各校のエースが集う花の2区(23・1キロ)で駒大・田沢廉(3年)が、歴代4位となる1時間6分13秒の区間賞を獲得した。 駒大の2区区間賞は、ゲキを飛ばした大八木弘明監督が86年大会で獲得して以来、36年ぶりだった。田沢の一問一答は次の通り。 ◇ ◇ -レースを振り返って 「去年も2区を走らせてもらって、権太坂の当たりいっぱい、いっぱいの走りがそれ以降も続いた。今年はある程度余裕を持ちながらラスト3キロまでいけたので、力が付いたと感じる1年だったと改めて思いました。去年はすごく遅かったので、最初からある程度のペースで押さないと、後続の選手も引き離すことができない。1秒でも早くという思いがあったので、良い流れできたので最初からいきました」 -大八木監督からも、(1時間5分台で走った)相沢(晃=東洋大)やヴィンセントの名前は出ていた。意識したところはあるんじゃないか 「途中から区間新狙えると
初出場の駿河台大が、4区から5区の小田原中継所で“先生と生徒のたすきリレー”を実現させた。 【箱根駅伝往路】ライブ速報>>中学教師を休職している、31歳の今井隆生(4年)が4区を区間20位。チームも18位から最下位の20位となったが、かつての教え子で5区の永井竜二(3年)は笑顔で待っていた。たすきをつなぐと、法大時代に「爆走王」として話題を集めた、徳本一善監督(42)に「ありがとう」とねぎらわれ、涙を流して崩れ落ちた。 走り終えた今井は「前日も永井と頑張ろうと話していた。誰もができることではない。永井と僕を結んでくれた監督にも本当に感謝しています」と、かみしめるように話した。箱根駅伝出場を夢見て埼玉県の中学体育教師を休職。20年に駿河台大心理学部3年に編入した。永井は駆け出しの教師時代の教え子。避けたかった最下位に転落したが、徳本監督からはレース中に「謝ってきたらぶっ飛ばすぞ。全部起用した
2年ぶり5度目の往路優勝に輝いた青学大の原晋監督は「理想の(中でも)最上位の展開になった」と大喜びだった。 【箱根駅伝往路】各区間詳細>>当初は「東京国際、駒大さんが抜けて、追う展開になると予想していた」と、2連覇を狙う駒大、ヴィンセントを擁する東京国際大の後につけると考えていたようだ。しかし、「前が見える3区で先頭に立つことができた。素晴らしい」と、1時間1分の区間2位で好走し、トップに躍り出た1年生の太田蒼生をたたえた。 また、5区の山登りには、これまた1年生の若林宏樹を起用。若林も1時間10分46秒の区間3位と、しっかりと走り、原監督は「若の神。来年は区間賞で山の神を目指してほしい」と絶賛だ。 往路優勝に貢献した2人の1年生は「青学大には成長できるメソッドがあり、それを1年生から体感してくれた」と、原監督は強化策がしっかりとはまったことが勝因と分析。「故障なく夏を乗り切って、素晴らし
2022年の箱根駅伝では、新型コロナウイルス感染防止のため主催者が沿道での応援自粛を呼びかけているが、走路の沿道には選手の姿を見ようと大勢の人が詰めかけ、マナーの悪さを指摘する声が出ている。 【写真】沿道には人がギッシリ 一方、人出の多かった初詣などと比較して、自粛要請に不満を漏らす向きもあり、運営のあり方をめぐって様々な意見が出ている。 ■ほとんどがマスク姿だったが... あまりにも密集しているため、人の間からスマホのカメラを向ける人がいたり、タオルのようなものを振って、大声で選手らに声援を送ったり...。ほとんどがマスク姿だったが、沿道の様子は自粛とは言い難いものだ。 2022年もスタートした箱根駅伝は、初日の1月2日、1区で15年ぶりの区間新が出たほか、前回優勝した駒大を優勝候補の青学大が3区で抜き返すなど、早くも盛り上がっている。往路は、青学大が2年ぶり5回目の優勝を果たした。 主
立憲民主党の蓮舫参院議員が2日、ツイッターに投稿。早朝に「パワフル大作戦 おはようございます。今日、明日の箱根駅伝!今年も箱根で母校を熱く応援します 参加する全ての選手が頑張れますように」と記し、青学大陸上競技部のツイッター投稿を引用した。 【写真】青学頑張れ~ 沿道で応援!? 正午すぎには「5区!!!がんばれ、母校」と記し、白バイに伴走されながらコースを走る選手の写真を投稿した。 関東学生陸上連盟は箱根駅伝について、昨年に続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止につとめるとして、大学関係者や保護者には「来場および沿道での応援行為については強く自粛を求めます」とし、一般ファンや近隣住民にも沿道での応援自粛を求めている。 蓮舫氏が「箱根で母校を熱く応援」と現地応援していると受け取れるコメント投稿や、写真投稿を行っていることから「えっ?現地応援ありですか?」「現地応援されて青学は迷惑に感じてるか
