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ブックマーク / mojimoji.hatenablog.com (25)

  • ハルキも泣かずば撃たれまい - モジモジ君のブログ。みたいな。

    さて、村上春樹。>村上春樹さん、ノルウェーで講演 執筆も「ワクワク」@asahi.com 主人公が、月が二つある現実がねじれた世界に紛れ込む物語「1Q84」の発想について聞かれ、9・11テロを引き合いに出し、「ビルが破壊される映像は完璧(かんぺき)すぎてコンピューター・グラフィックスのようだった。この世界とは別のところに、違う世界があるにちがいないと感じた」と説明。「9・11が無ければ、米国の大統領は違う人になり、イラクも占領しない、今とは違う世界になっていただろう。誰もが持つ、そうした感覚を書きたかった」と話した。 まぁ、ペラいよね。世界的な小説家であるとは信じがたいほど。昔、エルサレム賞スピーチを擁護した経緯もあるので、落とし前をいくつかつけておく。 9.11の衝撃 僕も9.11のときには衝撃を受けた。ハルキと似たような衝撃もそこには含まれていたことは認めるが、それは最初の2、3日だけ

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  • 「価値をめぐる争い」をめぐる争い - モジモジ君のブログ。みたいな。

    表現の自由に関して。しばらく前に書いた記事。>http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20100805/p1 この話題に触れるときにしばしば強調していることだが、ヘイトスピーチの問題は規制では収まらない。これはほぼ確実に言える。ヘイトスピーチに表現される類の欲望を抱えた人間は、表現の自由があればそれを使って、それが制限されているときにはその制限の範囲内で、同じことをやろうとするだろう。これは究極的には、人間の問題なのだ。 ただ、それでもヘイトスピーチ規制に意味がありうるのは、この社会はヘイトスピーチを投げつけられる側のカタを持つのだということが明確な形で示されるということだ。それは、これまでヘイトスピーチによって押さえつけられてきた側の発話を引き出す効果を持つだろう。そのような言論空間の再編成の中で、それぞれの認識が深められ、なにより、「ヘイトスピーチをするような連中

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    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2010/08/24
    "「人間が問題」とか言い出すと、問題思想の持ち主を連行して矯正するとか、表現規制をバシバシ発動して検閲しまくるとか、そういう類の想像力の豊かな(ある意味ではまったく貧困な)人がたくさんいるけれど"
  • 「表現の自由」再論 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    表現規制の話で。 表現規制において踏みにじられる個人の表現の自由と表現の自由において流通するヘイトスピーチ*1に踏みにじられる個人の尊厳に関わる自由とで、どちらかを優先すべきとするアプリオリな序列づけはできない。まず、このことは大前提。このことを踏まえない議論は全部ダメ。 両方の自由に等しい重みを与えようとするなら、目指されるべきは両方の自由であり、そのためには表現の自由だけでは絶対に足りない。仮に、表現の自由自体には制限を加えないのであれば、両立のために「表現の自由」を使うこと、すなわち「ヘイトスピーチに実際に反対すること」が必要である。それも、そのターゲットになる人たちが十分な安心感と尊重が感じられる程度に大きな規模で。 つまり、(誤解したがる人が誤解するだろう表現を使うならば)、表現の自由はある種の義務を伴わざるをえない。ただし、この義務は、果たされなくても罰せられることのない義務で

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    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2010/08/06
    "表現の自由にはヘイトスピーチに反対する道義的義務が伴う" 得心がいく
  • 「鳩山批判」なる絶望と残された希望 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    普天間問題全国知事会 首相と出席知事の主なやりとり@asahi.com。 橋下が一人、大阪での受け入れ可能性に言及したとかの件から。 記事とは関係ないけど、日もっとも重要な国際ニュース。>ガザ支援船をイスラエル軍が強襲、10人以上死亡 トルコ強く抗議 橋下徹・大阪府知事 沖縄県などの犠牲の上に、大阪府民は安全をタダ乗りしている。普天間問題がクローズアップされ、チャンスだ。小学校の子どもですら、この問題を考えるようになった。ただ、自治体が動いても、米国からダメだと言われると動けない。2006年の米軍再編のロードマップを履行し、政府が第2段階の基地負担軽減というときに話を振ってもらえれば、できる限りのことはする。必要があれば、沖縄のみなさんにお願いをしに行き、大阪府民として申し訳ございませんと言いたい。 前々から思うのだが、橋下が言及している「受け入れ」とは「訓練」のことであって、基地その

