ジャーナリストではなく「中国奥地で活動する70歳の自然写真家」という視点から、「中国の地方」の実態を写真と文章で切り取る青山潤三氏の連続レポート。今回は、日本人にとっても気になる「中国人とお金」がテーマです。 何でも「値段」で返事する 1ヵ月の長期にわたり続いた春節休みも終わり、先々週(3月5日)から、中国の人々は通常の生活に戻りました。 アシスタントMの実家での春節風景のレポートも届きました。それを読むと、中国の田舎の正月風景は、日本と良く似ている部分と、随分違う部分とが混じりあっていることが分かります。例えて言えば、昔の日本の正月の日常が、今も残っている、ということなのかも知れません。 家族の団らん、様々なイベント、美味しそうな料理…。筆者は春節期間中、独りぼっちでほぼ「白いご飯」ばかり食べて過ごしたというのに、なんという幸せそうな光景でしょうか。 ところで、中国の新年の挨拶は「新年快
パンダのシャンシャンは、日本中のファンに見守られながらすくすくと成長している。中国政府の手厚い保護が功を奏し、頭数も2000頭を上回ったことからIUCN(国際自然保護連合)は、2016年にジャイアントパンダの絶滅危惧種カゴリーをIB類からII類へと一段階格下げした。 この数の少ない大切な動物に、国民が一丸となって愛情をそそぐのは、まことに微笑ましいことである。ところが、急激な減少によりレッドリストの絶滅危惧IB類に掲載されるも、いまだに乱獲され、蒲焼にまでされている種がある。ニホンウナギである。 ニホンウナギは、2013年に環境省の絶滅危惧種、2014年にはIUCNの絶滅危惧IB類に指定された(ちなみに国の特別天然記念物であるトキも絶滅危惧IB類に指定されている)。しかし、それからもニホンウナギへの資源保護に対する意識は高まらず、今年の稚魚の漁獲は、愛知県や兵庫県などで、前年比なんとわずか
来日したフルーツ・チャン監督 映画『メイド・イン・ホンコン/香港製造』(YEBISU GARDEN CINEMA ほか順次公開中)のフルーツ・チャン監督が、17日に都内で開催されたトークイベントに石坂健治(日本映画大学教授)と共に出席。チャン監督は本作の撮影の舞台裏や、中国で上映禁止になっている理由を語った。 『メイド・イン・ホンコン/香港製造』場面写真 1997年、中国への返還が迫る香港を舞台に、行き場を失った少年少女の青春と、リアルな香港の姿を描いた本作。チャン監督は本作、そして『花火降る夏』と『リトル・チュン』で形成される“香港返還三部作”について「『メイド・イン・ホンコン/香港製造』が一番気に入っています。本作の後に『花火降る夏』を撮ったのですが、これはメインストリーム寄りで、自分としては完璧ではなかったという思いがあります。三作目の『リトル・チュン』は自分が望むように撮ることがで
先日のステーキに続き、今日は銀座で点心の食べ放題。あの時も書いたが、食べ放題が苦手である。しかし、今回はちょっと様子が違う。なぜなら手掛けているのがJASMINEだから。 場所は昨年のオープンで世間の話題をさらったGINZA SIX。その6階だ。2018年3月5日からスタートしたランチタイム限定・飲茶のオーダーバイキングに、いざ! そもそもJASMINEは四川料理や杭州料理が評判の中国料理店。そこに銀座店は「和心漢菜」というコンセプトをプラスし、和の味わいやもてなしを提供してきた。店主の山口氏がわくわく顔で語る。「2人の点心師による“香港点心”ד大陸点心”。そこにJASMINEのマインドを掛け合わせ、今までにない飲茶バイキングをお届けしたいと考えております」。
日用品や食品など身近な物を別の物に見立てた作品をSNSで発信するミニチュア写真家・田中達也氏。固定観念にとらわれない自由な発想と独特の世界観で、新たな分野を築き上げた彼に、作品が生まれるまでのストーリーや今後の展望を聞いた。 田中 達也 TANAKA Tatsuya ミニチュア写真家・見立て作家。1981年、熊本県生まれ。ミニチュアの目線から、日常にある物事を独自の視点で切り取り別の物に見立てた写真「MINIATURE CALENDAR」がインターネット上で人気を呼び、雑誌やテレビなどのメディアでも話題に。広告ビジュアル、映像などを多数手掛けるほか、2017年、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックを担当。主な写真集に『MINIATURE LIFE』『MINIATURE LIFE2』(以上、水曜社)、『Small Wonders』(Nippan Ips)など。 緻密で遊び心あふれ
