大学長距離界はまもなく新しいシーズンを迎えるが、今シーズンも1年目から躍動したルーキーが多かった。なかでも特に目立ったのは、國學院大の平林清澄だっただろう。 天気がいい日には、寮の屋上で寝そべって、ラジオを聴きながら小説を読むのが好きだと言う。普段はそんなおっとりした一面があるが、レースになると表情は一変。駅伝でタスキを受け、大きな目を見開いて前を追う様は印象的だ。 大学入学後に一気に頭角を現した平林は、出雲、全日本、箱根と三大駅伝の全てで安定した活躍を見せてきた。そして、3月13日の日本学生ハーフマラソンでは見事に学生日本一に輝いた。
![青学大・駒大も抑えて“國學院大の1年生”が学生ハーフで優勝…平林清澄は“MGC史上初の現役学生ランナー”になれるか?(和田悟志)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e357d3bb2e8af8bf1e047261473f829c4d08c5a9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F7%2Fc%2F-%2Fimg_7c3075dc62c508b7e5e3e4e29780f0da266637.jpg)