前回大会2位の創価大の嶋津雄大(4年)が、4区で6人抜きの快走で区間賞を獲得した。11位でタスキを受けると先行する選手を次々と抜き去り、18キロすぎに4位に浮上。中継所の手前で帝京大にかわされたが、5位でタスキを渡し、往路8位の原動力になった。視力にハンディを抱えながら、4年間で日本人エースに成長。3度目の箱根路で集大成の走りを見せた。 【箱根駅伝往路】各区間詳細>>信条の『心で走る』の真骨頂を発揮した。嶋津は11位でタスキを受け取ると、ハイペースで駆けだした。「もっと前に」。それだけを考えて、限界を超えた限界に挑み、ライバルを次々と抜き去った。12キロには優勝候補の駒大も。18キロすぎに抜いた帝京大に最後はかわされたが、苦戦のチームを5位まで浮上させた。 20年は10区で区間新記録。昨年は4区で2番手から首位の東海大を逆転してトップに立ち、初の往路優勝の流れをつくった。「僕はいつも心で走
新成人の人口は20年前にわかってたこと総務省が発表した2022年1月1日現在の人口推計によれば、今年新成人を迎える人口は前年から4万人減って120万人となり、過去最少を更新したとのこと。報道発表には「新成人は男性が61万人、女性が59万人。総人口に占める割合は0.96%で、2年ぶりに減少した。95年以降、減少傾向が続いており、1%を下回るのは12年連続となった」とあるのだが、それは特に目新しい話ではなく、20年前にわかっていた話である。 なぜなら、20歳になる人口というのは20年前に出生した人口とほぼイコールであり、死亡や海外移住でもない限り、そのまま推移する。ちなみに、2020年人口動態調査の年齢別死亡者数によれば、年齢不詳を除く0歳~19歳までの死亡者数は年間で3973人。年間死亡の約0.29%である。現代は、生まれてきた子どもはほぼ死なずに成人するといってもいい。 若年人口の死亡が近
Published 2022/01/02 16:01 (JST) Updated 2022/01/02 18:34 (JST) 【北京共同】中国で1989年に民主化運動が武力弾圧された天安門事件について、習近平国家主席が昨年11月の演説で、共産党と国家を守るための歴史的な英断だったと称賛していたことが分かった。米国と戦った朝鮮戦争と並ぶ国家的危機を切り抜けたと位置付けた。党の政治理論誌「求是」が1日伝えた。 演説は昨年11月に党が40年ぶりに「歴史決議」を採択した際に行った。習氏は80年代末から東欧や旧ソ連で社会主義体制が崩壊し「中国でも89年に深刻な政治風波(騒ぎ)が発生した」と天安門事件に言及。「党は断固とした措置で、党と国家の生死存亡がかかる闘争に打ち勝った」と述べた。
2年ぶりの有観客開催となった昨年大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」(後7・30~11・45)第2部(後9・00~11・45)の平均世帯視聴率が34・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。2019年の37・3%を3・0ポイント下回り、2部制になった1989年以降、歴代最低の数字となった。前年20年の40・3%から大幅6・0ポイント減。40%の大台割れは19年以来2年ぶり7度目となった。 【写真】紅白歌合戦で素顔で熱唱し、話題となった「まふまふ」 第1部(後7・30~8・55)は31・5%(前年は34・2%)。 個人視聴率は第1部が23・4%(前年は25・0%)、第2部が24・8%(前年は29・6%)。 番組は同時・見逃し配信サービス「NHKプラス」でも生配信(今月7日まで見逃し配信)。スマートフォン・タブレット・パソコンからの視聴が増えた可能性もある。今回の紅白
