引用:http://redd.it/20x1uk スレッド「今日学んだこと(TodayILearn):インド・アンダマン諸島のジャラワ族は100%東アジア系の部族であり、遺伝的にはチベット・日本人の血しか受け継いでいない 」より。インド東部のベンガル湾に浮かぶアンダマン諸島の部族が興味深いと海外で話題を集めている。
by Zfaulkes メス1匹しか水槽にいないはずなのに、なぜか大量の卵を産みどんどんと増殖していくザリガニが存在し、過去の研究から「生み出された子どもは母親のクローンである」ということが判明していました。さらに、このザリガニの遺伝子について5年間の調査が行われ、なぜ「クローンで増殖するザリガニが生まれたのか?」という誕生の秘密に迫った研究結果が発表されています。 Clonal genome evolution and rapid invasive spread of the marbled crayfish | Nature Ecology & Evolution https://www.nature.com/articles/s41559-018-0467-9 This Mutant Crayfish Clones Itself, and It’s Taking Over Europ
ヒトの遺伝子は約2万個。親から受け継ぎ、一生変わらない……。こんな遺伝子のイメージが、変わりつつある。例えば、早稲田大の服部正平教授は「1人当たりの遺伝子数は、20万から40万くらい」と話す。 もちろんヒトそのものの遺伝子ではない。腸内にすむ常在細菌の遺伝子の数。ヒトは他の生物の遺伝子をヒトの遺伝子の約10~20倍も抱えていることになる。その中には、ヒトが消化できない食べ物からエネルギー源を取り出したり、免疫にかかわったりする遺伝子もある。細菌とヒトが相互に助け合って共生する姿が遺伝子からも見えてきた。 服部さんらは日本人106人の腸内細菌の遺伝子の特徴を調べた。米国やロシアなど11カ国と比べると、日本人は炭水化物やアミノ酸を利用してエネルギー源を取り出す遺伝子が多かった。さらに炭水化物の代謝でできる水素を利用して栄養素を作るものが多いこともわかった。日本人の腸内は細菌との相互扶助がうまく
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)脳情報通信総合研究所、情報通信研究機構(NICT)脳情報通信融合研究センター(CiNet)、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(UCLA)、ケンブリッジ大学などのグループは22日、被験者につらい経験を思い出させることなく、記憶によって引き起こされる恐怖反応を弱める技術を開発したと発表した。 強い恐怖をともなう記憶は、忘れることが難しい上にトラウマとなりやすく、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の発症に繋がる可能性がある。これまで、恐怖記憶を和らげる方法の一つとして、恐怖対象(例えば、赤い車と衝突事故を起こした場合は赤い車そのもの)を繰り返し見せる、あるいはイメージさせる効果的な手法があったものの、一方で被験者にストレスを与えてしまう可能性があった。 研究チームは、機能的磁気共鳴画像から脳情報を解読する人工知能技術「スパース機械学習アルゴリズム」と、「デ
どうやって生命を維持しているのか分からない「常識外れ」の細菌を、海洋研究開発機構などのチームが発見した。細菌は、太古の地球に似た環境で生息しており、生命の起源解明につながる可能性があるという。英科学誌に21日、掲載された。 同機構の鈴木志野・特任主任研究員らは、米カリフォルニア州で、地表に現れたマントル由来の岩石に湧く泉で、どのような生物がいるか調べたところ、27種の微生物の遺伝子が見つかった。周辺は強アルカリ性で、約40億年前の地球に似た過酷な環境という。 そのうち、岩石に付着した細菌では、酸素を使った呼吸など生命維持に必要とされるエネルギーを得るための遺伝子を一つも持っていなかった。 この細菌が生きる仕組みは不明だが、岩石から電子を直接得たり、未知の遺伝子が働いたりするなどが考えられるという。細菌の全遺伝子数は約400で、ほかの生物の細胞に依存するものを除き、全生物で最も少なく、研究チ