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  • 二分法について - モジモジ君のブログ。みたいな。

    id:the_sun_also_rises 敵と味方。二元思考。左派に多い論調だ。今回左派の主張は実現しなかった。彼らは失敗からなぜ学ばないのだろう。粘り強いではなく頑迷。理想論ではなく教条的。現実を少し分析し取入れれば違う将来もあろうにと思う*1 これはこれでよくある論調だな。 政治的な争点をめぐって「二分法」を使わずにどのように考えることができると言うのだろう。今回の件で言えば、「辺野古案に賛成か、反対か」、そのような二分法を用いて状況を整理することは必要不可欠なことでさえある。問題は、二分法それ自体ではない。 もちろん、「二分法」といってもさまざまな分け方がある。だから、ただ一つの分け方だけを特権的に論点化し、「より重要な」他の分け方を隠蔽するように用いるのであれば、そこには問題がある。たとえば、「鳩山首相の退陣に賛成か、反対か(A)」という二分法を強調することで、「辺野古案に賛成か

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    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2010/06/02
    "「二分法批判」こそが、硬直した二分法的思考を助長する" / "図々しいまでの当事者意識の欠如" / "批判が形式的で無内容なものになる傾向と当事者意識の欠如とのあいだには、経験的には、密接なつながりがあるらしい"
  • 当事者主義だけではダメなんだろうな - モジモジ君のブログ。みたいな。

    Arisanの分析。>「排除する政治」@Arisanのノート ここに続けて。 元々、民主党というのは寄り合い所帯で、統一的な政見などない。個々のメンバーは民主党そのものの党勢を考えるようにはできていない、つまり、民主党内の保守層が「党利党略を超えて」、社民的なものを政治の場から排除するべく画策した、と考える必要がある。民主党右派というのは、その路線を実現するために、民主党左派の存在を仮面として、まるで社民主義的なもの「も」代表するかのごとく擬態しているだけだ。 ともかく、辺野古回帰案のような暴挙が出てきた以上、社民党としては罷免されるまで抵抗→連立離脱は鉄板。連立に未練を残すようなスタンスこそが、ここでは害悪だろう*1。その上で、現在のターンに注目すべきは、民主党左派のグループだろうと思う。 で、以前から危惧していることなのだが、民主党左派のほんとどはシングル・イシューの人だというところ。

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  • 普天間基地県内移設に合理性は皆無、その2 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    たぶん、一連のトラバとか、批判ブコメとかに答える、ことになってると思う。ブコメやトラバはいちいち真面目に読んでませんが。 「台湾侵攻に合理性がない」ことは共通認識 「中国政府が台湾に侵攻する合理的理由は存在しない」という指摘に対する批判のほとんどが、「中国政府が合理的に行動するとする保証はない」というものだった、というのは、かなり興味深いことではあるね。もちろん、政府の統制を離れて軍部が暴走する、という類のことが絶対起こりえない、とは言わないけれども、「可能性はゼロではない」という程度のことは、相当に荒唐無稽な話についても言えるのであって。少なくとも、たとえば、「資源確保」という合理的理由がすぐに思い浮かぶチェチェンやイラクのケースなどと比べて、遙かに戦争になる可能性が低い、ということは言えるだろう。 で、前回の記事でもそうだけど、僕は「荒唐無稽な話だから備える必要がない」などとは述べてい

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  • 普天間基地県内移設に合理性は皆無 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    なぜ普天間基地移設先は沖縄県内でなければならないのか この人、軍事に詳しい人、とされてる人ですよね、一応。なーんなんだろ、この妄説は。 米海兵隊の戦略と沖縄 マジレスすると、海兵隊にとって重要なことはヘリや支援戦闘機、揚陸艦、上陸部隊が一体となって行動できること。その意味で言えば、佐世保の揚陸艦艇、岩国の支援戦闘機などと一体運用するためには、民間の飛行機がほとんど使ってない佐賀空港あたりにでもヘリ部隊を移し、付近に上陸する地上部隊の駐屯地を作るのが一番いい。九州には自衛隊の演習場も多くあり(大分など)、米軍にとっては願ってもないロケーションだ。ついでに言うと、北朝鮮までの距離も半分になる。文句のつけようがない。戦略戦術をいうなら、断然九州。 地政学的に沖縄にあることが重要といえそうなのは、嘉手納基地(空軍)くらいでしょう。海兵隊については、沖縄にある必然性はまったくないどころか、分散配置の

