ライフログは体験の記述である。 これ、どういうことでしょうね。 どうも「体験」という言葉が広すぎて、何を指しているかわかりにくい。 もう少し丁寧に考えてみようと思います。 体験分析 「体験」の内実を考えてみましょう。 どういう事柄を「体験」と呼んでいるのか。 そうしたとき、DESCが補助線に使えることに気づきました。 アサーティブ・ライティングのDESCです。 「客観的事実→主観的感想→具体的提案→読者への問いかけ」の順に文章を組み立てる方法。 これを「体験」の記述に使ってみます。 DESCを大まかに分類すると下記の図になります。 軸は二つ。 「過去←→未来」と「外界←→内界」を直交させます。 これで四つの領域を作る。 DESCはそれぞれの象限に割り当てることができます。 D…事実。実際に何が起こったか。 E…感想。それに対し何を感じたか。 S…目標。どうなるといいか。 C…行動。これから
デイリーノートは難しいですね。 ライフログの溜まり場になってます。 LifeLog 基本はショートカットでメモを残すこと。 ホーム画面にアイコンを置き、そこから起動しています。 思いついたことがあったら即メモ。 デイリーノートにタイムスタンプ付きで記録が残ります。 Import Shortcut RecipeLifeLog LifeLogはSafariのブックマークにもなるので、気になるサイトもデイリーノートに残しています。 ブログカード形式になるので再利用しやすい。 サイト内のテキストも範囲選択して、共有経由でLifeLogに送っています。 つまり、Obsidianは普段起動していません。 LifeLogの受け皿になっています。 文章を書こうと思ったときにObsidianを立ち上げる。 そんな感じの使い方です。 Obsidian LifeLogでニコニコ動画をブックマーク - Jazzと
記録する 「布団でごろごろ終わりましたか」 スマホの画面にメッセージが表示される。ポンという電子音にせかされるように、布団から起き上がった。次はトイレ、歯磨きを含む「起きてコーヒー」の時間。そのあと、表示通りに「2階へ行く」ができれば、一日の始まりは成功したようなものだ。 「今日はいつになく順調です」。予定通りの午前9時半前に、仕事場とする自宅2階へ上がることができた愛知県一宮市のフリーライター五藤隆介さん(34)は、満足そうだ。 五藤さんを導いたのはスマホで用件を管理し、いいタイミングを知らせてくれるアプリ。これまで五藤さんが集めてきた膨大な生活記録「ライフログ」を参考に、未来の予定を立ててくれる。 どこへ行き、誰と会って何を食べ、何を見たのか。日々身に起きる、いや、何も起こらないありふれた日常も、この4年間、記録し続けてきた。 スーパーで買った食材は賞味期… こちらは有料会員限定記事で
日常とインターネットが、知能を持ったセンサーによって本格的につながり始めています。個人的には、2011年はインテリジェントセンサー元年、そして2012年にカンブリア爆発をむかえると予測しています。 iPhoneが登場してすぐに、GPSやモーション、タッチセンサーを利用したアプリは次々とリリースされてきました。最近では、単に記録したり検索するだけでなく、センサーが集めたデータをスマートフォンのアプリでリアルタイムに解析して、ユーザーに提案する知能を持ち始めている。また、用途に特化した安価なセンサーデバイスの開発も進んでいます。 『Webは(繰り返し)死に、インターネットが進化する』で、App InternetではWebとは異なるハイパーリンクが生まれている、と書きましたが、知能をもったセンサーが、日常生活の中で、人間とインターネットを緻密にリンクさせつつあるような気がしています。2011年に
「さくらももこ展」が六本木にて開催!ちびまる子ちゃんやコジコジを生み出した作家さんの魅力がギュッと凝縮
