大規模Webアプリケーションプラットフォームを開発して軌道に乗るまでにやったこと / How to Put Platforms on Track
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大規模Webアプリケーションプラットフォームを開発して軌道に乗るまでにやったこと / How to Put Platforms on Track
2023 年はビジネスとオープンソースの関係が難しくなった年であったように思います。 6 月には、フルタイムの Ruby コミッターとして研究開発を行っていたお二人がクックパッド社の人員削減の影響を受けたことに端を発して、オープンソースに深く関わってきた一部のソフトウェア・エンジニアを中心に、ビジネスとオープンソースの関係について議論がありました。 8 月には HashiCorp 社が自社のオープンソース製品群のライセンスを Business Source License 1.1 (BSL) に変更したことも話題になりました。 また 2023 年は、一年を通して大規模言語モデル (Large Language Models; LLM) が話題になった年でもあり、ビジネスにも大きな影響がありました。 大規模言語モデルとオープンソースの関係に焦点を絞っても、「非オープンソースのライセンスで公開
「【ハイブリッド開催】Rubyで追求するモジュラモノリスの可能性」は、バックエンドにRubyを採用している株式会社タイミー、hacomono社、ワンキャリア社が、Rubyにおけるモジュラモノリスの可能性や良い点、悪い点を共有する勉強会です。ここで株式会社hacomonoの志賀氏が登壇。続いて、モジュラモノリス実現のための取り組みについて話します。前回はこちらから。 モジュラモノリスを導入に向けて境界分けをどうするか 志賀誠氏:じゃあ今度は、モジュラモノリスの実現の方法について説明します。(スライドを示して)Railsでモジュラモノリスを導入するにあたって、パッと思いつくもので、このスライドにあるような問題があるかと思います。 1個は、やはりRailsはRubyなので、なんでも書けちゃうということがあると思います。もうやろうと思ったらいくらでも越境できちゃう境界区域とかがあると思います。 も
私たちはCloudアプリケーションによって、リアルタイムでのCollaboration(共同作業)や複数デバイスからのデータアクセスを可能にしてきました。それはあらゆるデータをサーバに集中させることによって実現していますが、同時にデータのOwnership(所有権)を失っていることを意味します。 もし使用しているサービスが停止してしまったら、そのソフトウェアは機能しなくなり、それまでに作成していたデータは失われてしまいます。 またCloudアプリケーションによって私たちはどこからでもデータにアクセスできるようになりましたが、それは全てサーバを経由する必要があり、データを取得するにはサーバの許可が必要になります。 私たちがデータを他人のコンピュータに保存している以上は、そのデータに対するOwnershipをある程度奪われてしまっていると考えることができます。 Cloudアプリケーションはデー
VMwareがBroadcomに買収され、人がバサバサ切られ、次は製品に大鉈が振られ、無償版のESXiも当たり前ながら終了となりました。 blogs.vmware.com 無償のESXiと言えば4.0か4.1くらいの頃に無償版が登場して、かれこれ15年くらい提供されてきたので、ちょっとしたサーバーインフラ好きなご家庭なら1つくらいESXi環境があったのではないでしょうか(ほんまか?) うちの自宅も2013年の自作PC導入時のタイミングから10年ちょっと無償版ESXiのお世話になってきました。本当に、今までお世話になりました。 akkiesoft.hatenablog.jp 今後はvSphereのEssentials PlusとStandardが残りつつ、買い切りモデルからサブスクリプションモデルに移行するようですが、自宅サーバーをほそぼそやるには過剰なものになると思うので、別の環境への移行
はじめに お久しぶりです、iselegantです。 今回はAWSアーキテクトの目線から、多様なGoogle Cloud Load Balancingの世界を紹介してみたいと思います。 昨今、担当業務やプロジェクトによってはAWSのみならずGoogle Cloudを活用したり、マルチクラウドとして両方扱うエンジニアの方も多くなってきたのではないでしょうか? 特に、SI企業に所属する人においては、担当プロジェクトや業務、お客様が変われば利用するクラウドサービスも変わる、なんてこともよくあると思います。 私もその道を辿ってきた一人です。 現在ではクラウドサービス間においてもある程度のコモディティ化が進んでおり、ある一つのクラウドサービスに精通すると、他のクラウドサービス利用時におけるメンタルモデルが出来上がり、システムを構築する際に前提の知識や経験が大いに役立つはずです。特にAWSはサービスの幅
