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科学に関するm_nagaseのブックマーク (73)

  • 完全な「量子テレポーテーション」に初めて成功 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    東京大の古澤明教授らの研究チームが、光の粒子に乗せた情報をほかの場所に転送する完全な「量子テレポーテーション」に世界で初めて成功したと発表した。 論文が15日付の英科学誌ネイチャーに掲載される。計算能力が高いスーパーコンピューターをはるかにしのぐ、未来の「量子コンピューター」の基技術になると期待される。 量子テレポーテーションは、量子もつれと呼ばれる物理現象を利用して、二つの光子(光の粒子)の間で、量子の状態に関する情報を瞬時に転送する技術。1993年に理論的に提唱され、97年にオーストリアの研究者が実証した。しかし、この時の方法は転送効率が悪いうえ、受け取った情報をさらに転用することが原理的に不可能という欠点があり、実用化が進まなかった。 光は粒子としての性質のほか、波としての性質を持つ。古澤教授らは、このうち効率がいい「波の性質」の転送技術を改良することで、従来の欠点を克服、これまで

  • 人為的に「誤った記憶」利根川氏ら初の実験成功 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    【ワシントン=中島達雄】脳を刺激して実際と違う誤った記憶(過誤記憶)を作り出すことに、ノーベル賞受賞者の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授と理化学研究所のチームがマウスの実験で成功したと、26日付の米サイエンス誌に発表する。 過誤記憶を人為的に作り出したのは世界で初めて。 人間はしばしば記憶違いを起こすほか、妄想を抱く病気もある。これらの原因はわかっておらず、今回の成果をきっかけに解明が期待される。 利根川教授らは、マウスの脳の奥にある「海馬(かいば)」と呼ばれる部分に光を当て、実験を行った。海馬は記憶に関係すると考えられる。マウスの脳細胞には特殊な遺伝子が組み込まれ、光を当てると活性化、直前の記憶が再生されるようになっている。 このマウスをまず、何もしない安全な部屋に置いた後、形の違う別の部屋に移し、脳に光を当てながら、マウスの嫌いな電気を足に流した。このマウスを安全な部屋に戻すと、

  • ニュートリノ 日米欧で重要発見 NHKニュース

    物質を構成する基的な粒子である「ニュートリノ」を、茨城県の実験施設から発射し、およそ300キロ離れた岐阜県で観測した4年がかりの実験の結果、「ニュートリノ」の細かい特徴をつかむことに、日米欧の研究グループが成功しました。 専門家は、宇宙の成り立ちの解明につながる重要な発見だと評価しています。 この実験は、日アメリカ、それにイギリスなど世界の11か国、およそ500人の研究者で作る国際的なグループが、日国内で4年前から行ってきました。 茨城県東海村にある実験施設、「J-PARC」から大量のニュートリノを発射し、およそ300キロ離れた岐阜県飛騨市にある実験施設、「スーパーカミオカンデ」で観測しました。 その結果、発射したときに「ミュー型」という型だったニュートリノが、一定の割合で、「電子型」という別の型のニュートリノに変化する現象を世界で初めて正確にとらえ、謎に包まれていたニュートリノの

  • ガラスは歪んだ20面体で埋めつくされている-半世紀来の矛盾を、材料科学と数学の融合研究で解決へ-

    東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の陳明偉教授と平田秋彦准教授らのグループは、ガラス物質の局所構造を直接観察することに世界で初めて成功し、その形が非常に歪んだ20面体となっていることを明らかにしました。また、小谷元子教授(AIMR)、松江要助教(東北大学大学院理学研究科)との連携により、ガラス構造の解析としては初めて、数学的手法であるホモロジー解析を適応し、歪み方の似ている20面体がつながることで、ガラス構造に特徴的な不規則で密な構造をとっている可能性を示しました。 詳細(プレスリリース文) [問合せ先] (研究内容について) 東北大学原子分子材料科学高等研究機構 准教授 平田秋彦  TEL: 022-217-5990 (報道担当) 東北大学原子分子材料科学高等研究機構 広報・アウトリーチオフィス 中道康文  TEL: 022-217-6146

    ガラスは歪んだ20面体で埋めつくされている-半世紀来の矛盾を、材料科学と数学の融合研究で解決へ-
  • JAEAなど、プラズマのレンズ効果でX線レーザーの蜃気楼現象を確認