これからのWebサービス いやあ、Web業界が盛り上がっていますね。Webサービスで何かやりたいという人はあと数ヶ月くらいはこの流れが続く気がするので、今のうちにがんばってみるのもオススメかなと思っています。 ところで、僕が最近思っていることとしては、2012年くらいのWebサービスの流行は、「ライフログの入り口か出口のどちらかを担ったもの」になるのではないかと思っています。 そんな話を詳しく説明します。 ライフログとは何か まず、そもそもライフログとはなんでしょうか。 ライフログとは、僕の定義だと「人生のいろいろなものを記録すること」だと思っています。 たとえば - 行った場所の記録 - 食べたものの記録 - 考えていることの記録 - 一緒にいた人の記録 などを記録することを指します。 今でも結構流行っていて、先進的な人たちがEvernoteを使ってやっていたりしますね。こんな本も読みま
[読了時間:2分] 米Facebookは、サンフランシスコで開催中の開発者向けイベント「F8」で複数の大型発表を行った。自分自身のプロフィールを紹介する「基本データ」の代わりに過去のイベントをライフログのようにまとめる「Timeline」と呼ばれる機能や、音楽や動画などのアプリを通じて同じコンテンツや同じアクションを共有する仕組みなどの新機能が加わった。 こうした新機能の詳細や意味するところを、わたし自身まだ十分に把握できていないので、とりあえず新機能のプロモーション動画を下に貼り付けます。自分自身で十分に理解した上で、こうした機能追加がユーザーにとって何を意味するのかを別の記事にしたいと思います。 【追記】新型のソーシャルアプリはTimeline上に乗るもよう。新型ソーシャルアプリはFacebookのOpen Graphと呼ばれる技術仕様に準拠することで、ユーザーのアクションが友人のTi
ネット上のプライバシーはどこまで守られるべきか。その議論を飛び越えて、規制だけが強化されている。 グーグルは3月末、新サービスのプライバシー侵害をめぐって米連邦取引委員会(FTC)との包括的な和解案に合意した。和解案には2年ごとの「プライバシー監査」も含まれる。グーグルは昨年2月、電子メールサービス「Gメール」にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「グーグル・バズ」を追加。そのバズをめぐって、プライバシー保護を強化するようFTCから求められていた。 FTCが言うには、バズは欠陥だらけ。ユーザーが参加を望まなくても一部機能が自動的に有効になっており、「無効にする」を選んでもバズのネットワークから個人情報を完全には削除できなかった。自発的に参加した場合でも、個人情報を公開しない方法が明示されていなかった。 バズはグーグル自体のプライバシーポリシーに違反していたという。同社の規定では
[読了時間:3分] Facebookが日本で普及するかどうかの議論が盛んなときにこんな話をするのもなんだが、最近はソーシャルの次の時代のことばかり考えている。 ウェブページとウェブページの間の関係性(リンク張ったり、張られたり)を解き明かそうとしたGoogleの全盛時代から、人間と人間の関係性(だれとだれが友達か)を解き明かそうというFacebookの時代に入ったという認識は、そろそろ共通のものになってきたように思う。 では次はどういう時代かというと、データとデータの関係とユーザーとユーザーの関係が、さらにリアルな社会につながるのだと思う。その最初の形が、ジオメディアや位置情報関連サービスなどと呼ばれる仕組みやサービスだ。モバイル機器への入力やセンサーを通じて、われわれはいろいろなデータを作り出す。それらのデータが何を意味するのかを解き明かし、企業は的確な商品、サービスを提供しようとするよ
「Webは今,ライフログを必要としている」---。2009年4月23日,ITproビジネス・カンファレンス「ライフログ・サミット2009」の基調講演にITジャーナリストの佐々木俊尚氏(写真)が登壇。個人の行動をデジタル・データとして記録した「ライフログ」が,なぜ今注目を集めているのか,また,プライバシー侵害などの問題とどのように折り合いをつけるべきなのかを述べた。 「日経コミュニケーション」に“ライフログ”という言葉が初出したのは2008年秋のこと。この頃からライフログは急速に注目され始めた。その理由について佐々木氏は「Web2.0の弊害を克服しようとするフェーズに入ったため」と説明する。Web2.0によって,個人が発信する情報が格段に増加し「情報大爆発が起こった」(佐々木氏)。その結果,情報が多くなりすぎて,人々は適格な情報に到達するのに苦労している。「一人ひとりに,適格な情報をピンポイ
