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ブックマーク / izumisy.work (8)

  • ステッカーを額縁に入れて飾るとカッコいい - Runner in the High

    勉強会やイベントなどでIT系のステッカーを集めるのが個人的な趣味である。これが絶妙に使い所がないため、溜まる一方。 かつてはMacbookの天板に貼っていたのだが、アラサーになってミニマリスト気味になってきたからか、気持ち的にはもうラップトップに貼りたくない。リセールのときに剥がしたりするのもめんどくさいし、かといってステッカーを貼る用のカバーをつけるのもちょっとな... という。 額縁に入れる というわけでダンボールを下地にしてステッカーをコラージュ的に貼ってみた。思ったよりいい感じ。 使っているのは、適当にAmazonで検索して出てきたA2額縁と、そのサジェストで出てきたフックで引っ掛けているだけ。 中に入っている段ボールは額縁の梱包をカッターで切り抜いて使ってみたのだが、コルクボードっぽい風合いになってこれがなかなか悪くない。ただ、クリア背景のステッカーを貼るには、やはり白い厚紙の方

    ステッカーを額縁に入れて飾るとカッコいい - Runner in the High
  • コードレビューとオーナーシップ、できる限りコードレビューをしない - Runner in the High

    前職でフロントエンドチームのスペシャリストとして開発プロセスを考えるポジションにいた。そのときに試してみて良かったなと思えたのはAutoApproveという仕組みで、これは任意のPRにAutoApproveというラベルが付くとGithub Actions経由でPRがGithub BotにApproveされコードレビューなしでマージできるというもの。 コードレビューでは、プロダクトの規模が大きくなっていくにつれ認知的・時間的なコストが嵩む。レビュワーも広汎なドメインや設計レベルの知識が求められたり、人が増えると「これレビューする意味ある?」みたいなPRもレビュワーにバンバン飛んでくる。そうなると、全体的にさらっと見てApproveしたりする。これはもちろんレビューをされる側もそうで、コードレビューという仕組みがあるとなんとなくレビューをゲートキーピング的に捉えてしまいがちなところがある。 な

    コードレビューとオーナーシップ、できる限りコードレビューをしない - Runner in the High
  • WearOSアプリでGoogle Calendarの情報を取得したい備忘メモ - Runner in the High

    先日、新しく発表されたPixel Watch 2を買った。 Google グーグル Pixel Watch 2 Champagne Gold アルミケース/Hazel アクティブ バンド(Wifi) GA05030-GB Google(グーグル)Amazon それに伴いWearOS用のカレンダーアプリを自作しようとしているのだが、これが想像以上にむずかしそうなので備忘メモ。 ContentResolver 知っている人にとっては当然かもしれないが、AndroidにはContentResolverという仕組みがある。これは、ざっくりいうとあるアプリから異なるアプリやシステムに対してデータのCRUDを行うための抽象化されたI/Fを提供してくれるもの。 AndroidアプリからGoogle Calendarに対するアクセスもこのContentResolverによって抽象化されており、SQLクエリ

    WearOSアプリでGoogle Calendarの情報を取得したい備忘メモ - Runner in the High
  • 技術力のボトムライン、技術的負債 - Runner in the High

    実際の現場に現れる負債とかクソコードとか呼ばれるものは、簡単にできるはずのものが何十にも不必要な複雑性でラップされた成果物(標準ライブラリ相当の実装を自前で全部書いていて、かつエッジケースでバグだらけ、とか)であることが多い。しかし一方で、そもそもの実現したいこと・あるべき仕様のレベルである程度複雑性が仕方ないケースに対して、最短ルートで立ち向かったものが技術的負債扱いになってしまうこともある。 かつて、某データフォーマットプロトコルで外部のアイデンティティプロバイダとデータ連携を行う機能を開発したことがあった。 さすがに1からRFCに沿って自分で全部作るのはおかしいに決まっているので、Githubで使えそうなOSSライブラリを探していたのだが、その際に見つけたものは90%は欲しい機能があるものの残り10%ほど必要な機能が足りていなかった。そこまで使えるなら、あとは自分らでフォークして足り