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関東の大学対抗で競う「箱根駅伝」は、2日往路が行われ、青山学院大が2年ぶり5回目の往路優勝を果たしました。 98回目の箱根駅伝には、オープン参加の関東学生連合を含む21チームが出場しました。 2日の往路は東京 大手町から神奈川県箱根町までの5区間、107.5キロのコースで争われ、1区は中央大の2年生、吉居大和選手が5キロすぎから独走して後続を40秒近く離す区間新記録をマークしました。 エース区間の「花の2区」では、連覇を目指す駒沢大のエース、田澤廉選手が7キロすぎに中央大を逆転してトップに立ち、区間賞の走りで2位の青山学院大に1分以上の差をつけました。 青山学院大は3区の1年生、太田蒼生選手が区間2位の力走で駒沢大を抜いてトップでたすきをつなぎ、山登りの5区で同じく1年生の若林宏樹選手がリードを広げて5時間22分6秒のタイムで、2年ぶり5回目の往路優勝を果たしました。 青山学院大の原晋監督
箱根駅伝「観戦マナー」が物議 沿道に人ギッシリ、声出し応援...自粛要請「ガン無視」の現実 J-CASTニュース6024 2022年の箱根駅伝では、新型コロナウイルス感染防止のため主催者が沿道での応援自粛を呼びかけているが、走路の沿道には選手の姿を見ようと大勢の人が詰めかけ、マナーの悪さを指摘する声が出ている。
【読売新聞】 箱根駅伝本番まで2週間を切った。登録された各校16選手の自己記録を見ると、かつてないレベルアップが進んだことが判明した。98回目を迎える大会は、超高速化時代に突入する。(編集委員 近藤雄二) 駅伝は、持ちタイムだけでは
箱根駅伝2022 全チーム紹介【予選会校編】 (シード校編:「2強」以外も上位を狙える>>) 「シード校編」に続き、予選会を突破してきた10校を紹介する。完全復活を期す名門校から初出場校まで、シード権獲得を目指す各大学の戦力をチェックしていこう。 ※紹介は箱根駅伝予選会の結果順 予選会トップの明治大をはじめ、シード権を狙えそうなチームも多いこの記事に関連する写真を見る【明治大学】 10000m平均タイム3位の戦力でトップ5を目指す 前回は序盤の出遅れが響き、一度もシード圏内に入ることができずに11位でゴールした。 しかし今季はトラックシーズンから好調で、予選会は後続に4分以上の大差をつけて堂々のトップ通過。2週間後の全日本大学駅伝は10000mで28分10秒前後のタイムを持つ鈴木聖人と手嶋杏丞(ともに4年)、予選会個人9位の加藤大誠(3年)が精彩を欠いたが、総合力でカバーした。児玉真輝(2
箱根駅伝2022 全チーム紹介【シード校編】(予選会校編:シード権を奪取できそうな有力校は?>>) 前回の箱根駅伝はノーマークだった創価大が往路を制すと、復路も終盤まで独走した。しかし、駒澤大が残り約2kmで世紀の大逆転に成功。13年ぶりの総合優勝に輝いた。今季は東京国際大が初出場した出雲駅伝で初優勝を成し遂げると、出雲で5位に終わった駒澤大が全日本大学駅伝で連覇を達成。青学大が出雲と全日本で2位に食い込んだ。 2022年の箱根駅伝は駒澤大と青学大の"2強対決"を予想する声が強いが、往路V、総合優勝を目指しているチームは他にもある。正月決戦はどんな戦いになるのか。前回10位までに入りシード権を獲得した各大学の注目選手と戦力をチェックしていこう。 ※紹介は前回大会の総合結果順 全日本は青学大とのアンカー勝負で駒澤大が優勝。果たして箱根は?この記事に関連する写真を見る【駒澤大学】 連覇に向けて
2012(平成24)年1月2日 箱根駅伝5区、柏原選手が4年連続区間賞 「福島県 今日は何の日」 2022/01/01 18:00 2012(平成24)年1月2日 箱根駅伝5区、柏原選手が4年連続区間賞 第88回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)第1日、東洋大の柏原竜二選手(いわき総合高卒)が、山上りの5区で4年連続区間賞を獲得した。1年生から5区を担い、区間記録更新も3度目となった。
第98回東京箱根間往復大学駅伝(1月2、3日=東京・読売新聞社前~箱根・芦ノ湖、10区間217・1キロ)開幕まで、あと2日となった。箱根路を彩った記憶に残るランナーを紹介する4回目は、1997年(平9)大会で3年連続区間賞を達成した「山の神」順大の今井正人です。 ◇ ◇ ◆1997年1月2日、5区(小田原~箱根・芦ノ湖23・4キロ) 山登りの5区で順大の今井正人(4年)が、トップの東海大から4分9秒差の5位でたすきを受け取ると、4人をごぼう抜きして2年連続で往路優勝のテープを切った。昨年出した区間記録を25秒も縮める1時間18分5秒で、同区の3年連続区間賞を達成した。 「自分にはここしかないので」。小田原中継所でたすきを受け取った時、トップの東海大とは4分9秒差の5位。さすがに今井自身も「届かないかな」と思った。しかし、日体大の北村に食らいつかれてエンジンがかかった。最大傾斜角11度の
