大塚ギチへのインタビューは2019年の3月27日、4月4日、4月12日の3回に分けて、西新宿の大塚の自宅で行われた。録音時間は計8時間に渡り、ここでは約1時間分ずつテキスト起こしという形で紹介していく。 生前の大塚の言葉をなるべくそのまま残したいという目的から、カットや修正は最小限にとどめ、ほぼノーカットでお届けする。そのぶん話題の繰り返しなど、冗長な部分も残っているが、療養中の大塚の話にゆっくり付き合う雰囲気を感じていただけたらと思う。 なお、生前の大塚は転倒事故とそれによるクモ膜下出血の後遺症で、記憶に障害を負っており、転倒前後からの記憶には喪失部分や誤認、思い込みなども多く混じっている。そのため本人の証言が実際の事実関係と食い違っている可能性もあることを、あらかじめご了承の上お読みいただきたい。 聞き手・構成・写真 野口智弘(※写真は往時のアンダーセルの応接間で、収録が行われた大塚宅
映画「DUNE part2」を先行公開で観てきました。 今回は、映画と原作の違うところを、キャラクター別にまとめていきます。 「DUNE part2」を観て原作はどんな感じか知りたい!という方向けの記事ですので、映画のネタバレ全開です。ご注意を! ※原作のネタバレは控えめにしています。 ※映画のクライマックスのハルコンネン=皇帝軍とアトレイデス=フレメン軍の戦いは、原作準拠で「アラキーン宇宙港前の戦い」と呼びます。 スフィル・ハワト ガーニー・ハレック ラッバーン ハルコンネン男爵 レディ・フェンリング(マーゴット・フェンリング) ハジミア・フェンリング レディ・ジェシカ アリア スティルガー チャニ スフィル・ハワト レト・アトレイデス公爵(ポールの父親)の側近のメンタート(メンタートが何か?という疑問についてはこちら)。アラキスにおけるアトレイデス家の警備責任者。 映画:登場しない。
これほど晩節を汚した元首相、聞いたためしがない──今、多くのメディアが森喜朗元首相の参考人招致や証人喚問を巡る報道を行っている。この稿では、その中から2つの新聞記事に注目してみたい。 【写真を見る】昨年末からは都内の「高級介護施設」で暮らす 「特捜部の最後の狙い」と言われる森元首相 *** 1つ目は毎日新聞が3月5日の朝刊に掲載した社説「岸田首相と裏金国会 真相の解明はこれからだ」だ。 毎日新聞は社説で、国会は裏金作りの全容を解明し、再発防止のために政治改革を実現する必要があると主張。政治倫理審査会こそ開かれたが、裏金作りの実態が明らかになるどころかむしろ疑問が膨らんだと批判した。 自民党の安倍派は政治資金パーティーを開いた際、収入の一部を所属議員に還流。それが裏金になった。幹部会は、一度は還流廃止を決めながら、後に復活させている。 なぜ復活させたのか、政倫審の質疑でも真相は明らかにならな
ダウンタウンの松本人志が、「週刊文春」との裁判に注力するため、テレビから姿を消した。30年以上、バラエティ界のトップに君臨し続けてきた松本の“不在”がテレビ業界に与える影響は大きく、各番組は千鳥、バカリズムなど実力派芸人を代役MCに立てるなど、対応策に追われている。 みんかぶプレミアム特集「芸能界再編」第4回では、『世界一周ホモの旅』(ぶんか社)などで知られるゲイライターのサムソン高橋氏が、かつて平成のテレビシーンで絶大な人気を博したオネエタレント界の今後を占う。 目次 日本芸能界史上初のカミングアウトと性転換日出郎さんごめんなさい、オネエタレントで成功した先人は6人だけですオネエタレントとは一体何なのか?オネエタレントは芸能人としては非常にコスパが悪いものオネエタレントと親和性の高いドラァグクイーン現在のオネエタレント界はマツコ・デラックスの独り勝ちオネエタレントを異形扱いする風潮はなく
