中国大使館の敷地に入り、警察官らに取り押さえられるウアルカイシ容疑者(左から2人目)=4日午後、東京都港区で 東京都港区の中国大使館の敷地に入ったとして、麻布署は四日、建造物侵入の疑いで、天安門事件(一九八九年)の学生指導者ウアルカイシ容疑者(42)を現行犯逮捕した。
羽田空港の本格的な国際化に合わせて都心から空港までの利便性向上を図るため、京浜急行電鉄が、五月十六日から品川−羽田空港駅間で京急蒲田駅(東京都大田区)を通過する直通列車を走らせる新ダイヤ案を区側に伝えていたことが分かった。同区は京急蒲田駅周辺の高架化や道路整備に約二百億円を負担しており、地元からは「蒲田飛ばしは許せない。区民への恩恵もない」と反発の声が上がっている。 同区間では現在、ピーク時には「エアポート快特」などを十分間隔で運行し、すべて京急蒲田駅に停車する。京急が先週、区側に示した新ダイヤ案では、同区間に新たにノンストップのエアポート快特を日中二十分間隔で走らせる。所要時間は約十六分。新ダイヤ案は関東運輸局に届けた。 京急蒲田駅はJR蒲田駅と並ぶ区内の主要駅。区役所に近く商店街もあり、区民の利用は多い。周辺の高架化(約六キロ)や道路整備は都の主体だが、事業費約千六百五十億円のうち区が
東京都内に住む三歳児の虫歯の罹患(りかん)率が、十年前のおよそ三人に一人から、二〇〇八年度で六人に一人まで減っていることが、都のまとめで分かった。四十年前に十人中七人に虫歯があったのに比べ大幅な減少。ただ、地域的にはまだばらつきがあり、都は「歯の健康」に関心を持つよう呼び掛ける。 〇〇年に策定した都の歯科保健目標が最終年度にあたることから、〇八年度の三歳児歯科検診を分析。その結果、虫歯がある三歳児は17%にとどまり、一九九八年度の30%から大幅に減っていた。 都福祉保健局によると、七一年度には虫歯がある三歳児は71%もいたが、歯磨き習慣の定着や虫歯予防のフッ化物塗布の広がりなどで年々減少。八五年度に初めて五割を切り、その後も全区市町村でなだらかな減少傾向が続いていた。都の担当者は「数の減少だけでなく、症状も軽くなっている」という。 一方、自治体別にみた場合、最も良い千代田区が9%だったのに
不況を反映し、東京二十三区で、四月に認可保育園の入園を希望する子どもが前年度より増加している。就労希望者が増え、各区はどこの保育園にも入れない待機児を抱えているのが現状。ほとんどの区で四月にあぶれる子どもが出るとみられ、各区とも新年度予算案に多額の対策費を計上した。(東京ニュース取材班) 各区とも四月の入園申し込みが、既に増加傾向にあった昨年四月以上に増えた。追加募集を残す区もあるが、現時点で世田谷は四百人以上、足立、葛飾は三百人以上増えた。港、品川、渋谷、中野などでも一割増し以上で、急増ぶりをうかがわせる。 文京、台東、豊島は統計方法変更などに伴う減少で、実際には増えた。 中央はこの十年で出生数が二・五倍に増えた。荒川、足立は大規模再開発に伴い子育て世代の流入が続く。こうした人口移動に伴う子どもの増加に加え、不況で就労を望む親が増えているためとみられる。「共働き世帯が増えた」(板橋)「育
政府・与党内で、オバマ米政権が新駐日米大使に弁護士事務所経営者、ジョン・ルース氏を起用することに対し、「まったく知らない人物」との困惑が広がっている。
女児に絶大な人気を誇るテレビ朝日のアニメ「プリキュア」の第六弾「フレッシュプリキュア!」(日曜午前8時30分)が今月一日に始まった。シリーズ六作目突入は、国内外で一大ブームになった「美少女戦士セーラームーン」(1992−97年)の五作を上回る記録。「女の子は成長が早く、すぐ飽きられる」といわれヒットが出にくい女児向けアニメで、プリキュアが支持される理由は−。製作した東映アニメーションの梅沢淳稔(あつとし)プロデューサーに聞いた。 (石原真樹) プリキュアは、普通の中学生の女の子が戦士に変身し、悪を倒す物語。取り立てて珍しい話ではないが、シリーズを通して幼児向け番組としては高視聴率を維持。第五弾の平均視聴率は5・6%だった。
城福東京が大学生を相手に「大失態」を演じた。FC東京は12日、国士舘大と練習試合(50、45、40分)を行い、3−4で敗れた。守備網が破たんし、試合開始5分でまさかの3失点。攻守でチグハグなプレーが目立ち、城福監督は「技術、戦術の問題ではない。これでは話にならない」とぼやき節だった。
英語の「ヒール」は「かかと」だが、プロレス業界では悪玉レスラーを指す。戦後、“卑劣なジャップ”役を演じて、全米にその悪名をとどろかせたグレート東郷の謎多き人生は、森達也著『悪役レスラーは笑う』(岩波新書)に詳しい▼たかだか十八歳の“悪ガキ”が、三十三歳の“苦労人”世界チャンピオンを“ゴキブリ”呼ばわりし、「負けたら切腹や」と大言壮語して、大差で判定負けした。十一日夜のボクシングWBC世界フライ級タイトル戦中継に、溜飲(りゅういん)を下げたファンは多かろう▼挑戦者は悪名高い亀田三兄弟の二男、大毅選手。最後は悔し紛れからか、内藤大助チャンピオンにプロレス技のボディースラムをかけて投げ飛ばした。文字通り「ヒール」を演じてみせたのだからできすぎだ。興行的には大成功で、瞬間視聴率で40%以上(関西地区)を稼いだTBSは、ほくそ笑んだことだろう▼だが、ちょっと気掛かりなのは、正義役を振られた内藤王者が
カメラに向かって銃を構え、すごい形相で声明文を読み上げる容疑者。テレビから流れた映像には戦慄(せんりつ)した。米バージニア工科大学の銃乱射事件で、三十二人を射殺した韓国人学生チョ・スンヒ容疑者が、米NBCテレビに郵送してきたビデオ映像だ▼これがニュース番組で放映され、全世界に中継された。どこかで見たという既視感で思い浮かぶのは、自爆テロ犯の事前収録ビデオや、覆面で顔を隠したテロリストが、怯(おび)えた表情の人質を殺害する場面だが、私的な復讐(ふくしゅう)にまでこんな手法が使われる情報社会とは何だろう▼映像を見た同工科大学生や遺族からは「耐えられない」との批判の声が上がり、「放映は間違いだ。容疑者は公務員でもテロリストでもない。精神疾患の個人にすぎない」との専門家の指摘もあった▼NBCは「あんな恐ろしい殺人をなぜ犯したのかという疑問に、映像はある程度の答えになる」というが、他のネットワークは
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