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  • 「時間厳守」はみんなのもの - モジモジ君のブログ。みたいな。

    http://d.hatena.ne.jp/lever_building/20091117 http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/lever_building/20091117 あまりまとめずに書く。──わざわざ説明するのも興がそがれるけれど、「「時間厳守」はみんなのもの」とは、「みんなの義務」という程度のことを言っているのではないし、「みんなが守ればみんながハッピー」などと言っているのでもない。 自立生活してる障害者の介護に入っていたのだけど、介護者が交代の時間を守らないと、あらゆる人の予定が狂う。場合によっては、命に関わる。不測の事態というのはいくらでもあるので(そして、それぞれの人のメンタルの問題も含めて、不測の事態というものを相当程度広く取ることも必要だということは認めた上で)、それに対処するためのある程度の余裕は作っていく方がよい。

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  • 「狂った世界」のライフハック - モジモジ君のブログ。みたいな。

    http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20091023/1256241079 http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20091006/1254813776 では「まさか宗旨替え?」と一瞬思ったけど、sk-44さんはsk-44さんなのであった。ちなみに、sk-44さんを特徴づけているのはある一つの断念であり、僕を特徴づけているのはその断念の拒否だと僕は思っていて、だから議論はいつも同じところをグルグルまわる。なんどもまわっているうちに見えてきたことも、多分、ある。 問題は自己欺瞞にある。だから、それを叩くのだけれども、しかし、自己欺瞞があるからこそ人は生きていける。そういう側面があることを知らぬわけでもない。そのことに積極的に言及したことはないけれど、僕にせよ日常を日常として生きていることは機会あるたびごとにいつも述べてきたのだから、それを無視してきた、と

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    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2009/10/25
    "自己欺瞞があるからこそ、戦える。ただし、そのためには、ときどき自己欺瞞の外に顔を出さなければならない。" でもこれ、非常に難しい。そうそうできない。
  • なにが暴力か/なにを暴力とみなすのか - モジモジ君のブログ。みたいな。

    http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20091008 面倒なんで、記憶に頼って書くけれど。 追記。なんかおもしろいトラックバックが来た。>http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20091009/p1 暴力の原イメージが直接的暴力であるのはそのとおり。その上で、直接的暴力だけを問題にすれば、人が平和に暮らせるうまいやり方を考えることができるか。できない。どうしてか。直接的に殴られているわけではない場合でも、人の生命が危険にさらされていることはあるし、そこに作為や怠慢が働いていることもある。たとえば、人を殴り倒せば直接的暴力だけど、飢えている人にべ物を「与えない」ことも、直接的暴力と同じように人を傷つける。こうして、直接的暴力とは異なるけれども、暴力と同様に人を傷つけたり破壊したりする構造を「構造的暴力」として問題化す

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    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2009/10/09
    "どうして暴力を再定義したのか","それは、「構造的暴力を問題にしなければならない」「文化的暴力を問題にしなければならない」と価値判断したから" 至極真っ当
  • kurahitoさんてば - モジモジ君のブログ。みたいな。

    http://d.hatena.ne.jp/kurahito/20091007/p1。 追記。http://d.hatena.ne.jp/kurahito/20091008/p1 へのレスを末尾に。 「等しく暴力です」というとき、反発されているのは、「暴力である」という言明ではなく、「等しい」という言明だと思われ。店舗破壊とシュプレヒコールは同じか?そんなわけはない。 そこでの「等しい」は、「人を傷つけ、そこから追い立て、当たり前の尊厳を奪い取るという意味で」、なのだから、反対したいなら、「人を傷つけ、そこから追い立て、当たり前の尊厳を奪い取るという意味で」「等しくない」と言わなければなりません。 ヘイトスピーチに対して強権を発動させることの難しさはたんに技術的なものなのか?否、存在論的なものでしょう。言論には言論で対抗することができる。ある暴力が我々の体制を不安にさせるから、国家に対抗暴

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    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2009/10/08
    "「ヘイト・スピーチには言論で対抗できる」、ただし、それをやるのはご当人と物好きな人たちだけで","自分ではコストを負担するつもりがない。","蹂躙される人たちがいても、それは「表現の自由」のためのコスト"
  • 排外主義それ自体が暴力です、その2 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090929/p1の続き。たとえば、「「暴力」の意味がブレてる。暴行・障害罪等の意味で取れば思想は関係なくなる。排外主義を暴力的思想として批判するなら暴行・障害罪とは別の話。殴らなくても排外主義だが、暴行・障害罪にはならない」みたいな意見がバカげている、ということについて。 「殴る」という直接的暴力も、差別のような構造的暴力も、人を傷つけ、そこから追い立て、当たり前の尊厳を奪い取るという意味で、まったく等しく、暴力です。では、どうして一方に対しては法で取り締まられ、警察・監獄に象徴される制度化された対抗暴力が発動されるのに、他方に対してはそうではなく、ほとんど何もなされないのか。それは、少なくとも、暴力としての程度が小さいからではありません。程度の大小について何かを言える根拠などどこにもありません。 直接的暴力は、行為であり