    原子力研究開発機構(JAEA)と光産業創成大学院大学(GPI)は6月5日、露・モスクワ州立大学、露・合同高温科学研究所との共同研究により、プラズマの密度の濃淡によりX線の進む方向が曲がることによってX線領域の蜃気楼が発生することを初めて観察することに成功したと発表した。 成果は、JAEA 量子ビーム応用研究部門のPikuz Ttianaリサーチフェロー、同・田中桃子研究副主幹、同・石野雅彦研究副主幹、合同高温科学研究所のFaenov Anatoly教授らの国際共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、日時間6月4日付けで英オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。 蜃気楼現象は大気の密度の濃淡による光の屈折率の違いが、来、直進するはずの光を曲げることで、あるはずのない場所に風景などが見える現象だ。X線は透過する物質の密度が変化しても屈折率がほと

    JAEAなど、プラズマのレンズ効果でX線レーザーの蜃気楼現象を確認
  • ヒッグス粒子は単体ではなく複合の粒子である可能性 | スラド サイエンス

    これまで、ヒッグス粒子は物質の最小単位である「素粒子」とされてきたが、名古屋大素粒子宇宙起源研究機構を中心とするグループによると、ヒッグス粒子は複数の未知の粒子が結合した「複合粒子」で構成されている可能性があるらしい (毎日 jp の記事より) 。 この仮説が正しければヒッグス粒子は素粒子ではなくなるという。グループは、ヒッグス粒子が「複合粒子」という仮説を立て、未知の粒子が 2 種類が存在するとの前提でスーパーコンピューターで計算した結果、質量などがヒッグスの性質に近い粒子を組み立てることに成功したという。 研究チームの山脇特任教授は「かつては原子が最小単位だと考えられていたが、もっとも小さな電子や陽子、さらに素粒子が発見されたのと同じように、未知の世界につながるかもしれない」としている。

  • 海外FXボーナスおすすめ比較17選!日本人に人気のFX業者一覧を紹介【2024年1月徹底調査】

    海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)を徹底的に研究した上で、おすすめ比較ランキングにまとめてみました。日人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX業者で口座

    m_nagase
    m_nagase 2013/04/12
    脳に電極ぶっ刺すのか
  • 宇宙の謎:暗黒物質の証拠発見か 国際チーム、新現象観測- 毎日jp(毎日新聞)

  • 47NEWS(よんななニュース)

    [パリ五輪]ハイキュー!!、スラムダンク、キャプテン翼…あの人気選手もスポーツ漫画の“とりこ”に!「MANGA」スポーツ界にも影響大

    47NEWS(よんななニュース)
  • 温度とは何か:負の絶対温度をめぐる疑問など - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常

    ひと月ほど前に流れた「負の絶対温度」のニュースに関して、興味をそそった反応をリストアップしておこう。 最初に、「永久機関が実現する!!!」みたいな反応は >/dev/null 2番目に、「負の温度がわからん」と言っている人がいる。ただ、このうち何パーセントが「正の温度」の定義を説明できるだろう。 3番目に、物理クラスターの一部だが、永久機関の実現といった誤解を打ち消すために、「レーザーの反転分布と同じ(笑)」などと、この研究の新奇性や研究グループ自体を過小評価する方々がいる。 この研究グループは、光格子を操ることにかけては世界最強クラスの実績がある。光格子における超流動Mott絶縁体転移や、量子気体顕微鏡による光格子1サイト内の原子観測といった、数々の偉業を達成している。また、多数の理論屋が在籍しており、理論面の基礎でミスを犯す可能性は低いだろう。既存体系を覆すような大発見ではないとはいえ

    温度とは何か:負の絶対温度をめぐる疑問など - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常
  • 東工大、CaとNの多存元素ながらAgやCuと同程度に電気を流せる物質を発見

    東京工業大学(東工大)は1月31日、化学式「Ca2N」の層状構造化合物が、新しいタイプの「エレクトライド(電子化物)」であることを発見したと発表した。 同成果は、同大学フロンティア研究機構の細野秀雄教授(元素戦略研究センター長兼任)と李氣汶 博士らによるもの。詳細は英国科学誌「Nature」オンライン版に掲載された。 結晶は陽イオンと陰イオンから構成されるが、この陰イオンの役割を電子(陰イオン的電子)が担う物質が「エレクトライド(電子化物)」だ。エレクトライド中の陰イオン的電子は物質中でゆるく束縛されていることが特徴で、これはイオン結晶において強く束縛されたFセンター(陰イオン位置を電子が占める格子欠陥の一種)中の電子や金属中の自由電子とも異なり、特徴ある機能を発現する物質として期待されてきた。しかし、1983年に米国ミシガン州立大学のJ. L. Dye博士らが初めて合成に成功したエレクト

    東工大、CaとNの多存元素ながらAgやCuと同程度に電気を流せる物質を発見
  • 【朗報】 iPS細胞で毛髪再生キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!! : 痛いニュース(ノ∀`)

