プロポーズ」と言いますが、もともと propose は「~を提案する」「~を企てる」という他動詞です。 The government proposed changes to the voting system. 「政府は投票方式への変更を提案した」 propose の後には、名詞だけでなく、that節や動名詞やto-不定詞でもOK。 もちろん、「求婚する」という意味で使われることもあります。この場合は、たいてい自動詞。直接の目的語を取りません。 He proposed last night and I accepted him. 「彼は昨夜プロポーズし、私はそれに応じた」 「~に求婚する」という時は、通例「to+人」と to で表します。to がなければ、「~を提案する」ですが、propose+人なら「~を推薦する」といった感じ。 He proposed to me
日本語の「面白半分」という表現は、ちょっと不真面目で、どちらかというとネガティブなイメージです。 この英語としてよく挙げられているのが、for fun。 I simply believe that killing animals for fun is wrong. 「面白半分に動物を殺すのは良くないと思う」 (just) for fun は、必ずしも日本語の「面白半分に」のようなニュアンスではなく、「楽しみのために」という意味もあります。 I read a book for fun. 「私は楽しむために本を読む」 「面白半分に」「冗談で」の意味では、in fun のほうがよいのかもしれません。 I did tease her, but only in fun. 「彼女をからかったが、ほんの冗談だ」 もっとも、for fun=in fun としている辞書もあるので、厳密に区別があるかどうかは
日本では馴染みのない計量の単位に、bushel (ブッシェル)や peck (ペック)なんてのがあります。 bushel や peck は、穀物や果物を計る単位です。Wikipediaによると、1ブッシェルは8ガロン、英では約36.37リットル、米では約35.24リットル。 日本でいうところの一升(10合)は、約1.80リットルなので、1ブッシェルのお米があったら、結構食いつなげそうですね。 peck はあまり使われませんが、1ペックは2ガロン、約9リットルだとか。 a bushel and a peck は、特に愛情を伝える時に a lot(たくさん)の意味で使われるイディオムです。 I love you a bushel and a peck. 「あなたをいっぱい愛してる」 「愛情がいっぱい」ならいいけど、「嘘八百」も、a bushel of lies と言うし。 他に、hide on
元々ある作品のスタイルに、ユーモアや誇張や皮肉などを加えて模倣したものを、日本語では「パロディ」と呼びますね。 パロディは parody というれっきとした英語…なのですが、英語では、日本語の「パロディ」の意味で、spoof がよく使われてます。 parody と spoof は同じと思われがちですが、実際は異なるものだそうです。 parody は、特定の作品や作者の模倣で、元になっている作品が何か明確に分かるもの。害にならないユーモアです。時に、著作権やらなんやら絡んだり、色々と厄介そう。 spoof は、特定の作品や作者に限定されず、ゆるく真似たもの。茶化したり、皮肉る場合もあります。 parody は、spoof という大きなくくりの内の一部。 なので、一般的には、spoof と言った方が無難でしょう。 ただ、昨今インターネットで「スプーフィング( spoofing )」という「なり
英語の同音異義語のシャレといえば、『不思議の国のアリス』が有名ですが、同音異義語はキャッチフレーズとかお店の名前とかでもよく使われてます。 インパクトがあって覚えやすいし、広告宣伝に最適なのかも。 sheer delight は「この上ない喜び」で、sheer の意味は「完全な」「純粋な」。発音は、[ʃíər] です。 They leapt up, laughing and waving in sheer delight. 「彼らは飛び跳ねて笑いながら手を振った。この上なく喜んで」 ところで、『スヌーピー』(正しくは、Peanuts ですが)のマンガに、サリーがこんなジョークを言ってます。 That would be shear delight. 直訳すると、「それは、せん断の喜びです」。 shear は「(羊毛・植木・髪などを切る)はさみ」「せん断」。これまた、発音は [ʃíər]。
よく知られている簡単な単語ほど、いろいろな使い方があって、そのバリエーションの多さに泣けてきます。 たとえば、“be on”。 be on to や、be on for、be on at、be on about などはイディオムになってるし、be on+名詞 の使い方もあったり。 ここでは、他の動詞や名詞を伴わない副詞(または形容詞)の、be on に限定して見てみます。 on の意味は色々ありますが、ざっくり(無理矢理)分けると、 【接触】(乗って、身に着けて) 【進行・継続】(続けて、行われて、予定通りで) 【従事】(従事して、出番で) Make sure the lid is on. 「蓋がしてあることを確認しなさい」 The lights were all on. 「ライトはすべて点いていた」 「ライトが行われている」という日本語は変なので、訳す時にはちょっと工夫が必要ですが、「点
facepalm という語は、face(顔)と palm(掌)がくっついたインターネットミームです。ショックを受けたり、恥ずかしかったり、いらついた時などに、顔に手を置く仕草のことを言います。 この仕草自体はずっと昔からあったのに、言葉ができてからまだ20年ちょっと。 Wikipedia によれば、この語が最初に使われたのは、1996年、Googleグループの中でだとか。 facepalm は、名詞や動詞、はたまた感嘆詞としても使われます。 Christie facepalmed. 「クリスティーは顔を手で覆った」 I fell over right outside the restaurant—facepalm! 「レストランのすぐ外で転んじゃった、恥ずかしい!」 Merriam(だけ?)には、形容詞としての用例も載ってました。 There's a kind of facepalm mo