滋賀県米原市の伊吹山で「イヌワシ」が子供のシカを捕獲して飛ぶ姿を愛好家が撮影した。イヌワシは野ウサギを餌にするケースが多いが、子鹿を捕らえる姿は珍しいという。 琵琶湖水鳥・湿地センター(長浜市湖北町)の池田昇平専門員によると、イヌワシが子鹿をとらえた場面だという。イヌワシが大きく翼を広げ、黄色い両足で子鹿の尻の部分をつかんで飛ぶ姿をとらえている。 撮影者は愛知県大府市追分町、元会社員、秋田豊和さん(62)。秋田さんによると、今月6日の昼ごろ、標高約1000メートル付近の伊吹山ドライブウェイで撮影した。秋田さんは8年前から年間40日以上伊吹山に通い、野鳥などの撮影を続けているという。秋田さんは「こんな写真が撮れたのは初めて。運が良かった」と話す。 イヌワシは猛(もう)禽(きん)類で翼を広げると約2メートル。空中から急降下して野ウサギなどの小動物を狙う。絶滅危惧種で、全国での生息数は50
「カラス侵入禁止」。そう書いた紙をつるしたら、本当に来なくなった――。岩手県大槌町にある東大の研究施設は春になると、カラスに「警告文」を出す。研究者が放つ奇策だ。今年で3年目、東大が連勝している。 4月中旬の午後、大槌湾に面した「東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター」の1階で、佐藤克文教授(動物行動学)がパイプや窓枠に紙をつるしていた。パイプ周りの断熱材はむしられてボロボロだ。「カラスが巣作りで持っていきました」。佐藤教授は苦笑いする。 センターは世界的な海洋研究の拠点として1973年に前身がオープンした。だが、震災の津波は3階建ての最上階まで到達した。その後、3階だけ仮修復したが、1、2階はがれきの撤去後、物置になった。 佐藤教授によると、カラスの被害が目立ち始めたのは15年春。むき出しになった1階天井のパイプの断熱材がむしり取られ、羽根やフンが落ちるようになった。 津波で周囲
朝日新聞の科学面で「記憶を操作する」という記事を書いた。偽の記憶を作ったり、記憶を消したりするといえば、SFのようだが、動物を使った実験では現実になっている。 たとえば、東京大学の河西春郎教授らのグループの研究。回転速度をあげても回転車からできるだけ落ちないように訓練をしたマウスは、脳の運動を司る領域に学習の記憶が刻み込まれている。この記憶に対応して変化したのは、神経細胞どうしのつなぎ目の構造「スパイン」だという。スパインが大きくなると、そのつなぎ目を使った情報ネットワークの伝達効率が上がる。この状態が続いている間が、記憶を保持していることにあたる。ところが、大きくなったスパインを小さくすると、ネットワークは訓練前の状態に戻り、回転車から落ちやすくなる。つまり、記憶が消えたというわけだ。 スパインの大きさが記憶に果たす役割を証明した結果は、とても興味深い。しかし、もっと驚かされたのは、最前
脳の画像をもとに、あなたの性格を評価します――。こんなサービスを、脳研究者らのベンチャー企業が始めた。約2千人分の脳画像と性格診断テストの結果から、協調性や勤勉性を分析する。 事業を始めたのは「アラヤ・ブレイン・イメージング」。京都大出身で、英サセックス大准教授を務めた認知神経科学者の金井良太さんが、静岡大准教授の狩野芳伸さん(知能情報学)らと立ち上げた。 脳は部位ごとに役割が異なり、形には個人差がある。個別の部位がどのように影響しているのかは十分に解明されていないが、脳全体の画像を「機械学習」という手法で数多く分析すると、わずかな形の違いと性別や能力、性格に何らかの関係があることがわかってきた。 金井さんらは、性格診断テストの結果と脳画像がそろった約2千人分のデータを機械学習させ、画像から性格や脳年齢を割り出すシステムを開発。脳ドックなどで撮影したMRIの画像をもとに、協調性や適応能力、
【ワシントン=三井誠】生命の設計図とされるゲノム(全遺伝情報)を人工的にデザインし、自然界に存在しない細菌を作ることに成功したと、米国のJ・クレイグ・ベンター研究所などの研究チームが発表した。 新たに誕生した細菌は、自然界のどの生物よりも遺伝子の数が少ないという。 薬やバイオ燃料を合成する微生物の研究の進展が期待される一方、新しい細菌の作製は安全性や倫理面での議論も呼びそうだ。論文は、25日の米科学誌サイエンスに掲載される。 研究チームは2010年、細菌「マイコプラズマ・ミコイデス」のゲノムを人工合成し、別の細菌に移植して自己増殖させることに成功した。今回は、この細菌の遺伝子901個から生存や増殖に必要な遺伝子を選び、473個まで減らした人工ゲノムを別の細菌に移植し、自己増殖させたという。自然界の生物が持つ遺伝子数は、525個の細菌が最少だった。
