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ブックマーク / db.10plus1.jp (2)

  • 神話とモダニズム──バウハウス・プロジェクト一九一九―一九九九 | 大口晃央

    神話とモダニズム──バウハウス・プロジェクト一九一九―一九九九 | 大口晃央 Myth and Modernism: Bauhaus Project 1919-1999 | Okuchi Akio バウハウス設立八〇周年記念祭行事──バウハウス・デッサウ財団 一九一九年四月のグロピウスによる「ワイマール国立バウハウス」開校八〇周年を記念し、年ワイマール市と同市のバウハウス大学ワイマール及びバウハウス美術館、デッサウ市のバウハウス・デッサウ財団、ベルリン市のベルリン・バウハウス資料館では、数々の記念行事が盛大に開催される。特に旧東ドイツ唯一のエキスポ2000(ドイツ初の万国博「ハノーファー万博〈環境──人間・自然・技術〉」)モデル地区で、一九九六年一二月、グロピウス設計によるバウハウス校舎とマイスター・ハウスが、ユネスコの世界文化遺産に指定されたデッサウ市のバウハウス・デッサウ財団では、六

    神話とモダニズム──バウハウス・プロジェクト一九一九―一九九九 | 大口晃央
  • 没場所性に抗して | 本江正茂

    例えば「情報」や「場所」のように、あまりに一般的であたり前の概念は、幅広く、混乱しており、定義することが難しい。定義は往々にして同語反復に陥る。かといって、議論のために限定的な状況に概念を閉じ込めることは不可能であり不誠実である。そのような場合には、むしろ、その欠如、不在の状態を見定めることによって、逆にそのシルエットを明瞭に示すことができることがある。 カナダの地理学者エドワード・レルフが『場所の現象学』において提示する「没場所性(placelessness)」という概念は、まさに「場所」の姿をシルエットとして描きだそうとするものである。 レルフによれば、没場所性とは「どの場所も外見ばかりか雰囲気まで同じようになってしまい、場所のアイデンティティが、どれも同じようなあたりさわりのない経験しか与えなくなってしまうほどまでに弱められてしまうこと」である。没場所性は「個性的な場所の無造作な破壊

    没場所性に抗して | 本江正茂
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