HTMX とは? の記事を見ればわかるが、Javascript の知識なしで ajax通信や高度なUIの実装ができるライブラリになっています。 賛否両論はあると思いますが、自分はあまり実装がどうなっているか分からず気になったので、ソースコードを少し見てオレオレHTMXを作ってみることにしました(誰にでも分かるように簡易な実装にとどめています)。 ではまずは、ソースコードを見てみましょう! HTMX のソースコードを読んでみる HTMX のソースコードは、主に の 3900行程度のコード(2024年1月27日現在)になっています。 最初からこのコードを読むのは骨が折れますが、どうやらエントリーポイントは、 // initialize the document ready(function () { mergeMetaConfig(); insertIndicatorStyles(); var
流行るか流行らないかで評価するのをやめろ!!!! すみません取り乱しました🙇 真面目な話各自の評価軸を持つのがいいと思っているんだけどそれが「流行るかどうか?」とかサンクコストにみんな関心があるのかもしれない(納得) 普及と成熟と細分化はセットみたいなところがあるのでそれぞれ違うものを使っているのを受け入れるのがいい気がするけど現実的には難しい 私はhtmxについては初見では「何か革新的なものなのか→モダンフロントエンド振り落とされおじの楽園か??」と思っていたのだけど現在はニーズがあるならまぁええがなと構えている むしろTurbo のDHHはウェブアプリが持続的接続前提になったゲームチェンジすら考えていそうで再注目した(フロントエンドエンジニアからはturbolinksの印象からよく思われていないようだけど) 「簡単なアプリケーションならこれで良さそう」というのは信用していなくて簡単な
概要 この記事では、SQLクエリをより効率的に記述するためのベストプラクティスとテクニックに焦点を当てています。データベースのクエリはシステム全体のパフォーマンスに直結するため、最適な書き方を知ることは重要です。インデックスの効果的な活用方法、適切な結合の選択、そして条件の効果的な書き方など、SQLの最適化に関する具体的な手法を解説します。各SQL文に関する実行計画の結果も掲載していますので、ぜひご確認ください。 なお、Oracle19cとOracle12cでの利用実績がありますが、他のデータベースやバージョンにおいての検証は行っておりません。 新しい情報は随時追加されますので、お楽しみにしてください。 SQLの最適化に関連する基本的なアイデア 以下の通りと考えています。 1.インデックスの利用 2.正しいJOINの選択 INNER JOIN、LEFT JOIN、RIGHT JOINなど、
皆様、明けましておめでとうございます。 今年は発信に力を入れていきたいなあという思いで新年1発目の記事を書いていきます。 質問です AWSマネジメントコンソールは、AWSリソースを管理するための重要なツールです。しかし、多くの人々がそのトップページを素通りしていませんか? デフォルトのAWSマネジメントコンソール デフォルトのレイアウトではこんな感じです。 私はこのトップページをちゃんと見たことはありませんでした。毎回ぜったい素通り。 どんなのがあるんだろう?と思って改めてよく見てみたら 「AWSへようこそ」って。今さらの挨拶過ぎん?あなたとわたし4年目よ。 「アプリケーション」なんも登録されていないのにデカデカ過ぎるやん>< Healthとコストそこにいたんだ。。気づかなかったよ とまあこんな感じです。 強いてこのページの利用シーンを上げるとしたら最近アクセスしたサービス に目当てのサー
私個人の障害対応の経験と 一昨日参加したIncident Response Meetup vol.1での学びから 障害対応において大切だと感じていることをまとめる。 障害とは リリース後のシステムにおいてシステムの不具合やユーザーの操作ミスによってユーザー業務に影響が出ているもしくは出る恐れがあるもの。 障害対応の目的 システムを直すことではなく、ユーザー影響の回避・低減・早期回復をすること。 障害対応に対する心構え システムの信頼性の要である 障害への対応の仕方でユーザー影響が大きく変わる いつ発生するかわからないため特定の人が常に障害対応をするということは不可能である 素早く適切に行動するための備えが重要である 役割分担 障害対応では復旧対応、原因調査、ユーザーへの説明、社内調整などたくさんのことをやる必要がある。 またそれぞれの作業の難易度が高いことも多い。 一人の人間にできることは
