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2019年5月7日のブックマーク (3件)

  • 世界最古の図書館が扱っていたのは「本」ではなかった〔図書館の歴史を探る〕 - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

    世界で最初の図書館は、何のためにつくられたのだろうか? 図書館歴史を遡って探ってみよう。 私は、紙でつくられた「」が誕生してから、図書館が生まれたのだと思っていた。でも、実際はそうではなかったのだ。 「書く」という行為が始まると同時に図書館は生まれた 史上に残る最古の図書館は、メソポタミア文明のものだ。チグリス川とユーフラテス川に挟まれた「肥沃な三日月地帯」と呼ばれる農業地帯に誕生した。今から5000年前のことだ。 メソポタミア文明の文字は、「くさび形文字」と呼ばれ、粘土でできた板に刻まれて残された。この頃、まだパピルスは無く、もちろん紙なんて発明されていなかった。 初期の粘土板の文書には、商取引や納税の記録、兵士の徴募・供出などの行政上の記録が記された。そこにやがて、叙事詩や神話、科学や歴史、哲学を記した物が加わっていく。 粘土板の厚さは約2センチ。これを日干して乾かしたり、陶器と同

    世界最古の図書館が扱っていたのは「本」ではなかった〔図書館の歴史を探る〕 - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌
  • 耳から聞く図書館、47年の歴史に幕 「使命を終えた」:朝日新聞デジタル

    の朗読を録音したカセットテープやCDを無料で貸し出してきた神奈川県藤沢市朝日町のNPO法人「耳から聞く図書館」(通称・耳図書)が先月、47年の歴史を閉じた。草創期はまだカセットテープが珍しかった。それが朗読音声をインターネットでダウンロードする時代になった。「無事に使命を終えた」と理事長だった水野節彦(さだひこ)さん(78)は話す。 耳図書は1972年夏、水野さんの母ミツヱさん(故人)がつくった。目が見えない人は自宅を出にくい時代で、中途失明の人には点字が壁になっていた。 ミツヱさんは5周年記念誌に経緯をつづった。65歳、4人の子どもは独立した。「第二の人生はボランティアに」と決意する。女性市議と出会って持ち上がった話が「録音奉仕」だった。視力障害者の家を回って利用を呼びかけ、東京の日点字図書館からオープンリールテープを借りて、カセットにダビングした。 自治体などに先駆けた試みに…

    耳から聞く図書館、47年の歴史に幕 「使命を終えた」:朝日新聞デジタル
    madooka
    madooka 2019/05/07
  • [月面基地]月の麻

    一般的に、大気中の二酸化炭素濃度が高まるのは良くない。 酸素濃度の変化もよくないが、今回は二酸化炭素の話だ。 大気中の炭素分を人工的に固定しようとすれば、膨大なエネルギーが必要になる。 まして、大気量が宇宙船とは比較にならない月面基地の話である。 月面基地の自給自足のため、農耕施設の拡張はかなり高い優先順位で行われている。 これは、月面基地が人類の開拓最前線として、宇宙への定住を大きなテーマとして掲げていることに発しており、作ってしまえば低コストで二酸化炭素吸収源として運用できる見込みである緑地帯には予算が付きやすいのだ。 計算上は、一人の排出する炭素を帳消しするのに数ヘクタールの緑地が必要などと計算値は出されているものの、それも眉唾であり、少なくとも向こう十年は馬鹿でかい炭素除去装置をフル稼働しなければいけない。 さて、緑地といえども『壁の外は死の世界』でおなじみの月面基地では、やはり室

    [月面基地]月の麻