琵琶の演奏
自宅3階の仕事場で羽子板づくりに取り組む原島康嘉さん=東京都台東区西浅草3丁目 東京・浅草で亡き父の後を継ぎ、羽子板をつくり続ける職人がいる。原島康嘉(やすよし)さん、45歳。浅草は古くから江戸の羽子板づくりの中心だったが、戦争や災害などを経て多くの職人が離れ、いま浅草に残っているのは原島さんただ一人になった。職人一筋の父親の遺志を継いだ2代目は、「喜ばれる羽子板を、この地でつくり続けたい」と意気込む。 新年を控えた今月、原島さんは自宅3階にある仕事場で昼夜を問わず仕事に打ち込んだ。今年1年で作り上げた羽子板は約150本。浅草寺で17〜19日に開かれた羽子板市にも出店した。 羽子板は、押し絵をつくる「押し絵師」と面相(顔)を描く「面相師」による合作だ。面相師が歌舞伎の名場面を下図にして、押し絵師がボール紙を型取る。その後、パーツ分けされた型に綿を入れ、あでやかな布を張り、パーツを組み
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