はじめに こんにちは。元ガチプログラマーのプレイングマネージャです。 できれば、プログラムをカタカタ打ってPC画面に向かって「いい感じのコードを書いちゃったなぁー」と独り言だけを言っていたい人間だったのですが、それだと仕事にならないなあと。 ということで最小限のコミュニケーションで仕事をする方法について考えたことをまとめておきたいと思います。 最小コミュニケーション術 『プロジェクトのゴールに対する』自分や相手の課題を解決できるようにコミュニケーションをとることが、コミュニケーションを最小にする方法と考えます。 相手の課題を解決するために自分となんらかの調整が必要なケースでは、相手の課題が解決するまではコミュニケーションが継続されますし、自分の課題についてもまたしかりです。 相手の質問の裏には、相手のプロジェクト上の課題が必ず存在します。相手の質問にそのまま答えても相手の課題が解決しなけれ
はじめに 初めまして、現在エンジニアをしながら起業をしてサービスを開発中の橋田至です。 私は今Swappyという同人誌のフリマサイトを開発中です。 現状まだサービスはリリース前でして、起業したと言っても売り上げは0のため、生きていくにはサラリーマンも行う必要があります。 今回は現在働いてる会社を退職し、新しい会社に転職することが決まったのでその経緯などを詳しく記載していきます。 自身の経歴 March卒 新卒では別業界に就職 2年働いたあとエンジニアに転職 現在エンジニア3年目 保有資格 ITパスポート 基本情報 応用情報 AWS CCP Salesforce PDI 転職理由 現在勤務している会社が倒産しそうなため というのも受託開発の会社で働いていたのですが、取引先がほぼ一社のみでその会社がエンジニアを内製化することになったと社長から伝えられました。 さらに元々従業員が1桁程度しかいな
はじめに プログラミング学習を始めて1年経過しました。しかし、今までオブジェクト指向の概念から目を背けてきた結果、現在エンジニアとして苦労しているので、書籍「オブジェクト指向でなぜつくるのか」にて学習中です。 その中で、以下のような章がありました。 「メモリの仕組みの理解はプログラマのたしなみ」 これを見て、自分は今までそんなこと意識していなかったのと強く感じたので、今回はこの書籍で書かれていた、一般的なプログラムの動作環境としての最低限の知識を整理しました。 プログラムが動く仕組みを理解する上で重要な概念 コンパイラ方式とインタプリタ方式 プログラムの基本的な実行方式は大きく分けて2つあります。 コンパイラ方式 コンパイラって何? コンパイラは、プログラム全体を読み込んで、それをコンピュータが理解できる形(機械語)に一度に変換するプログラムです。 どういう時に使うの? コンパイラは、プロ
はじめに この度、転職とスキル向上を目的に個人サービス(Football League)をリリースしました。 ITに関する学習は約1年ほど、その内の半年でサービスの開発をしました! まだまだ修正箇所はあるものの、ひとまず形にはなったのでサービスの使用技術や開発過程を共有したいと思います。 私自身、独学で学習してきたのでそういった方々にとって少しでも参考になれば幸いです。 ご報告 現在権利関係について、本サイトで利用している外部APIの提供者様にお問い合わせしているため、メンテナンス状態とさせて頂いております。 ・メンテナンス時間 2024/01/18 15:45〜未定 自己紹介 商業高校卒(サッカー部⚽️) 25歳 青森住み🍏 職業はトマト農家です🍅 どのようなサービスか 本サービスは、欧州5大リーグのサッカーの試合結果やチーム情報などを閲覧することができるWebサイトです。 ただ情報
記事の概要 私(芝浦工業大学学部4年生)が大学2年時に1人で制作した、大学のポータルアプリ(ポータルサイトからスクレイピングして時間割などを表示する)が、大学に正式採用され、公式アプリ"ScombApp"としてリリースされるに至った経緯を時系列順に説明します。 ホーム画面 時間割画面 制作の動機 大学のポータルサイト使いにくいがち。 ポータルサイトのスマホアプリ版があれば便利そう。 他にやってる人いなさそうだし、最初に作ったらみんな使ってくれそう。 ポータルサイトの問題点 大学ポータルサイトで使いにくかった点を挙げていく。 とりあえずこれを克服することを目標にした。 ログインの時に自動補完が使えない 制作当時はBASIC認証で、スマホからだとログインの自動補完ができなかった。 毎回手打ちでパスワードを入力している人がほとんど ←!? 次の授業や教室を確認するだけでも、毎回手打ちログインが必
