日記 | 08:50 | 夏だというのに僕の頭髪はすっかり伸びきっており、それは頭髪に頓着な総務課の係長の後ろ髪が肩口まで伸びているのを呆れて見ていて同僚の女性社員に「○○さん、髪めっちゃ伸びてるなあ。暑苦しいゆうねんなー」と愚痴を零したところ、「――nubaさん、○○係長よりむさ苦しいですよ」と言われるほど伸びていたのだけれど、僕の頭髪は元来量が多く、しかも太いというので、伸ばしっぱなしにしているともうどうしようもなく暑苦しい様子になってしまうのだった。それで散髪をしようということになり、休日の朝からYに頼んで髪を切ってもらうことになった。 窓をがらりと開け放って空に向かう僕はすっかり全裸であった。それは髪切りの時に衣服を切り落としたあとの毛髪まみれにせずに済むようにとの配慮である。なぜかYも全裸であった。「Yは服着てたらええやろ」と僕が零すと、「だって暑いしええやん。あたしの裸見たな