『マダム・ウェブ』キャラクター予習 ─ 主人公と3人の少女、謎の男は誰?コミック設定とエピソード解説 © & TM 2024 MARVEL 『スパイダーマン』『ヴェノム』のソニー・ピクチャーズが放つ、マーベル初のミステリー・サスペンス『マダム・ウェブ』が、いよいよ2024年2月23日より日本公開となる。 ある日、<未来予知>能力を手にいれる主人公キャシー・ウェブ。デジャブのような奇妙なビジョンだけを頼りに、迫り来る黒いマスクの謎の男から、偶然出会った3人の少女を守るために戦う。やがて明らかになる、少女たちの“使命”とキャシーの能力の秘密。少女たちを守る先に、彼女が救うことになる“未来”の正体とは──? マーベル初の本格ミステリー・サスペンスとされる『マダム・ウェブ』。他の関連作品を気にせず楽しめる、独立した物語になっているようだが、映画で描かれるキャラクターの原作コミック設定を知っておきた
『映画秘宝』インタビュー傑作選11 アリ・アスター 『ヘレディタリー/継承』は、僕の家族が経験した、つらく救いのない、深い悲しみについての映画だ 取材・文:町山智浩 初出:『映画秘宝』2018年12月号 町山 このインタビューは『ヘレディタリー/継承』日本公開後の記事なので、ネタバレは気にしないで何でも話してください。 アリ・アスター OK! 町山 『ヘレディタリー』怖かったですよ。子供のころから、親や先生に走ってる車の窓から頭出すなって言われてましたから。そんなことすると……。 アリ 首をもがれるって(笑)。もちろん僕も同じことを言われて育ちましたけど、そのイメージって笑っちゃうんですよね。僕はユーモアのセンスがひねくれてるから。 町山 ショッキングでした。映画史上でも最も嫌なシーンだと思います。観客のトラウマになりますよ。 アリ ありがとう(笑)。僕は、突然我が子を失った家族の喪失感と
今月の2/23から、マーベル初の本格ミステリー・サスペンスとして、映画『マダム・ウェブ』が絶賛公開されています。皆さんはもうご覧になりましたか? スパイダーマンシリーズに新たな1ページが刻まれる重要な本作ですが、劇中に登場する女性キャラクターたちについて、「彼女たちが何者なのか正直よくわからない」という声もあるかと思います。そこで今回は、マダム・ウェブをはじめとするスパイダー・ヒーローたちについて、翻訳者・ライターの光岡三ツ子さんに解説していただきました! 映画をもう観た方も、これからご覧になる方も、必見です! 文:光岡三ツ子(アメコミ翻訳者) 映画「マダム・ウェブ」は、「ヴェノム」シリーズ、「モービウス」に続くソニー・ピクチャーズによるスパイダーマン・ユニバース(SSUとも(*1))の一環として展開される作品です。前3作に比べると、本作はMCUのようなユニバース展開に、より深く踏み込んだ
吉本興業所属のお笑いコンビ、プラス・マイナスの岩橋良昌氏、いや、吉本からSNS上での「関係者の名誉を毀損する不適切な投稿行為や配信」を原因に2月21日付けで契約解除、コンビは解散という発表があったので正確には元プラス・マイナスの岩橋氏だが、X(旧Twitter)での様子を見て、彼のことが心配になっている人も多いかと思う。X(旧Twitter)上の暴露・告発的なポストが自分のTLで話題になりはじめたのは一ヶ月ほど前のことであり、あまりの早い展開に正直驚いている。 今回のことで一番驚いていて、大変なのは元相方の兼光タカシ氏だろうけれど。 一連の彼のポストの具体的な内容に関しては特に触れようとは思わない。それは、関係者にちゃんと取材をして真実を明らかにしていくべきものだと思う。 ただ、「嘘つき」「今さら言うのはおかしい」「得もしてきたんじゃないのか」「売名」「後出しは卑怯だ」だとかいった彼を攻撃