Intro 2023 年の Web 技術を振り返る試験として、「Web 技術年末試験 2023」を実施した。 その問題と想定解答、平均点などを公開する。 Web 技術年末試験 この試験は、「去年の Web にはどんな変化があったか」「どんな新しい技術が出てきたか」などを、試験形式で振り返るコンテンツを作ってみたことに端を発している。 2022 年はこれを狭い範囲で実施したが、思った以上に評判が良かったため、 2023 は受験者を一般募集してみることにした。 試験形式であるため点数は出るが、目的は「今年はこんなことがあった」を振り返ることや、「こんなことがあったのは知らなかった」という取りこぼしに気づく機会になることである。 解答用紙/想定回答 [解答用紙]: Web 技術年末試験 2023 https://docs.google.com/document/d/1jdN0NsM-PAnYRl
前職でフロントエンドチームのスペシャリストとして開発プロセスを考えるポジションにいた。そのときに試してみて良かったなと思えたのはAutoApproveという仕組みで、これは任意のPRにAutoApproveというラベルが付くとGithub Actions経由でPRがGithub BotにApproveされコードレビューなしでマージできるというもの。 コードレビューでは、プロダクトの規模が大きくなっていくにつれ認知的・時間的なコストが嵩む。レビュワーも広汎なドメインや設計レベルの知識が求められたり、人が増えると「これレビューする意味ある?」みたいなPRもレビュワーにバンバン飛んでくる。そうなると、全体的にさらっと見てApproveしたりする。これはもちろんレビューをされる側もそうで、コードレビューという仕組みがあるとなんとなくレビューをゲートキーピング的に捉えてしまいがちなところがある。 な
先日、新しく発表されたPixel Watch 2を買った。 Google グーグル Pixel Watch 2 Champagne Gold アルミケース/Hazel アクティブ バンド(Wifi) GA05030-GB Google(グーグル)Amazon それに伴いWearOS用のカレンダーアプリを自作しようとしているのだが、これが想像以上にむずかしそうなので備忘メモ。 ContentResolver 知っている人にとっては当然かもしれないが、AndroidにはContentResolverという仕組みがある。これは、ざっくりいうとあるアプリから異なるアプリやシステムに対してデータのCRUDを行うための抽象化されたI/Fを提供してくれるもの。 AndroidアプリからGoogle Calendarに対するアクセスもこのContentResolverによって抽象化されており、SQLクエリ
実際の現場に現れる負債とかクソコードとか呼ばれるものは、簡単にできるはずのものが何十にも不必要な複雑性でラップされた成果物(標準ライブラリ相当の実装を自前で全部書いていて、かつエッジケースでバグだらけ、とか)であることが多い。しかし一方で、そもそもの実現したいこと・あるべき仕様のレベルである程度複雑性が仕方ないケースに対して、最短ルートで立ち向かったものが技術的負債扱いになってしまうこともある。 かつて、某データフォーマットプロトコルで外部のアイデンティティプロバイダとデータ連携を行う機能を開発したことがあった。 さすがに1からRFCに沿って自分で全部作るのはおかしいに決まっているので、Githubで使えそうなOSSライブラリを探していたのだが、その際に見つけたものは90%は欲しい機能があるものの残り10%ほど必要な機能が足りていなかった。そこまで使えるなら、あとは自分らでフォークして足り
よくある野良の社内ツールは、開発生産性を向上させるための手段としてスポットで生まれることが多い。 たとえば、定期的に依頼されて手作業でキックしているバッチ処理を誰かがAPI化したり、それがCLIで実行できるようになったり、あるいは不特定多数の人々が手でやっている作業が有志で自動化されツールになるなど。そして社内の口コミや告知で伝搬され、使われていく。 出来の良い社内ツールは、野良だとしても開発チームが普段の開発プロセスのなかで意識したくない複雑性や実装の詳細をうまく抽象化し、認知負荷を下げる役割を果たしている。見方を変えれば、社内ツールはチーム・トポロジー*1でいうところのX-as-a-serviceインタラクション・モードの具象化のひとつだと言える。開発チームと社内ツールを開発する人間を社内ツールがインターフェイスとなって接続している。広い目線で見ると、これはプラットフォーム・エンジニア
