ANAホールディングス傘下の格安航空会社(LCC)で、成田空港を拠点とするバニラ・エアが関西国際空港に就航する方針を固めたことが6日、分かった。夏ダイヤ(3月27日から10月)での路線開設で、訪日外国人の急増で需要が拡大する関空-成田線のほか、台湾や香港などの国際線を想定。関空を成田に次ぐ第2拠点化することも視野に入れている。 バニラ・エアは成田空港を拠点に国内は札幌、那覇、奄美(鹿児島県)の路線を開設しているが、関空や大阪(伊丹)空港など関西への路線はなかった。夏ダイヤからの就航に向け、すでに搭乗券の手続きや運航管理、手荷物を預かるためのカウンター業務などに携わる空港職員の募集を始めている。 関空はLCCの誘致を重視し、国際線全体に占めるLCCの比率は3割を超えている。現行の冬ダイヤではアジアを中心に16社が25都市に就航しており、国内最大の路線網を持つ。 この路線網を支えるのが急増する
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