娘の世界一周に母親が反対 幼く、重圧に耐えきれない - MSN産経ニュースヨットによる史上最年少の単独世界一周を目指しているオランダの１３歳の少女、ラウラ・デッカーさんの母親が５日付の地元紙で「娘は航海をやり遂げる技術はあるが、２年間の単独航海の心理的重圧に耐えられるほど成長していない」と述べ、計画に反対を表明した。ＡＰ通信が伝えた。 ラウラさんは１日、全長８メートルのヨットで２年間の航海を始める予定だったが、裁判所の命令で一時中止に。現在、児童保護当局が、ラウラさんが航海に精神的に耐えられるかなど調べているが、母親の反対は当局の判断に大きく影響しそうだ。 母親はラウラさんから反対しないよう頼まれていたが、娘の身を案じて反対に踏み切ったという。両親は離婚、ラウラさんは世界一周を後押しする父親と暮らしている。 ラウラさんはヨット好きの両親が航海中に洋上で生まれ、６歳でヨット操縦を習得したという。（共同）