人工知能(AI)の進化に伴って、チェスや将棋といった知能ゲームにおいてAIがプロプレイヤーに勝利するケースが増えていましたが、2016年1月にGoogleの「AlphaGo」が囲碁のプロ棋士に勝利したことを皮切りに、2カ月後には世界最強の棋士にも勝利したり、「私ならAlphaGoにも勝てる」と宣言したプロ棋士にも接戦の末勝利したり、2017年には自力で戦術を覚えて強くなれる新バージョンの「AlphaGo Zero」が発表されたりと、囲碁の世界でもAIが圧倒的な勝者として君臨していました。そのような中で、アマチュアの囲碁プレイヤーがコンピュータの直接的なサポート無しで最強レベルの囲碁AIに15戦14勝と大勝し、「AIに対する人類の勝利」と話題になっています。 Adversarial Policies in Go - Game Viewer https://goattack.far.ai/ad
東京・渋谷区にある17の公衆トイレを、著名な建築家やデザイナーの手で、誰にでも使いやすいものに生まれ変わらせた「THE TOKYO TOILET」(TTT)は、日本が本当に誇れるものを問い、かたちにしたプロジェクトだ。その意義について、発案者であり資金提供者でもある柳井康治さんがゲストと語り合う「きづきのきづき」の今回のお相手は、作家の川上未映子さん。プロジェクトの一環として製作された映画「PERFECT DAYS」(ヴィム・ヴェンダース監督、12月22日全国公開)を一足先に見た川上さんは、その内容について「ずっと考え続けている」という。 映画「PERFECT DAYS」が描くのは、役所広司さんが演じるトイレ清掃員・平山の日常。今年5月のカンヌ国際映画祭コンペティション部門で世界初上映され、役所さんが男優賞に輝いた。その後も世界の映画祭で注目を集め続けており、米アカデミー賞の国際長編映画部
――――――――――――――――――――――― 株式会社日立アカデミーは、日立グループの人財育成を担うCenter of Excellence(CoE)として、「事業起点の人財育成」と「個人の成長意欲に基づく学び」の加速をめざし、多様な角度から刺激し、視座を高めるための「学びの場」づくりを推進しています。 この取り組みの一環として、2023年12月に日立グループ向けのイベント「Hitachi Academy Open Day 2023」を開催しました。このイベントは、各界著名人の講演や対談を通じて参加者が新たな知識や視点を得、より良い未来に向けた一歩を踏み出すことを目的としています。 イベント当日は、「AIと人類の共存」をテーマに、株式会社電通デジタルの大木真吾氏、オムロン株式会社の諏訪正樹氏、脳科学者の茂木健一郎氏、MBZUAIの客員教授である乾健太郎氏、映画監督の押井守氏、教育学と学習
芦原妃名子さんの『セクシー田中さん』(撮影/写真映像部・和仁貢介) この記事の写真をすべて見る 人気漫画『セクシー田中さん』の作者である芦原妃名子さん(50)の訃報から1週間が過ぎた。亡くなる数日前のSNSの投稿内容から、芦原さんは同作のテレビドラマの脚本をめぐるトラブルに悩んでいたとみられている。『ホットマン』などを代表作にもつ漫画家・きたがわ翔さん(56)も、映像化された自身の作品に“違和感”を覚えたことがあるというが、なぜ原作漫画の“改変”は後を絶たないのか。きたがわさんや現役の漫画編集者に取材し、実態を探った。 【写真】「脅してくる人にだまされないで」と提言した超人気漫画家 * * * 「僕は、芦原さんが描いた『砂時計』のファンでした。人物描写が繊細ですごく才能のある作家さんだったのに。悲しみしかないです。同じ漫画家として、僕は芦原さんの味方ですが、今回のことは非常にセンシティ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く