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2012年4月23日のブックマーク (3件)

  • 吾輩はキリンである.模様はひび割れている

    細胞工学連載コラム「生命科学の明日はどっちだ?」目次 吾輩はキリンである.模様はひび割れている 皆さま,申し訳ありません.ジンクピリチオン祭りで燃え尽きてしまい,2カ月ほどお休みをいただきました.今月号からまたよろしくお願いいたします. 寺田寅彦を知ってますか? 今回もちょっと古い話で始まります.図1 の切手の肖像が誰だかわかるでしょうか? 若い人はたぶんご存知ないかもしれないが,この人物が今回の主役の物理学者,寺田寅彦(1878 ~ 1935)である.一見,何の変哲もない硬物の昔のおっさんだが,これがまたつはたいしたおっさんなのである.大体,この切手の写真にしたって,じつは下の写真のような「きれいどころ」に囲まれて,にやけるのをこらえている一枚なのである.こんな写真が切手になるところからしてただものではないが,科学的な業績は,もっとすごい. 寅彦は,X線結晶解析に関して非常に先駆

  • Debug in R #6: Debug in S4/R5 classes

    S4/R5クラスのデバッグ Rにビルトインされたオブジェクト指向的なフレームワークを提供する仕組みとして、S3以外に、S4とR5がある。大規模なパッケージを作るときとか、mutableな機能を実装するときにはとても役立つ。 あとR5はR5 reference classというように、参照渡しのセマンティックで実装されてるので、関数型言語らしさはなくなっちゃうんだけど、馬鹿でかいデータとかある時にはコピーが発生しないので、効率がよくなるはず。 ここらへんを使ってる人は、特に説明もいらないと思うので、デバッグのやり方は以下の実例で。ポイントだけ箇条書きします。 S4の場合、traceにsignatureを渡す。 S4の場合、特定のインスタンスのメソッドだけデバッグする、というのは難しい(相当回りくどいことしないと無理だと思う)。 R5の場合、生成されたインスタンスのメソッドに対して普通の関数の

    Debug in R #6: Debug in S4/R5 classes
  • R5 reference class覚え書き - はやしのブログ Rev.3

    R2.12から実装されたR5クラスの覚え書きです。日語の情報はまだないみたいなので一番乗りを狙って。ちなみに継承関係は、面倒なので完全に無視してます。ごめんなさい。その他、網羅性は期待しないでください。 R5クラスの特徴 参照渡し オブジェクトを編集できる S4より緩くて使いやすい 他にもあると思いますが、触ってみた感想ということで。 とりあえずクラス定義 tc <- setRefClass(Class="testClass", fields = list(f1="numeric", f2="numeric"), methods = list( foo = function() { "f1とf2を足し合わせるメソッド" f1 + f2 })) R5クラスはsetRefClass()で定義します。主に使うオプションは、Classとfieldsとmethodsです。Classでクラス名を定義

    R5 reference class覚え書き - はやしのブログ Rev.3