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    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2009/10/05
    "言論の自由、集会の自由、結社の自由等々の表現の自由一般を擁護したいと願う者は、それを可能にするためのこれらの実践=反差別実践に対して多くの努力を払うべき" 必要なこと。
  • 排外主義それ自体が暴力です - モジモジ君のブログ。みたいな。

    そして、動画につけられたブックマーク。*1 ブックマーク・コメントを見ると、「思想はどうあれ、暴力はよくない」的な主張が散見されるが、これはどういうことか。在特会の排外主義プラカード&シュプレヒコールは、在日外国人にとっては直接の恐怖だ。常野氏に対してふるわれた暴力に勝るとも劣らない暴力、どっちかだけ批判とかありえない。 元々、薄く広がる無自覚な排外主義は日社会の隅々にある。そういう排外主義的な主張に接しても「事を荒立てない」「大人の」態度が当然とされる。その一方で、近年の右傾化を経て、音ダダ漏れ化が進行、春先のカルデロンのり子さんの問題が持ち上がった頃、「当事者の生活空間に押し寄せて排外主義の主張を行う」という特異なデモが企画されたあたりから、具体的に目に見える形を取り始めた。それから、今回の事件。排外主義者のデモに対して「排外主義反対」の紙切れ(即席プラカード)を掲げた男性に対する

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    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2009/09/30
    "そもそも誰かを排除しようとする立場に対しては「認めない」以外のどんな態度が可能だというのだろうか" その通りだと思う。物理的な暴力の有無関係ない。
  • ヌルさについて - モジモジ君のブログ。みたいな。

    えーと。 頼れる大人もいなくて、もちろん経済的にもたくさん苦労して、殴られたり蹴られたり、放置されたり、あるいは支配されたり、生まれる前になんか悪いことでもしたんかというくらい不運な環境に生まれてきてそこで育って、とにかく年だけは重ねて。そんな風に大人になる人がいて。で、そんな風にして育った人が、同じように大変な酷い目に遭いながらとにかく年だけは重ねるように大人になった人から、さらにまた酷い目にあわされたりして。そんなことは実際にある。……とりあえず、した方をA、された方をBとしておく。 そんな苦労がこの世にあることも知らずに育った人ならば、そんな二人を前にすれば言葉を失うだろう。なんにも気にしない奴がいるとすれば、そいつはおかしい。 しかし、言葉を失うとして、で、言葉を失ったままウンウンうなるままなだけでいいわけ?そんなわけはないだろう。やはり、考えて、これまでどんな目に遭わされてきたと

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  • 簡単に言っていいんだよ。 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    選挙おもしろい@sociologbookについて。 以前、県内某所でボランティアの平和ガイドやってる教員崩れの腐れナイチャー(笑)が、「わずかな補助金と引き換えに青い海を売り飛ばしてしまう愚かな沖縄人には目を覚ましてほしい」(原文ママ)と発言したときにぶち切れた俺だが(笑)、「カネがない」ということをあまり甘くみないほうがよい。地位を保証されてのうのうと暮らしている教員や公務員ならなおさらである。 わかるんだけど、やっぱり違う、というか。ここできしさんが「腐れナイチャー」と言う文脈は、想像できなくはないんだけど、とりあえず、「わずかな補助金と引き換えに青い海を売り飛ばしてしまう愚かな沖縄人には目を覚ましてほしい」という文言自体がまちがっているかというと、それは違う、と思うんだよな。モヤモヤするので、整理する。 きしさんが紹介しているような「無駄な公共事業」は、もうどうしようもなく無駄であっ

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  • 行為への欲望を擁護する - モジモジ君のブログ。みたいな。

