米インターネット検索大手グーグルは15日、ネットで電子書籍をダウンロード販売する「グーグル・エディション」を来年前半に発足させることを明らかにした。欧米メディアが報じた。 グーグルは、絶版された書籍を含め1000万冊規模の書籍の電子化を終えているとされ、電子書籍の普及に弾みがつくことになりそうだ。 当初は、著作権問題で合意を得ている書籍など50万冊前後が対象。グーグル側が直接販売するほか、ネット小売り大手アマゾン・コムなどを通じても提供するという。 グーグルによる書籍電子化に対しては、日本など外国の著作権者から不満の声も上がっており、作家側などが訴えた訴訟の和解案をめぐる交渉が難航。また、電子書籍分野でグーグルの独占化が懸念されるとしてアマゾンなどが警戒、普及に向けた課題も指摘されている。(共同)
雑誌をスキャンしたデータをネット販売するサービス「コルシカ」が出版社の著作権を侵害しているとして、日本雑誌協会は8日付けで、運営会社のエニグモに中止を要請する文書を送った。 コルシカは、雑誌をスキャンしたデータを、Webブラウザ上の専用ビューワで読める電子雑誌販売サイトで、販売価格は雑誌と同額。エニグモは、販売数と同数の雑誌を取り次ぎから購入しているといい、ユーザーは別途配送料を支払えば、雑誌を送ってもらうことも可能だ。 エニグモはサービスについて「雑誌を購入したユーザーのスキャンを代行しているという位置付けで、ユーザーの私的利用の範囲。著作権侵害には当たらない。ビューワにはDRMもかけており、不特定多数に送信することもできない」と説明している。
任天堂とゲームメーカー54社は5日、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」用ソフトのコピーソフトをプレーするための「マジコン」と呼ばれる機器を販売する業者4社を相手取り、輸入、販売の差し止めと約4億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。業者に対し損害賠償を求めるのは初めて。 「マジコン」は、インターネットなどからダウンロードしたゲームのプログラムをメモリーカードにコピーし、「マジコン」に入れて、ソフトとして差し込めば動くという。 同機器を巡っては、同地裁が2月、別の販売業者5社に対し、輸入・販売行為の差し止めを命じる判決を出し、確定している。だが、マジコンの輸入や販売は止まらず、業者に中止や損害賠償の支払いを求める警告書を発送してきたが、警告に対して真摯(しんし)な対応が見られないケースが多く、改めて損害賠償を含む法的措置を取ることにしたという。同社広報室では「今後も断固とした措置
2009年9月、あるネットユーザーは中国中央電視台のアニメ「恐竜宝貝」が日本アニメのパクリだと指摘、話題となっている。次々と発覚するパクリ騒動にネットユーザーは怒りをあらわにしている。写真はパクリ検証画像。 2009年9月、あるネットユーザーは中国中央電視台(CCTV)のアニメ「恐竜宝貝」が日本アニメのパクリだと指摘、話題となっている。CCTVアニメのパクリ問題といえば、「クレヨンしんちゃん」をパクった「大口のドゥドゥ」、「秒速5センチメートル」をパクった「心霊の窓」が問題となったばかり。次々と発覚するパクリ騒動にネットユーザーは怒りをあらわにしている。9日、網易論壇が伝えた。 【その他の写真】 「恐竜宝貝」はまだ放送が始まっておらず、数十秒の予告編が公開されただけ。しかしそのわずかな時間の中で、日本の人気アニメ「ナルト」「デジモン」「ポケットモンスター」のキャラクターやストーリー、音楽の
以前、このブログで紹介した、萌え絵入りの昆布「青春こんぶ」がパッケージイラストのトレスの疑いで販売中止になっているようです。 関連記事:北海道の昆布加工業者が萌えキャライラスト付きの昆布「青春こんぶ」を発売するようです 比較画像 (田中さん、タレコミありがとうございました) 公式 >青春こんぶ >弊社製品「青春☆こんぶ」ラベル画契約者アセリオ氏の作品において、盗用ではないかとの指摘がありました。 >現在調査中であり、真偽が確定するまではラベル画の公開及び商品の販売を見合わせます。 >皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、よろしくおねがいいたします。 >9/16 対応が決定するまでには、もう少し時間をいただくことになります。 どう見てもアウトです。 本当にありがとうございました。 これだけだと、アレなのでメーカーの田中さんからもらったメールの内容をまとめてみる。 ・田中さん自身はファンの人にメ
世の中に出回っている著作物を見ると、左のような表記を見ることがよくあります。著作権を表す、俗に「マルC」と呼ばれる記号です。私たちにとてもなじみ深いこの記号ですが、どんな時に、どんな役割を持つものか、正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。 ここでは、知っているようで意外に知らないマルCの実像に迫ってみたいと思います。 0:予備知識・方式主義と無方式主義 日本の著作権法では、著作物を作った時点で自動的に著作権が発生します。特に何の手続きをしていなくても、著作者の権利は保護されるのです。現在では世界の殆どの国が同様の制度になっています。 国によっては、公的機関や公証人などによる登録を経て初めて著作権が認められるという制度を採っている場合もあります。このような制度を、著作権発生のための何らかの方式があるということから「方式主義」といいます。カンボジア、サウジアラビアな
本物を盗んじゃったほうが刑は軽いっすよ〜。 著作権を侵害するのは悪いことだ。もちろんそんなことは百も承知です。海賊行為はダメだってことも、映画や音楽ファイルの違法ダウンロードや違法コピーはイケナイことなんだってことも、み~んな知ってますよ。でもね、いざその悪いことに手を染めちゃった人を、どう裁くかって問題に関しては、なにか世の中おかしいんじゃないかと思うんですよね。 例えば、米国ミネソタ州のシングルマザーのジェイミー・トーマスさんは、勝手に24の楽曲をネット上でファイル共有しちゃったって罪で、このほど192万ドルの罰金刑を言い渡されちゃいました。つまり、違法ダウンロードを助長した1曲当たり8万ドルを支払えって命じられちゃった訳ですね。 1曲の違法にして800万円近い罰金刑ですよ! この罰金は高すぎるのか? それともどう見ても妥当な量刑なのか? このほど米GIZMODO編集チームは、他の数々
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