以下の記事はnoteでも読めますよ♪ note.com 1月15日に三ヶ月ごとに発表される日本銀行の地域経済報告(さくらレポート)が発表された.今回は「北陸」「東海」「中国」の3地方で景気判断を引き下げたものの,全体としては 「設備投資や個人消費といった国内需要が、増加基調を続けている」との判断.随分と悠長なことをいっているものだなぁと思った人も多いのではないでしょうか. そもそも,景気って誰がどのように判断しているのでしょう... この話を考えるためには,景気指標の基本を抑えておく必要があります.というわけで今回は準備編.日本の景気の現状を表す統計指標として広く用いられるのが,内閣府が毎月発表している景気動向指数です.今回は景気判断の基礎になる景気動向指数について解説していきましょう. 3つの景気動向指数 経済の状態が上向いているのが景気拡大,悪化しているのが景気後退――なわけですが,「