今回のお題は「マルチモニタ」です。前回作成したサンプルのカラーマネジメント表示をマルチモニタ対応に改修していきましょう。 前回作成したアプリケーションをマルチモニタ対応にします。モニタ間でウインドウを移動させると、途中で移動先のモニタに最適化された表示に切り替わります。 動画の左右中央部分にモニタの境界があります。前回のバージョン(前半)はモニタ間でウインドウを移動させても描画されるコンテンツのRGB値に変化がありませんが、今回のバージョン(後半)は右側のモニタと左側のモニタとでそれぞれ異なるRGB値で描画されているのが確認できます。 の変換が行われてモニタの表示に最適化されたRGB値で描画されます。2回目で説明した通り、デバイスコンテキストの入力カラースペースがコンテンツのカラースペースに対応づけられているわけですが、対するモニタのカラースペースに対応づけられるのが(デバイスコンテキスト