The Laughing man あと一週間すね😄 "#笑い男事件"2024年2月発生――#攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man ⚡YouTubeにて本編期間限定配信、決定!! 【2月1日(木)00:00~2月3日(土)23:59】 😊EMOTION Label Channelhttps://t.co/B97zhvkIKv 😊フル☆アニメTVhttps://t.co/hAdue7uoz4 pic.twitter.com/r4L8sYGEk3 — 攻殻機動隊【公式】GHOST IN THE SHELL official (@thegitsofficial) January 26, 2024 2024年2月1日“#笑い男事件”発生😊 『#攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』 2月3日(土)
Keychron Q60 Max QMK/VIA ワイヤレス カスタム メカニカルキーボード(US ANSI 配列) – Keychron Japan 去年は、Keychron Q60はいいぞ!と言い続けていましたが、ずっとベアボーンモデルのみの販売が続いていました。 「いよいよ終売か?」と思っていたら、確かに終売になりましたが、Keychronの新ラインナップであるMAX版がリリースされました。 従来のQ60に比べると無線化(Bluetoothか、2.4GHzドングル)されたことと、さらなる静穏化がされたことが大きな変化点です。 技適を通過していないので、国内では無線利用は違法になってしまいますので注意しましょう。 また、今回からスイッチがGateron Jupiterシリーズに変わっています。今回はYellow軸を選んでみました。 Gateron Jupiter Switch Set
2023年の中旬ごろ、HomebrewがBigSurなどの古いMacOSをサポートから外してしまいました。 しばらくは「なんとかなるさ!」と使っていたのですが、半年もしないうちに重要なパッケージが更新できなくなり… 特に痛かったのは、libheifが更新できなくなって、ImageMagicでavifを扱えなくなったことでした。 そこで古いOSもサポートしていると噂のMacPortsに移行することに。 他の移行先としてnixなども考えましたが、ちょっと調べた感じだと「まだ過渡期なのかな」と思ったので、無難にMacPortsにしました。 で、実際に使ってみたら、拍子抜けするぐらい、普通に移行できました。 しかし、やはり一部ハマったものもあったので、その経験を残しておきます。 ハマりポイントは2つで、自分の場合はcargo-edit(Rust)とfabric(Python3)でした。 cargo
位置情報を活用した現場情報の集約・分析ツール「iField」シリーズを提供するマルティスープ株式会社。2000年に創業した同社は、GPS携帯電話の黎明期より位置情報を活用したサービスやソリューションをいち早く開発・提供し、様々な分野において位置情報による課題解決に取り組んできました。同社の独自サービスであるiFieldは、屋内外を問わずあらゆる業種において人・車両・モノの位置情報を可視化し、作業報告のスマート化や業務改善に役立てることができます。 同社の代表取締役を務める那須俊宗氏に、マルティスープのこれまでの歩みと今後の展望、位置情報を活用したビジネスの可能性などについて話をお聞きしました。 マルティスープ株式会社 代表取締役 那須俊宗氏 フィーチャーフォンの時代から位置情報を活用したサービスを提供 ――創業してから位置情報を活用したビジネスを立ち上げるまでの経緯をお聞かせください。 那
去年4月に土地を買って、ようやく今日が着工だった。 朝にちらっと覗きに行ったら現場監督がいて、土間屋さんもいて、という感じで勢ぞろいだった。 狭い道に小さいトラックが3台並んでいて、小さいショベルカーが2台いて、すごい運転テクニックだと思う。 ここから先は工事を止めないように決めたり、施主支給するなら発注を進めていく必要があるのでたいへん。 ホットな話題としては、外構打ち合わせは建物が落ち着いた4月だけど、外に照明をつけるかどうかは2月に早めに決めないといけないので、慌てて情報収集している。 夜に現地を見に行ったら案外暗いので、もうちょっと明るくしたい、でもどうやって、というところ。 パナソニックが出している、すまいのあかり設計集のテキストがけっこうよかった。 断片的なYouTube動画なんかを見るより網羅されているし、200ページくらい整合性のある説明を聞けるし、この製品の型番はこれ、と
