23日午後7時55分頃、神奈川県藤沢市片瀬海岸の国道で、交通事故を処理するため、路肩に止めた藤沢署地域課の男性巡査部長(47)のパトカーが約25メートル無人で走行し、路肩に停車していた東京都目黒区の男性会社員(31)の乗用車に追突、会社員ら乗っていた4人が首に軽いけがを負った。 発表によると、パトカーのギアはドライブモードで、エンジンも切っていなかった。足で踏むタイプの駐車ブレーキも甘く、無人で走り出したとみられる。 巡査部長は、タクシーと歩行者の接触事故を処理するため現場に向かったが、到着すると運転手と歩行者が口論になっており、「早く処理しようと焦ってしまった」と話しているという。