新型コロナウイルスが猛威を振るう中、SNSやネット上でデマが横行している。トイレットペーパーが不足するという情報が広まり、全国的に品薄となる影響も出た。SNSでの情報拡散メカニズムに詳しい大阪電気通信大学の小森政嗣教授(認知科学)は、トイレットペーパーの買い占めに走った人々の大半が実はデマを本気で信じていないと指摘する。にもかかわらず、なぜこのような騒動が起きたのか? デマが広まりやすい社会的状況や、SNSだからこそ陥りやすい心理状態について解説してもらった。 【写真】新型コロナは「パンデミック」WHOが表明 ■悪意なき人が「加担」 世界中で新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が続いている。それと同時に、インターネット上、特にSNSでコロナウイルスにまつわるさまざまな誤った情報の拡散も激しさを増している。 本来の意味でのデマ(デマゴギー)は特定の政治的意図のもと人々を煽動するた
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