2区(23・1キロ)を走った最強留学生、東京国際大ヴィンセント・イエゴン(3年)が左足を負傷していたことを明かした。 【箱根駅伝往路】各区間詳細>>ヴィンセントは区間5位タイの1時間7分2秒と本領発揮とはいかず。自身が持つ区間記録の1時間5分49秒には遠く及ばず、区間賞の駒大・田沢からも49秒遅れた。 戸塚中継所で通訳を介して取材に応じたヴィンセントは「5キロを過ぎたあたりから痛みがあって、ペースを落とした。駅伝はチームのためなので、走りきれるペースで走りました」と告白した。 故障の箇所については「左足の足首から、足の外側に掛けて」で、1カ月ほど前から痛みがあったという。 「12月頭に日体大(記録会)を走ったのですが、その前から少しダメージが残っていましたが、スパイクを履いたので、そのダメージが残っていて。痛みがその後も増してきた状況で、今日に至りました」 期待感が大きかっただけに、それを
【箱根駅伝】創価大・嶋津雄大は今年も強かった 4区、6人抜きで5位浮上…区間賞獲得 2022年1月2日 12時38分
2区で駒大の田沢廉(3年)が、歴代4位となる1時間6分13秒の区間賞を獲得した。 【箱根駅伝往路】ライブ速報>>20キロ過ぎには、大八木弘明監督から「相沢の記録を抜けるぞ!」などとゲキを受け、苦しい表情を見せながらラストスパート。2年前の20年大会で東洋大の相沢晃がマークした当時の区間記録で、日本人歴代最高の1時間5分57秒を意識しつつ、奮起した形となった(21年大会で東京国際大のケニア出身留学生ヴィンセント・イエゴンが1時間5分49秒で区間記録更新)。 駒大の2区区間賞は、ゲキを飛ばした大八木監督が86年大会で獲得して以来、36年ぶりだった。田沢も走り終えた後に「監督も走る前に『2区で区間賞を取ったんだぞ』ということを話していたので、それ以来でうれしいです」と、笑顔を見せながら話した。
5区で2年連続区間賞を獲得した細谷翔馬(4年)が、帝京大を過去最高順位の往路2位に押し上げた。 【箱根駅伝往路】各区間詳細>>4位でタスキを受けると、3位に後退した東京国際大を抜き、11キロすぎには中継所で64秒差あった2位の国学院大も抜いた。前年の自身のタイムを1分19秒も更新する1時間10分33秒でゴール。優勝した青学大に2分37秒差で続いた。それでも「復路のために1秒でも縮めてゴールすることを考えました。2位はうれしいけど、往路優勝を目標にしていたので少し悔しい」と喜びは控えめだった。 1、2年時はメンバーに入らなかったが、地道な努力で3年目に開花した。中野孝行監督は「帝京大のキャッチフレーズ『世界一あきらめの悪い男』だなと思った」という。卒業後は地元山形県に戻り、市役所に就職して公務員になる。「次は地元で市民ランナーとして走っていこうと思っています」と細谷。「なかなか続けて区間賞を
3区(21・4キロ)は、首位の駒大と1分3秒差の2位でタスキを受けた青学大の1年生、太田蒼生(1年)が終盤の驚異的なスパートでトップに立った。 【箱根駅伝往路】ライブ速報>>4位から浮上した東京国際大の日本人エース丹所健(3年)に3・7キロすぎに抜かれて3番手に下がったが、その後、丹所の後方をピタリと追走した。 12・9キロ地点で駒大の安原太陽(2年)に追いつき、ここから丹所と太田、安原の3人の争いになったが、14キロすぎに安原がズルズルと遅れ、18・2キロすぎに太田がスパートして、東京国際大の丹所に12秒差をつけて単独トップでタスキを渡した。 5番手でタスキを受けた3区日本人最高記録保持者の帝京大の遠藤大地(4年)が序盤に国士舘大をかわし、18・5キロすぎには駒大も抜いて3位に浮上。1位青学大と1分7秒差でタスキを渡した。 さらに国学院大の山本歩夢(1年)が、10位から6人抜きで、トップ
各校のエースがそろった花の2区(23・1キロ)で、東京オリンピック(五輪)3000メートル障害7位入賞の三浦龍司(順大2年)が区間11位と本来の力を発揮できずに終わった。1時間7分44秒と、区間賞の田沢廉(駒大)の1時間6分13秒から1分31秒も遅れた。 【箱根駅伝往路】ライブ速報>>三浦は当日の区間変更で、満を持して2区に投入。11月の全日本大学駅伝の2区で区間賞を獲得するなど、切れ味鋭い走りが注目を浴びていた。だが19番目の位置でタスキを受けると、いつもの伸びはなかった。順位を1つこそ上げたが、後ろに付けていた日体大の藤本珠輝(3年)に抜かれてしまうなど精彩を欠いた。 テレビ解説者の日本陸連・瀬古利彦副会長も「体調が悪かったのでは」と心配した。 三浦は昨年の1区で10位と出遅れ、「あの悔しさは忘れない。リベンジしたい」と誓っていたが、今回も不本意な結果となった。
