新東京タワーの外観デザイン。先端は円筒形で、下にいくにつれて三角柱となるデザインで、日本伝統建築の五重塔の構造を元に耐震性や耐風性を高めた(提供写真) 東京都墨田区で平成24年春に開業し、関東一円に地上デジタル放送の電波を送り出す新タワーの名称が、全国投票の結果、最多得票の「東京スカイツリー」に正式に決まった。新タワーや周辺の事業主体である東武鉄道などが10日、都内で発表した。 応募総数は11万419票。「東京スカイツリー」は大空に向かって伸びる大木のようなタワーのもとに集い、皆で心を寄せ合う様子をイメージしている。 新タワーの名称は、まず昨年10月から1カ月間に全国から公募。集まった1万8606件の中から今年3月、有識者ら10人による名称検討委員会が(1)東京EDOタワー(2)東京スカイツリー(3)みらいタワー(4)ゆめみやぐら(5)ライジングイーストタワー(6)ライジングタワー−に絞