ついにビジネスとして実現し始めた「ライフログ」。ユーザーの生活のログを取り、情報を配信するこのサービスが、伸びしろを失ってきたケータイキャリアを救う可能性を持つという。ただし、そこには「プライバシーの侵害」というデリケートな問題も……。 ライフログという言葉が、これからIT業界の流行語になっていきそうな雲行きだ。「ライフログサミット」という日経BP主催のイベントが初めて開催され、またテレビの経済番組でも、ライフログを扱った特集を組むところが現れている。 ライフログというのは、直訳すれば「生活(ライフ)の記録(ログ)」。ユーザーの行動を記録していき、その内容を解析して、ユーザーに適切な情報やお勧めを提供しようというビジネスだ。用語としては決して新しいものではない。1990年代にはすでに米マイクロソフトの研究者が、自分が日常生活の中で出会ったすべての情報をハードディスクに蓄積するライフログプロ
2010.2.1 ビジネス&IT Law 第6回 「ライフログ・行動ターゲティング広告とプライバシー」 弁護士 二関辰郎(骨董通り法律事務所 for the Arts) ■検索履歴・サイト閲覧履歴等の収集・利用 アマゾンや楽天などのショッピング・サイトを訪れると、そのサイトでかつて自分がチェックした書籍や商品が表示される。こういった機能は、便利だと考える人もいれば、余計なお世話だと感じる人もいるだろう。 かつてどのような用語の検索を行い、どのウエブサイトを、いつ、どのくらいの時間をかけて閲覧したのか。インターネットの利用にともなって、こういった情報を、検索エンジンの事業者や、閲覧先のウエブサイトの事業者等が蓄積・利用することが可能になった。情報の収集はインターネットの利用に限らない。携帯電話によって位置情報や、スイカやパスモ等によって移動履歴・行動履歴などが、収集・蓄積されている。 検索履
ライフログの利活用に関しては今後、個人情報保護法がどう影響しているか、そしてプライバシー問題をどう考えていくべきかという2点について、検討していく必要がある。プライバシーに関する問題意識を可能な限り除去しなければ、ライフログ活用は進まない。 IT分野では、日本は様々な場面で米国に後れを取ってきた。例としては iPod > ウォークマン(WALKMAN) Google > goo YouTube > 動画サイト Kindle、iPad > ??? などが挙げられる。 ただ、これらは日本が技術力で劣っていたということとは違う。昨今目立ってきた電子書籍は、既に5~10年くらい前には日本で、ほぼ完成の域に達した技術が作られていた。ところがそれが結局は淘汰され、今になってiPad、Kindleの席巻を許している。 検索エンジンも1994年には日本で実用レベルの技術が開発されている。グーグルはもちろん
■ DPI行動ターゲティング広告の実施に対するパブリックコメント提出意見 「ネット全履歴もとに広告」総務省容認 課題は流出対策 - ビジネス・経済, 朝日新聞, 2010年5月30日 「ネット全履歴もとに広告」総務省容認 課題は流出対策 - ネット・ウイルス - デジタル, 朝日新聞, 2010年5月30日 この記事が今日の朝日新聞朝刊1面に出ている。紙の方の記事では「行動ターゲティング広告」と「米英では頓挫」のキーワード解説が載っている。 これは、総務省の「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会 第二次提言」のことだろう。「ライフログ活用サービスに関する検討について」の中に「ディープ・パケット・インスペクション技術を活用した行動ターゲティング広告について」という節がある。(電気通信事業者の取扱中に係る通信の傍受のことを指して「ライフログ」を呼ぶのには強い違和感がある
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