名詞の冠詞は悩みどころのひとつです。 a は、単数の可算名詞に付けるというのが大原則。そして、特定されていないものを言うときに使います。 A dog makes a good pet.(犬はよいペットになる) 不特定の犬について言う場合は、a dog。「一般的に犬というものは」「どの犬でも」という含みです。 無冠詞でも、意味合いは a と同じです。ただ、名詞は複数の加算名詞。 Dogs make good pets.(犬はよいペットになる) “Almost all dogs make good pets.”(ほとんどすべての犬はよいペットになる)と同じことを言ってます。 また、可算名詞だけでなく、不可算名詞でもOK。 Coffee contains caffeine.(コーヒーはカフェインを含む) 不可算名詞の時も考え方は同じで、特定のものでない場合には無冠詞です。 「コーヒー(というもの
日本で不吉な数字といえば、「4」と「9」。 4は「死」、9は「苦」という発音からの連想で、4のほうは中国でも同じようです。 9は、もしかして日本だけ? 色々調べても、9を忌避することに対して、「日本では」と書かれてます。 iPhone8の後続が、iPhone9ではなくiPhoneX(10)だったり、Windows8の次が、Windows9ではなくWindows10だったりしたのは、イメージ一新のためとか言われてます。 どちらも9だったので、9にまつわるジョークのようなオカルトのような噂もいろいろ囁かれました。 でも実際のところ、アメリカでは9を不吉な数字ではないので、9を避ける理由はありません。 ただ、『ナインスゲート』と言う映画もあったし、A cat has nine lives.(猫は9つの命を持つ)と言われたり、9という数字は結構あちこちに出てきます。 A stitch in tim
「~で(を使って)…する」のように、方法や手段を表す前置詞としては、by や with がよく使われます。 I go to work by bus. 「私はバスで通勤する」 I cut down the tree with an ax. 「私は斧で木を切り倒した」 移動や会話などの手段なら、by。道具として用いたり、体の部位で何かをする場合は、with。ちなみに、with~ は、by -ing ~ と動名詞を使った形に置き換えられたりします。 I cut down the tree by using an ax. 体の部位の場合は、ちょっと厄介かもしれません。 She pointed to a spot on the map with her finger. 「彼女は地図の一地点を指し示した」 ↑これならまだいいんですが、特にややこしいのが、hand。 This rug was made
昔、日本で『ギミア・ぶれいく』というテレビ番組が流行りました。本家アメリカでも、『Gimme a Break!』というテレビシリーズがあったとか。 gimme=give me。 “Give me a break.” はフレーズとして有名なので、“GMAB!” と頭文字を取って使われたりもします。 “Give me a break!” は文字通り訳せば「休憩をくれ」ですが、話し言葉で感嘆詞っぽいイディオムとして使われることが多いです。 ①特に、GMAB と言う時などは、「信じられない!」「嘘だよね!?」といったニュアンス。 Come on, GMAB! 「おいおい、嘘だろ!」 You say a gorilla is loose in the city? Gimme a break! 「ゴリラが街へ逃げたって?信じられるか!」 ②他に、「もう、うんざりだ」「ほっといてくれ」という、煩わしい気
日本語で「袖の下」という言葉がありますが、これは「賄賂」の隠語。 着物だと、ゆるりとしてて、物を隠しやすいので、袂に金銭やらを隠して渡すのに都合がよかったことでしょう。でも洋服の袖はきっちり締まってるため、西洋人にとって「袖の下」はピンと来ないのではないかと。 英語では、似た言葉として under the table(こっそりと)があります。袖の下ではなく、テーブルの下。 特に、「袖の下」と同様、お金の不正取引(賄賂)の意味で使うことが多いようです。 また、「酔いつぶれて」の意味でも使われます。 They paid her under the table so as to avoid taxes. 「課税を逃れるために彼女に袖の下を渡した」 He was under the table by midnight. 「彼は真夜中までに酔いつぶれた」 ちなみに、avoid tax は「(合法的な
アイキャンディーという言葉を初めて聞いた時、私は目玉型のキャンディーかと思いました。 某鬼太郎のお父さんみたいな。 実際、英語の eye candy は、スラングで「ビジュアル的に目を楽しませたり興味をひいたりするもの」のこと。日本語の「目の保養」にちょっと似てるかも? He wanted to put some eye candy on their web site. 「彼はウェブサイトに何か目を引くものを入れたかった」 ただ、eye candy は、目は楽しませてくれるけど中身はない、といったニュアンスもあったりするので、使う時は気を付けたほうがよさそうです。 Most television fare is just eye candy. 「たいていのテレビ番組は、ただのアイキャンディーだ」 この fare は、あまり馴染みのない使い方かもしれませんが、特にエンターテイメントとしての「
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