ソロモン諸島沖の海底火山付近で高解像度ビデオが捉えたオンデンザメの鮮明な映像。オンデンザメは1:04から登場。生きた姿をとらえたビデオはこれまで3例しかないという。 無事に戻ってくることを祈りつつ、高価な観測機器を海中に投下することは、海洋探査の大きな仕事のひとつ。たいていの場合、観測機器は戻ってくる。1つか2つ、へこみが増えているかもしれないが。(参考記事:特集「バイオロギングで迫る海洋動物の素顔」) こうして引き上げられた観測機器が、ときに驚くような発見をもたらす。今回は、その海域で一度も見つかったことがないオンデンザメ(学名:Somniosus pacifucus)の姿だった。 オンデンザメ属のサメは「世界一のろい」魚と言われる深海ザメで、ふつうは北太平洋、北大西洋、南極大陸とタスマニアの周辺海域に生息している。(参考記事:「のろいサメ、眠ったアザラシを捕食?」) けれども今回オンデ
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