スポーツシューズ業界においてテクノロジーを視覚的にアピールしたのは、1987年にナイキからリリースされた初代「ナイキ エアマックス」が最初だ。 このシューズに初めて採用されたビジブルエアは、元来はエア容量を増大するために、着地時につぶれたエアユニットをサイド方向に逃がすために窓を開けた機能性向上のためのアプローチだった。しかしながらエアユニットを視認できるという斬新なアイデアは、まさにテクノロジーのショーケースであり、エアマックスというシューズの付加価値を増大させることにも貢献した。 現在ではスポーツシューズのテクノロジーを外部から視認できることは当たり前になっているが、そんな状況においてもアスリートの目を楽しませてくれる、特にインパクトのあるモデルが存在しており、今シーズンも各ブランドから登場している。そんな巷を賑わせている“視覚的に楽しめる”スポーツシューズをいくつか紹介しよう。