サーターアンダーギーは、沖縄県の揚げ菓子の一種。首里の言葉で、サーターは砂糖、アンダーギーはアンダ(油)+アギ(揚げ)+語尾を伸ばすことで「油で揚げたもの」という意味になる[1]。その名の通り砂糖を使用した生地を用いる球状の揚げ菓子、いわゆるドーナツである。縁起の良い菓子とされ、結婚式など祝い事でも振る舞われる[1]。 同じ生地を四角に揚げたものは、サングァチグァーシ(三月菓子)と呼ばれている。 概要[編集] 砂糖がふんだんに使われ、また気泡が小さくて密度が高いため、食べ応え・満腹感のある菓子であり、表面はサクサク、中はシットリもしくはモッソリとした食感である。時間をかけて中まで揚げることから日持ちし、数日程度は常温下でも置いておけるため、これを一度に大量に揚げる。 家庭で作られるほか、街角や市場の天ぷら店でも販売している。店売りの場合、精白糖を使用したものを「白」、黒糖を使用したものを「
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