    技術力のボトムライン、技術的負債 - Runner in the High
  • 野良社内ツールと開発生産性、プラットフォーム・エンジニアリング - Runner in the High

    よくある野良の社内ツールは、開発生産性を向上させるための手段としてスポットで生まれることが多い。 たとえば、定期的に依頼されて手作業でキックしているバッチ処理を誰かがAPI化したり、それがCLIで実行できるようになったり、あるいは不特定多数の人々が手でやっている作業が有志で自動化されツールになるなど。そして社内の口コミや告知で伝搬され、使われていく。 出来の良い社内ツールは、野良だとしても開発チームが普段の開発プロセスのなかで意識したくない複雑性や実装の詳細をうまく抽象化し、認知負荷を下げる役割を果たしている。見方を変えれば、社内ツールはチーム・トポロジー*1でいうところのX-as-a-serviceインタラクション・モードの具象化のひとつだと言える。開発チームと社内ツールを開発する人間を社内ツールがインターフェイスとなって接続している。広い目線で見ると、これはプラットフォーム・エンジニア

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  • Discord誕生以前のストーリー - Runner in the High

    open.spotify.com Podcastで聴いて面白かったので、Wikipediaに書かれていない話だけ備忘録的にメモ。 インキュベータ時代 UCバークレーのルームメイトの親戚がインキュベータを始めるため、起業したい若者を探していた。その話に乗っかりシリコンバレーで起業。最初期はマッチングアプリをやったりFlashでマルチプレイヤーのunoを作ったりした。 同時期にスティーブ・ジョブズがAppStoreを発表。それを見て「これは絶対来る」と確信し、作っていたものを全部畳んでゲームアプリ開発に全振り。2008年頃。今ではよくあるRPG風味のパズルゲーを作ってたくさんのユーザーを獲得した。 マネタイズの方法は考えてなかった。 OpenFaint時代 自分たちがゲーム開発で用いていたリーダーボードやチャットルームなどのソーシャル機能を汎化してプラットフォーム化するアイデアを思いつく。 簡

    Discord誕生以前のストーリー - Runner in the High
  • ブラウザ自動化のツールとその周辺知識に関する備忘録 - Runner in the High

    業務でE2Eテストの導入を進めており、ブラウザ自動化のためのツールに関して調べる必要があったので備忘録的に書き残しておく。 自分のブラウザ自動化周りの知識といえばはるか昔に大学生のころインターンでSeleniumを用いたテストの自動化をやったくらいで止まっており、その頃の記憶からブラウザの自動化はあまり信頼のおけない挙動ばっかりする... というイメージがあった。 とはいえ、現在は当時よりも様々な選択肢があるらしいので、少しづつ過去の歴史に触れつつキャッチアップしてみる。 Selenium Remote Control (Selenium 1) おそらく自分が大学生のときに触ったのはこのRCの世代だと思われる。 www.selenium.dev Selenium 1はブラウザ上での動作を実行するSelenium Coreとそれに対して操作処理を送信するRemote Controlから構成さ

    ブラウザ自動化のツールとその周辺知識に関する備忘録 - Runner in the High
  • ソフトウェア開発におけるクリエイティビティの最小化、認知負荷 - Runner in the High

    前提としてクリエイティブな仕事は再現性が低い。しかし逆に言えば再現性があってはいけないものがクリエイティブであり、再現性がないからこそクリエイティブであると言える。アートのように非再現的なものはクリエイティブであり、再現性が低く刹那的な成果物であることに意味がある。 ソフトウェア開発にもまたアート的なクリエイティビティが求められつつも、ビジネスとしての利益追求では再現性が同時に求められることが多い。従って、多くの現場ではソフトウェア開発を再現性の高い労働集約的な仕事に転換しようとする。むしろ、そうしなければ開発組織の規模をスケールさせることができない。 ここで言うクリエイティビティの有無とは質的に技術力とイコールであり、その具体性の表出はフレームワークやプログラミング言語を使うことではなく、逆にそれらを生み出す側にある。このレベルの技術力を持つ人材を集め続けるのは無理があるが、一方で技術

    ソフトウェア開発におけるクリエイティビティの最小化、認知負荷 - Runner in the High
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