    【朗報】 iPS細胞で毛髪再生キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!! 1 名前: ボンベイ(宮城県):2013/01/23(水) 20:33:22.61 ID:9VKpkeNQ0 iPS、薄毛治療の可能性=毛髪組織を部分再生―慶応大 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用い、毛髪を作り出す組織「毛包」を部分的に再生させることに成功したと、大山学慶応大専任講師らの研究チームが23日までに、米科学誌電子版に発表した。チームは「脱毛症の治療や、育毛剤開発につながる可能性がある」としている。 研究チームはまずヒトのiPS細胞を、皮膚になる手前の細胞に変化させた。さらに、皮膚細胞に毛包を作るよう働き掛ける「毛乳頭」の代わりに、同様の力を持つ若いマウスの皮膚細胞を皮膚 になる前の細胞に混合。マウスに移植したところ、マウスとヒトの細胞が混ざった毛包の組織と毛髪ができた。 ヒトの毛乳頭には大量採取が難しいな

    【朗報】 iPS細胞で毛髪再生キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!! : 痛いニュース(ノ∀`)
    m_nagase
    m_nagase 2013/01/24
    頭髪が前に進むんです
  • 絶対零度以下の作成に成功:科学ニュースの森

    2013年01月06日 絶対零度以下の作成に成功 背景: 気体の絶対温度はその分子の持つ運動エネルギーによって定義される。そのため早く動いている物質ほど絶対温度は高く、遅く動いている物質ほど低い 絶対温度を持つ。そのため全く動いていない物質の絶対温度は0ケルビン(ケルビンは単位)となり、その温度は絶対零度として摂氏-273.15度と等し い。 要約: それはあり得ないことのように感じるかもしれないが、史上初めて絶対零度以下の単原子ガスが造られた。この技術によって、マイナスの絶対温度を持つ物質や新たな量子的な機構の作成への道が開け、また宇宙のなぞを解き明かす鍵となる可能性がある。 1800年代半ば、ケルビン卿によって0以下の存在しない絶対温度が定義された。その後物理学者によって、気体の絶対温度はその分子の持つ平均エネルギーと関係があることが判明し、絶対零度とは分子が全くエネルギーを持っていな

    m_nagase
    m_nagase 2013/01/06
    反重力機関キターーーー!
  • 報じられなかった山中教授の快挙

    京都大学の山中伸弥教授は幹細胞の研究に没頭していた。だが従来の胚性幹細胞(ES細胞)は受精卵を壊して作らねばならず、倫理的な問題に触れるのは避けたい。そこで彼が開発したのが、06年に米科学誌セルで発表したiPS細胞(人工多能性幹細胞)。iPS細胞は皮膚などの体細胞から作製でき、受精卵を破壊することなく作れる万能細胞だ。 この発見で山中は先週、ノーベル医学生理学賞を受賞した。だが授賞を発表したノーベル賞委員会も、その後の報道も山中の功績の半分しか語っていない。山中の挑戦は実験室だけにとどまってはいなかった。それは倫理観への挑戦でもある。 07年のニューヨーク・タイムズ紙の記事によれば、山中が自身が探るべき研究の道を決めたのは、友人不妊治療クリニックで受精卵を顕微鏡で見たときだった。「その受精卵と私の娘たちに、どれだけ大きな違いがあるのかという思いが芽生えた」と、山中は振り返る。「もう研究の

  • 山中さん 「異例」の早い受賞の理由は NHKニュース

    京都大学教授の山中伸弥さんが、「iPS細胞」を作り出すことに成功してから僅か6年という異例の早さで、ことしのノーベル医学・生理学賞に選ばれたのは、研究成果を発表してからすぐに、世界中から山中さんをノーベル賞に推す推薦状が届いたためであることが、選考委員会への取材で明らかになりました。 京都大学教授の山中伸弥さんは、心臓の筋肉や神経などさまざまな細胞に変化するとされる、「iPS細胞」を作り出すことに世界で初めて成功し、通常は研究成果の発表から受賞まで10年以上かかるとも言われるノーベル医学・生理学賞に、2006年の発表から僅か6年で、ことし選ばれました。NHKの取材に応じた、スウェーデンのストックホルムにあるノーベル賞の選考委員会のハンソン事務局長は、「山中さんがiPS細胞について発表してからすぐに、世界中から山中さんをノーベル賞に推す推薦状が届き始め、私たちとしても、山中さんが世界中の研究