体細胞を使って生まれたクローン羊は、長期的にも健康に問題がないとみられるとする研究結果を、英国などのチームが英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに27日発表した。20年前に英国で誕生した世界初のクローン羊「ドリー」は平均的な寿命の半分程度で死んでおり、長期的な健康影響を指摘する意見もあった。 チームによると、7~9歳のクローン羊13頭について、筋肉や骨、関節、代謝能力、血圧、心拍を調べたところ、いずれも異常は見つからなかったという。13頭は、体細胞から核を取り出し、核を除いた未受精卵に入れる方法で誕生。うち4頭は「ドリー」のときと同じ細胞が使われていた。 チームは「この結果は、クローン動物は健康で正常に年をとるという考えの支えになる」としている。 ドリーは、老いた羊によく見ら… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員
人間の脳の活動を訓練で操ることで白黒模様を見ても赤く見える。こんな実験に脳情報通信融合研究センター(大阪府吹田市)などのグループが成功した。心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの治療に応用できる可能性がある。米科学誌カレントバイオロジー電子版に1日発表する。 センターの天野薫主任研究員(神経科学)らは、成人の男女12人が画面に映る赤や黒などのしま模様を見た時、脳がどう反応するかを機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)などで記録。次に3日間、白黒の縦じまと白黒の小さい丸を画面で繰り返し見せた。参加者には知らせず、赤を見たのと同じ脳活動をfMRIが観測した時に限り、連動する画面上で丸が大きくなるよう設定。参加者に「丸を大きくしてほしい」と指示し、頭でいろいろ思い浮かべてもらった。 その結果、白黒の縦じまを1人20回ずつ見せると、実際は赤くないのに赤みがかって見えたとの回答が約7割にのぼった。5カ
理化学研究所や東大などの研究グループは、浸すだけでマウスや小型サルの脳を丸ごと透明にできる「透明液」を開発した。サルの脳を丸ごと透明にできたのは世界で初めて。いまなお解明されていない謎が多い脳の働きを解き明かす大きな手段になる可能性がある。 脳を構成する細胞の種類は他の臓器と比べて格段に多く、それらが複雑につながって、多彩な機能を発揮している。脳の中で何が起きているのか直接見ることができれば、機能の解明が大きく進むと期待されており、世界中で透明化の技術開発が進んでいる。 理研生命システム研究センターの上田泰己(ひろき)グループディレクターらは、理研がこれまでに見いだした2種類の透明化薬剤に、新たな有機化合物を混ぜることで、従来法を超える高度な透明化を実現した。マウスの脳だと、約30億個ある脳の細胞を一つ一つ観察できるという。神経同士のつながり具合などを直接見ることで、脳機能の解明につながる
2015年4月5日 20時0分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 南アフリカでオットセイが大型のサメを襲う写真が撮影された 生態を大きく逸脱する驚きの行動に対して、海洋生物学者たちは困惑 オットセイは普通、小魚やイカ、カニなどを食べるという 南アフリカでオットセイが大型のサメを襲う写真が撮影され、従来考えられていた生態を大きく逸脱する驚きの行動に対して海洋生物学者たちの間で困惑の色が広がっています。 Revenge of the seals: Marine mammals spotted killing SHARKS and eating their guts off the coast of South Africa | Daily Mail Online オスのオットセイは最大で全長2.3m、体重200kgから300kgまで成長しますが、普通は小魚やイ
神経細胞を特殊な物質で培養して、原始的な「脳」を人工的に作ることに米マサチューセッツ州のタフツ大の研究チームがラットの実験で成功した。おおまかな構造が脳と似ており、衝撃を与えると実際の脳と同じように反応し、化学物質と電気信号を発する。脳の働きを解明するのに役立つという。チームは、この成果を生かして人間の細胞を使った人工脳作りも進めている。 人間の大脳は、糸状の神経線維が集まった「白質」の表面を、神経細胞が集まった「灰白質」が覆う二重構造をしている。 同大のデビッド・カプラン教授らは、絹でできたスポンジ状の物質にラットの神経細胞を含ませて培養すると、神経細胞がこの物質を足場にして成長することを発見。足場をドーナツの形状にして培養すると、ドーナツ部は灰白質、中央部は白質に分かれ、脳のような立体構造になった。 人間の脳は、外傷に対して化学… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお
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