「無印良品」ブランドで、靴下、スキンケアなどの日用品から、家具、住宅に至るまで、幅広い商品の企画、製造、販売を行う良品計画。同社はWeb事業の役割を、「店舗への送客」、「顧客とのコミュニケーション」、「ネットストアの売上拡大」と位置づけ、積極的な展開を図ってきた。さらに、アドビ システムズの製品『Adobe SiteCatalyst』、『Adobe Test&Target』を導入することで、実店舗の経験をネットストアの運営に反映したり、ソーシャルメディア活用の知見を蓄積しようとしている。 Webによる宣伝販促が業績回復を後押し 良品計画は「無印良品」ブランドで、衣類、生活雑貨、食品、家具など、5000アイテムに及ぶ商品の企画開発・製造から流通・販売までを行う製造小売業。東日本大震災後の消費の低迷の影響をいち早く脱し、2011年度第2四半期(6〜8月)でも、既存店売上前期比は100%を超え、