神戸市立医療センター中央市民病院は、外来を受診した患者1000人の血液を検査したところ、およそ3%が過去に新型コロナウイルスに感染したことを示す抗体を持っていたと発表しました。 神戸市立医療センター中央市民病院は、先月7日までの8日間に外来を受診した新型コロナウイルス以外の患者1000人の血液を検査した結果、およそ3%の人が過去に新型コロナウイルスに感染したことを示す抗体を持っていたということです。病院は、このデータをもとに神戸市民のおよそ4万人が先月7日の時点で感染していた疑いがあるとしています。 「我々が気が付かないところでの不顕性感染(無症状感染)が相当数あるのだろうと」(神戸市立医療センター中央市民病院 木原康樹 院長) 病院は、「今後、人口全体を反映する計画的な検査が必要だ」としています。