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ブックマーク / www.fbs.osaka-u.ac.jp (3)

  • 生命科学研究の大御所はアートに昇華したか? 細胞工学

    生命科学研究の大御所はアートに昇華したか? 第36回分生年会企画「大先生のポートレートでアートする」結果の公開です。 12月に行われました分子生物学会では、この分野の大御所先生のお顔に、いたずら書きを する、という傍若無人な企画が行われました。いやいや、もちろん彼らを貶めるなんてめっそうもありません。背後に、研究不正を呼びやすい昨今のラボ環境を是正する意図がある、非常に真面目な企画です。 近年の研究環境では、ラボの大きさが拡大し、1人のPIが非常に大人数の研究員を使って仕事をすることが増えています。そのため、PIと研究員のコミュニケーションが希薄になり、また、雇うもの雇われるもの、というヒエラルキー強く意識される場合も出てくるでしょう。研究不正の調査結果をもれ聞くところでは、そのような環境で上からのプレッシャーに逆らえずやらされてしまった例も多いらしい。何らかの改善策が必要ですが、「もっと

    生命科学研究の大御所はアートに昇華したか? 細胞工学
  • 吾輩はキリンである.模様はひび割れている

    細胞工学連載コラム「生命科学の明日はどっちだ?」目次 吾輩はキリンである.模様はひび割れている 皆さま,申し訳ありません.ジンクピリチオン祭りで燃え尽きてしまい,2カ月ほどお休みをいただきました.今月号からまたよろしくお願いいたします. 寺田寅彦を知ってますか? 今回もちょっと古い話で始まります.図1 の切手の肖像が誰だかわかるでしょうか? 若い人はたぶんご存知ないかもしれないが,この人物が今回の主役の物理学者,寺田寅彦(1878 ~ 1935)である.一見,何の変哲もない硬物の昔のおっさんだが,これがまたつはたいしたおっさんなのである.大体,この切手の写真にしたって,じつは下の写真のような「きれいどころ」に囲まれて,にやけるのをこらえている一枚なのである.こんな写真が切手になるところからしてただものではないが,科学的な業績は,もっとすごい. 寅彦は,X線結晶解析に関して非常に先駆

  • 生命科学の明日はどっちだ?第3回 コンドルは飛んでいる、メンデルは跳んでいる!

    生命科学の明日はどっちだ?第3回 コンドルは飛んでいる、メンデルは跳んでいる! 今回は古典のお話です 前回,最先端? の生命科学について論じたが,今回は時代を遡って,近代生物学の原点であるメンデルのお話しである.なんでいまさらメンデルなんだ? こいつ,古典を出して教養があるふりでもしたいんちゃうか? といぶかしむ向きもあるだろうが,じつは,まったくそのとおりである.やっぱり連載に重みを出すには教養がにじみ出ないとな.それにはやっぱ古典だよ,うん. 最高の生物学者は誰か? 生物学者(あるいはその卵)なら誰でも「歴史上最大の発見をした生物学者は?」という話題で盛り上がったことがあるはずだ.物理学なら,おそらくニュートンかアインシュタインで決まりだろうが,生物学は幅が広いので,各人の興味によって意見が分かれそうだ.例えば候補者は,アリストテレスから始まって,分類学の創始者リンネ,ペニシ

    ma_ko
    ma_ko 2011/07/15
    "美しい理論は正しいのだ.たぶん"
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