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  • 統計学入門−第18章

    18.3 正準スコア (1) 正準スコアによる判別 第2節の正準関数を用いて被検者ごとの正準スコアを求め、さらに群ごとの正準スコアの平均値を求めると次のようになります。 ○第1正準スコア z1=0.4032238 + 0.7327189x1 + 1.0384614x2 - 1.2873219x3 + 0.4419487x4 - 0.2632886x5 x1〜x5:検査項目1〜検査項目5 正準スコア平均値:正常群 mz1N=1.49109 疾患A群 mz1A=-1.53817 疾患B群 mz1B=0.680132 ○第2正準スコア z2=-1.7750462 - 0.288767x1 - 0.2208574x2 + 0.0380198x3 + 0.4348566x4 + 0.1750495x5 正準スコア平均値:正常群 mz2N=-0.431886 疾患A群 mz2A=-0.105258  

  • 統計学入門−第2章

    2.5 標準誤差・標準偏差・変動係数・偏り (1) 標準誤差、標準偏差、変動係数の使い分け 標準誤差SE、標準偏差SD、変動係数CV(coefficient of variation)はどれもバラツキを要約する値ですが、これらの使い分けは間違いやすい統計手法の堂々ベスト3に入ります。 一言でいえば標準偏差と変動係数はデータのバラツキ具合を要約する値であり、標準誤差は標平均のバラツキ具合を要約する値すなわち標平均に含まれている誤差の大きさを表す値です。 標準偏差と標準誤差の使い分けについては第1章で説明したのでそちらを参照していただくとして、ここでは標準偏差と変動係数の使い分けについて説明しましょう。 (→1.3 データの要約方法) 変動係数は標準偏差ほど頻繁には使われないせいか、その意味があまり理解されていないようです。 変動係数は変化係数あるいは変異係数ともいわれ、次のように平均値に

  • 統計学入門−第17章

    この章では因子の意味と因子分析の原理、そして結果の解釈方法について解説します。 さらに因子分析の結果を利用した尺度開発の方法と、主成分分析と因子分析の使い分けについても解説します。 17.1 因子と因子分析 (1) 主成分と因子 第16章の主成分分析では互いに相関が高い国語と英語と社会がひとつの学力を反映していて、数学と理科がそれとは別のもうひとつの学力を反映していると考え、これに基いて主成分を解釈しました。 このことから学力には2種類の基的なものがあり、そのひとつが国語と英語と社会のテスト結果を左右し、もうひとつが数学と理科のテスト結果を左右すると考えることができます。 逆に言えば、これらの潜在的な学力を調べるために、それを反映すると思われる複数の教科のテストをしていると考えても良いと思います。 このように直接的には観測できないものの、色々な観測値に影響を与える潜在的な要因のことを因子

    統計学入門−第17章
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