「個人開発してるWebサービス」というのは Pixela のことで、runn とは @k1loW さんが開発しているオペレーション自動化ツール/パッケージです。 pixe.la github.com Pixela は、そのユーザーインターフェースとして基本的に Web API のみを提供しているサービスで(サービスを利用するための各種操作は基本的にすべて Web API に対する HTTP リクエストによって行う必要がある)、現在そのローンチから6年目を迎えるサービスです。 blog.a-know.me ありがたいことに、世界中のユーザー(特に、プログラミング初学者の方によくご利用いただいているようです)に継続的に使っていただけているサービスになっており、登録ユーザー数はもうすぐ7万人に到達しようとしているところです。開発・メンテナンスに係る私の人件費を除けば、黒字運営を続けることもできて
PostgreSQLのtimezoneを設定したいメモ HerokuのPgが標準時モードであることに気づいたので設定することにした。 とりあえずローカルなPgで実験。 まず、現在のtimezoneを確認 % psql hoge psql (14.10 (Homebrew), server 14.2) Type "help" for help. hoge=# show timezone; TimeZone ---------- Etc/UTC (1 row) hoge=# select current_timestamp; current_timestamp ------------------------------- 2024-01-23 12:23:35.162853+00 (1 row) UTCで+00だ。これを変更して、一度クライアントを終了する。 hoge=# alter dat
AIによるデスクトップ画像生成に飽きずに続けている。 平常時なら1日7ドルくらいなので、昼ごはんを我慢すればおもしろ壁紙を手に入れられる、というバランス感。 ソースコードを探さなくても済むよう、プロンプトをテキストファイルにして、デスクトップのprompt.txtに置いておいて、気分転換したくなったら指示を変える、ということにした。 スカスカなプロンプトで豊かな結果を得られる、というショートコーディングてきな方向も試みていたのだけど、そうするとあんまりおもしろくない。こういう画像は好きじゃない、というものがでてくる。 自由なテーマでやってもらうなど、本当になんでもよし、にしてもらうと、おもしろくなくて、自分の好きなスタイルをお願いして、自分の好きな画像が出てくる打率を上げつつも、でてくる画像が唐突で、バリエーション豊かで見飽きない、というのがおもしろい。 本当に何も指示せず、AIが作ってく
週刊Railsウォッチについて 各記事冒頭には🔗でパーマリンクを置いてあります: 社内やTwitterでの議論などにどうぞ 「つっつきボイス」はRailsウォッチ公開前ドラフトを(鍋のように)社内有志でつっついたときの会話の再構成です👄 お気づきの点がありましたら@hachi8833までメンションをいただければ確認・対応いたします🙏 TechRachoではRubyやRailsなどの最新情報記事を平日に公開しています。TechRacho記事をいち早くお読みになりたい方はTwitterにて@techrachoのフォローをお願いします。また、タグやカテゴリごとにRSSフィードを購読することもできます(例:週刊Railsウォッチタグ) 🔗Rails 🔗 RailsコントローラのparamsはHashではない 記事の最後に追記をしました。 「そういうオチか〜い!」とみんなツッコんでやってく
週刊Railsウォッチについて 各記事冒頭には🔗でパーマリンクを置いてあります: 社内やTwitterでの議論などにどうぞ 「つっつきボイス」はRailsウォッチ公開前ドラフトを(鍋のように)社内有志でつっついたときの会話の再構成です👄 お気づきの点がありましたら@hachi8833までメンションをいただければ確認・対応いたします🙏 TechRachoではRubyやRailsなどの最新情報記事を平日に公開しています。TechRacho記事をいち早くお読みになりたい方はTwitterにて@techrachoのフォローをお願いします。また、タグやカテゴリごとにRSSフィードを購読することもできます(例:週刊Railsウォッチタグ) 🔗Rails: 先週の改修(Rails公式ニュースより) 公式更新情報: Ruby on Rails — This Week in Rails: bug r