  • スタッフ雇用にはマラソンを年80回…山中教授 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    「研究スタッフをきちんと雇うには、マラソンを1年間に80回走らないといけない。人に優しい研究予算のメカニズムにしてほしい」 今年のノーベル生理学・医学賞に決まった山中伸弥・京都大教授(50)が18日、政府の総合科学技術会議の有識者議員会合で、日の研究現場の雇用環境の改善を訴えた。 山中教授は、自身が所長を務める京大iPS細胞研究所の教職員約200人のうち、9割近くが有期雇用で、その人件費は年間約8億円と説明。今年3月に完走した「京都マラソン」で集まった寄付金が1000万円余りだったことと比べながら、スタッフの雇用が、助成期間限定の国の研究費(競争的資金)に依存する問題を指摘した。

  • 山中・京大教授にノーベル賞 iPS細胞の作製 - 日本経済新聞

    【パリ=竹内康雄】スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル生理学・医学賞を、生物のあらゆる細胞に成長できて再生医療の実現につながるiPS細胞を初めて作製した京都大学教授の山中伸弥iPS細胞研究所長(50)と、ジョン・ガードン英ケンブリッジ大名誉教授(79)の2人に贈ると発表した。日人のノーベル賞受賞は10年に化学賞を受けた根岸英一・米パデュー大学特別教授と鈴木章・北海道

    山中・京大教授にノーベル賞 iPS細胞の作製 - 日本経済新聞
    m_nagase
    m_nagase 2012/10/08
    順番待ちすっ飛ばして受賞か…
  • なぜ 酒で煮ると超伝導物質に変わるのか? | NIMS

    独立行政法人物質・材料研究機構 慶應義塾大学先端生命科学研究所 NIMSは以前、鉄系超伝導関連物質の鉄テルル化合物を酒中で煮ると超伝導体に変わることを発見したが、今回、慶應義塾大学 先端生命科学研究所との共同研究により、酒中に含まれる超伝導誘発物質を同定し、その誘発メカニズムを明らかにした。 独立行政法人 物質・材料研究機構 (理事長 : 潮田 資勝、茨城県つくば市、以下NIMS) は、鉄系超伝導関連物質である鉄テルル化合物〔Fe(Te,S)系〕を酒中で煮ると超伝導体に変わることを発見した (平成22年7月27日 NIMS - 独立行政法人科学技術振興機構 (以下JST) 共同プレス発表) 。今回、慶應義塾大学 先端生命科学研究所 (所長 : 冨田 勝、山形県鶴岡市、以下慶應大先端研) との共同研究により、酒中に含まれる超伝導誘発物質を同定し、その誘発メカニズムを明らかにした。 慶應大先端

    なぜ 酒で煮ると超伝導物質に変わるのか? | NIMS
  • N極かS極のどちらかだけの磁石「モノポール」を地球上で作れる──首都大学東京の研究者ら示す

    N極かS極のどちらかだけを持つ理論上の磁石「磁気モノポール」を、普通の磁石と白金を組み合わせた簡単な構造で作れることを理論的に示したという論文が、日物理学会の英文誌に掲載される。モノポールはいまだに発見されていない理論上の存在だが、もし作ることができればレアアース不要で高密度デバイスを作成したり、新たなメモリなどにつながる可能性もあるとしている。 論文を発表するのは、首都大学東京 大学院理工学研究科の多々良源准教授と、日学術振興会の竹内祥人研究員。日物理学会が発行する英文誌「Journal of the Physical Society of Japan」の3月号に注目論文として掲載される。 磁石には必ずN極とS極の両方があり、棒磁石を真ん中で切断してもN極だけ・S極だけになったりはせず、それぞれN極とS極を持つ磁石になる。ところがモノポールはどちらかの極だけを持つ素粒子であり、19

    N極かS極のどちらかだけの磁石「モノポール」を地球上で作れる──首都大学東京の研究者ら示す
    m_nagase
    m_nagase 2012/02/27
    単極がモノポール、双極がダイポールときたら、三極ならサンポール
  • 金(Au)における隠れた磁性の存在が明らかに - ナノ粒子の磁気的性質の解明へ大きな手がかり - (プレスリリース) — SPring-8 Web Site

    高輝度光科学研究センター(JASRI)は、北陸先端科学技術大学院大学らと共同で、よく知られた物質である金 (Au) が、これまで検出されていなかった新たな磁気的性質を有することを明らかにしました。 金は、有史以前から人類にとって馴染みの深い貴金属です。古くから宝飾品や貨幣として使われてきましたが、近年ではハイテク材料としての利用が注目されています。現在、金は軟らかくて加工しやすく、また電気をよく通すことから、半導体の配線等に使用されています。また、鉄やコバルトといった磁性体と組み合わせることで磁気記録材料としての応用も検討されています。 従来、金は代表的な反磁性体*1として知られており、それ自身では磁石となるような強い磁性は持たないと考えられてきました。ところが、最近の研究で、金をナノサイズの粒子にすると強い磁性を持つことが明らかになり、学術的にも応用の面でも興味を持たれています。 研究