    まぁ、無理だ無理だと言いなさんな。こここそ、擁護しておかねばならんことのはず。 陵辱表現であっても、必ずしも陵辱する側に感情移入してるわけではないとか、性に対する罪悪感と性的欲望の一つの結合のあり方であるとか、陵辱表現に対する欲望は(確かに)さまざまにありうる。その意味で、陵辱表現への欲望と陵辱行為への欲望は、必ずしも重ならず、表現を欲望する人たちの姿はずっと多様。それはそう。 ただし、陵辱行為への欲望とほとんど区別つかない形で陵辱表現を欲望している人というのは、ホントにいる。そういう人はいて、じゃあ、そういう人は救いようがないのか。死んでもらうべきか。そんなことでもない。 こういう人にとって陵辱表現はどのような意味を持つか。ガス抜きになるか。なる面もあるかもしれないが、むしろ、こういう欲望を強化するような面もあるかもしれず、私見では、後者の方が強い気がする。じゃあ、表現自体にアクセスでき

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    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2009/06/16
    ※欄 / ※欄読んだ。良かった。
  • 「レイプレイ」と言論の自由 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    女性を陵辱して言うなりにすることを目的とするゲームへの規制が主張されていることに対して、「表現の自由」の名の元に「規制まかりならぬ」などと言う輩がいるらしい。笑うべき論、と思う。 この件に関して、佐藤亜紀氏が6月3日付の日記で述べている次の内容は重要だと思われる。 『悪魔の詩』がそういう(注意:ムスリムは表現の自由を圧殺する、というプロパガンダの)トポスにならずに済む機会が、少なくとも一度はあった、と私は考えている――冗談みたいな話だが、在英ムスリム団体があのに冒涜罪を適用するようにと当局に訴えた瞬間がそれだ。逆説的だが、もしイギリスの法廷が、冒涜罪は国教会とその首長である女王に対する冒涜に対してのみ適用される、などという固いことを言わずにラシュディ氏を召喚していたら(かつ、表現の自由が、とか言わずに、悪意の有無を徹底して追及していたら)、ラシュディ氏はむかつきながらも西と東の狭間に立つ

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    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2009/06/11
    ※欄参考になった。 非常に挑発的ではあるが、色々考えさせられる……
  • 北朝鮮の「人工衛星」雑感 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    【追記アリ】【もう一つ追記】 次の記事はとてもおもしろいので、是非参照してください。>「日北朝鮮に宣戦布告した件について」@media debugger 以下、それとは別の話をダラダラと。>するつもりだったんだけど、別の話にならなかったな。 日政府の主張は無理筋 北朝鮮がロクデモナイ国だということは知っている。日という国も、その質に多少の違いはあれども、かなりロクデモナイのも知っているけども、それはとりあえず措く。北朝鮮の「人工衛星打ち上げ」はミサイル技術の誇示以外の何物でもないとは思うが、公式に「人工衛星」と言い張っている以上、それを覆すだけの材料もないなら、「ミサイル」と言い張ることになんの益もない。そこに弾頭が取り付けられている、とでも言うならともかく。一方で、北朝鮮は宇宙条約に批准した上で、国際法上の形式を整えた上で「人工衛星打ち上げ」と言い張っている。これを「ミサイルだ」

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    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2009/03/31
    "宇宙条約に批准し","国際法上の形式を整え","人工衛星","と言い張っている" / "これを",ミサイル","と言","ったところで、状況証拠" / "当面できそうなことは","条約にしたがった適正手続き","国際的な協議を要請するくらい"
  • パレスチナを、村上春樹のエルサレム賞講演がきっかけで読み始める人に勧める5冊の本 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「村上春樹をエルサレム賞講演がきっかけで読み始める人に勧める5冊の」@鰤端末鉄野菜 Brittys Wake ↑に便乗して、返礼してみる。とはいえ、僕はパレスチナ関連のを網羅的に読んでいるわけではないし、全然書誌情報が足りない。というわけで、知人の手助けなども借りてリストした上で、内容紹介については、パレスチナ情報センターの「書籍紹介 パレスチナ/イスラエルに関する注目の書籍」を参考に。勝手に「文学っぽいにおいがするなぁ」と思ったものをチョイス。*1 村上春樹ファンと村上春樹嫌いと村上春樹がどうでもいい人に捧げます。 イスラエル/パレスチナに関心を寄せるすべての人と、今はまだ関心を寄せていないすべての人にも捧げます。*2 1. エドワード・サイード『パレスチナへ帰る』 パレスチナへ帰る 作者: エドワードサイード,Edward W. Said,四方田犬彦出版社/メーカー: 作品社発売日

    パレスチナを、村上春樹のエルサレム賞講演がきっかけで読み始める人に勧める5冊の本 - モジモジ君のブログ。みたいな。
    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2009/02/21
    どうでもいい人なので