open.spotify.com Podcastで聴いて面白かったので、Wikipediaに書かれていない話だけ備忘録的にメモ。 インキュベータ時代 UCバークレーのルームメイトの親戚がインキュベータを始めるため、起業したい若者を探していた。その話に乗っかりシリコンバレーで起業。最初期はマッチングアプリをやったりFlashでマルチプレイヤーのunoを作ったりした。 同時期にスティーブ・ジョブズがAppStoreを発表。それを見て「これは絶対来る」と確信し、作っていたものを全部畳んでゲームアプリ開発に全振り。2008年頃。今ではよくあるRPG風味のパズルゲーを作ってたくさんのユーザーを獲得した。 マネタイズの方法は考えてなかった。 OpenFaint時代 自分たちがゲーム開発で用いていたリーダーボードやチャットルームなどのソーシャル機能を汎化してプラットフォーム化するアイデアを思いつく。 簡
業務でE2Eテストの導入を進めており、ブラウザ自動化のためのツールに関して調べる必要があったので備忘録的に書き残しておく。 自分のブラウザ自動化周りの知識といえばはるか昔に大学生のころインターンでSeleniumを用いたテストの自動化をやったくらいで止まっており、その頃の記憶からブラウザの自動化はあまり信頼のおけない挙動ばっかりする... というイメージがあった。 とはいえ、現在は当時よりも様々な選択肢があるらしいので、少しづつ過去の歴史に触れつつキャッチアップしてみる。 Selenium Remote Control (Selenium 1) おそらく自分が大学生のときに触ったのはこのRCの世代だと思われる。 www.selenium.dev Selenium 1はブラウザ上での動作を実行するSelenium Coreとそれに対して操作処理を送信するRemote Controlから構成さ
今回は前回「Windows Subsystem for Linuxガイド 第31回 WSL 2023年9月アップデート」の続きである。 このアップデートには、前回解説したような機能のほかに、実験的な機能として、「自動メモリ回収」、「スパースVHD」という2つの機能が搭載されている。 ただし、実験的とされていることから、日常的な利用に関してはリスクがあると理解されたい。評価などで利用する場合でも、最低限WSLを最新のプレビュー版として、ディストリビューションなども最新状態にしておく必要がある。 前回の記事執筆後、WSLのプレビュー版のバージョンが上がりVer.2.1.0となった(安定版のバージョンは変更がない)。今回の記事は、同バージョンのWSLをWindows 11 Ver.22H2(OSビルド 22631.3007)で検証を行っている。 自動メモリ回収 WSL2では、仮想マシンに空きメモ
iOSアプリはプライバシーとパフォーマンスに関連する理由からバックグラウンドでの実行が許可されていませんが、プッシュ通知はバックグラウンドでも許可されています。この通知を好きなようにカスタマイズし、データを収集しているアプリが数多くあることが指摘されています。 ???????? Privacy Concerns about Apple Push Notifications TL;DR: data-hungry apps use push notifications as a trigger to send app analytics and device information to their remote servers, even if the apps aren't running at all on your iPhone. Such apps include TikTok, F
GitLab 16.8では、GCP Secret Managerに保存されたシークレットを簡単に取得して、CI/CDジョブで使用可能になり、GitLab CI/CDを通じてGCP Secret Managerとやりとりするプロセスが簡素化され、ビルドとデプロイのプロセスを合理化できるようになっている。 また、バージョン16.0で導入されたワークスペースにおいて、エラー処理やリコンシリエーションの改善、プライベートプロジェクトとSSH接続のサポートなどの準備が完了し、一般提供が開始された。 さらに、セルフマネージドインスタンスにおいて、管理者に2要素認証の使用を強制することが可能になっている。 ほかにも、Maven依存関係プロキシを使用したビルドの高速化、Issue Analyticsレポートにおける1か月間にクローズされたイシューの数に関する情報の追加、DevOpsパフォーマンスを視覚化す
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