【箱根駅伝】1区で中大の吉居大和が「空前絶後」を超える区間新記録!瀬古利彦さん「碓井哲雄さんが背中を押した」 ◆報知新聞社後援 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走往路 (2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ) 98回目の伝統の継走が始まった。 前回は1区スタート直後はジョギングのような超スローペース。最初の1キロは3分33秒も要し「史上最遅ペース」と言われたが、今回は中大のエース吉居大和(2年)を先頭に最初の1キロを2分秒50秒の好ペースで通過した。その後、吉居が快調に飛ばし、最初の5キロは14分7秒で通過。吉居は5・6キロで独走態勢に入り、10キロを27分57秒と1万メートルの自己ベスト(28分3秒90)より速いタイムで通過した。 吉居は終盤も踏ん張り、1時間40秒(タイムは速報値)で15年ぶりに区間記録を更新した。従来の1区区
【読売新聞】 2日に始まった第98回箱根駅伝は、4区に入った。 1位でスタートした青学大の飯田貴之(4年)は、11月の全日本大学駅伝の最終8区で、駒大の花尾恭輔(2年)と競り合いを演じた。両者が箱根でも再戦となった。2位の東京国際大
東京国際大の日本人エース丹所健(3年)が、1時間0分55秒の3区(21・4キロ)の日本人最高記録で区間賞を獲得した。20年に帝京大の遠藤大地(当時2年)がマークした記録を28秒更新した。 【箱根駅伝往路】ライブ速報>>4位でタスキを受けると1キロで国士舘大をかわして3位に。3・7キロすぎに青学大の太田蒼生(1年)をとらえて2位に浮上した。12・9キロでトップの駒大の安原太陽(2年)もかわしたが、18・2キロすぎに後方をピタリとつけてきた太田に抜き返されて、最後は2位でタスキを渡したが、個人記録では太田を5秒上回った。 「日本人最高記録を狙って無事に出せてよかった。前半つっこみ過ぎた部分もあったけど、あらためて自分はその走りが合っていると感じた」と満足げ。3区は母校・湘南工大付の地元でもある。 「高校3年間過ごした地元。お世話になった先生、友達や地元のメッセージがあったから日本人最高記録に結
1区(21・3キロ)は5000メートルのU-20(20歳以下)日本記録を持つ中大の吉居大和(2年)が、07年に東海大の佐藤悠基(当時2年)がマークした1時間1分6秒を15年ぶりに更新する1時間0分40秒の区間新記録を樹立した。 【箱根駅伝往路】ライブ速報>>5・6キロ過ぎに先頭集団から1人で飛びだした。10キロ通過タイムは区間記録を20秒も上回り、2位集団とは31秒差をつけた。15キロ通過は区間記録をさらに33秒上回り、2位集団との差を1分20秒差に広げ、最後までペースを落とさない独走だった。 吉居は「自分で行くと決めてはなかったけど、ペースが遅かったので自分のペースで行こうと思った。後続と最初30秒差と言われたときはまだ分からないと思ったが、1分差がついたときにこれならいけると思った。自分のペースで走って区間新記録を出せたのは自信になる」と、大記録にも淡々とレースを振り返った。
◆報知新聞社後援 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走往路 (2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ) 初出場の駿河台大の31歳「中学体育教師」ランナー今井隆生(4年)が4区を18位でスタートした。 今井は今大会の注目選手のひとり。埼玉県の中学校体育教師だった今井は20年4月、教員の「自己啓発等休業」制度を利用し、駿河台大の心理学部3年に編入学した。「教師として力不足を実感することがあり、今まで勉強していなかった心理学を学んで、もっと生徒に寄り添える先生になりたいと思いました」と編入学の理由を明かす。同時に、もうひとつ壮大な挑戦を決めた。 今井は東京・大泉高時代は陸上部に所属し、箱根駅伝出場を目標としていたが、全国レベルに届かず、日体大に入学後はトライアスロンに転向した。「日体大時代はトライアスロンに全力を尽くしていたので、箱根駅伝へ
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