取得事業者は今年度、1万5000を超えたが、個人情報の漏えいや紛失などの「事故」も後を絶たず、2015年度は前年度より約2割も増えて過去最多の1947件に上った。識者からは「取得後の取り組みが甘い企業が多い」と、マークの形骸化を懸念する声も上がっている。 「Pマーク取得は名ばかりだ。情報管理がひどい」。千葉県内の50歳代の男性は、そう憤る。昨年10月、居住するマンションの外壁塗装をしていた業者の現場事務所を訪れた際、住民の氏名や部屋番号のほか、「苦情が多い」「ゴミ屋敷」といった住民ごとの情報が書き込まれたリストが無造作に置かれていたという。
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