【3月19日 CNS】マカオ特別行政区政府報道弁公室は15日、中国国務院の許可を受け、香港(Hong Kong)と広東(Guangdong)省珠海(Zhuhai)、マカオ(Macau)の各都市を結ぶ港珠澳大橋(Hong Kong-Zhuhai-Macau Bridge)のマカオ側検問所管理区が、同日付けでそれまで管理を担っていた広東省からマカオ特別行政区に譲渡されたと発表した。これにより、同検問所はマカオ特別行政区の法律の下で管轄される。 式典は同日、珠海・マカオ口岸人工島のマカオ側検問所管理区出入境検査ビルで行われた。 広東省側の代表者が警備業務引継ぎの象徴として「港珠澳大橋人工島模型」をマカオ側の代表者に手渡した。(c)CNS/JCM/AFPBB News
映画ニュース 2018/3/20 12:04 “アジアのアカデミー賞”で、妥協なしの本物が宿る『空海-KU-KAI-』が最多4冠! “アジアのアカデミー賞”とも言われる第12回アジア・フィルム・アワードで『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』(公開中)が最多4部門を受賞。3月17日にマカオで授賞式が開催された。 日中共同製作ならではの豪華スタッフが集った本作。最優秀助演女優賞(キティ・チャン)のほか、最優秀衣装デザイン賞(チェン・トンシュン)、最優秀美術賞(トゥ・ナン、ルー・ウェイ)、最優秀視覚効果賞(石井教雄)を勝ち取った。VFXディレクターの石井教雄は、「陰陽師」シリーズや『海猿 ウミザル』(04)ほか、数々の映画作品のVFXを手掛けてきた人物。「こんな素敵な賞をいただいて、ありがとうございます。このような機会を与えてくれたチェン(・カイコー)監督に、大変感謝しております」と、トロフ
各国の統計機関によるデータにもとづき、2017年1年間の日本人出国者数を韓国・台湾・香港の3市場でみると、韓国は0.6%増の231万1447万人、台湾は0.2%増の189万8854人、香港は12.6%増の123万10人。香港が3年連続で伸び率を拡大し、2017年は前年比1割増以上を記録。台湾と韓国は微増にとどまる結果となった。 2017年までの10年間推移は以下のとおり。なお、中国については2016年3月以降の数字が未発表のため、本グラフの更新対象から除外している。 ※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可なお、2017年12月単月では、韓国が1.8%減の19万3705人、台湾が2.0%増の18万7457人、香港が1.4%減の10万9572人。香港は2017年2月に年間を通じて3市場中最高の伸びとなる44.3%増を記録したほか、年間を通じておおむねプラスで推移。韓国と台湾は増減を繰り返す
グランプリ(最優秀作品賞)に輝いた『中英街一号』(香港)のデレク・チウ監督 - (C)大阪アジアン映画祭 第13回大阪アジアン映画祭のコンペティション部門などの授賞結果が17日に発表された。グランプリには、中国からの圧力を受け続けている香港の歴史と今を描いた社会派映画『中英街一号』(香港)が選ばれた。同様のテーマで描いた香港映画『十年』(2015)が数々の映画賞に輝きながら中国での上映禁止となった後だけに、勇気ある製作に挑んだデレク・チウ監督たちに賞でエールを贈る形となった。 『中英街一号』(香港)のワンシーン - (C)2017 Boundary Film Production Limited. All Rights Reserved. タイトルの中英街とは、香港特別行政区と中国広東省深センが共同管理する沙頭角地区にある境界線を意味する。同地区は英国統治時代の1967年に起こった香港暴動
岸田氏が香港訪問=「ポスト安倍」対外アピール 財政再建 【香港時事】自民党の岸田文雄政調会長は20日夜、香港を訪れた。21日にスイス金融大手クレディスイスの投資家向けイベントで講演する。秋の総裁選もにらみ、「ポスト安倍」候補として対外的にアピールすることを狙う。 岸田氏は、昨年夏まで4年8カ月間務めた外相時代は頻繁に海外に出張していたが、政調会長就任後は今回が初めて。講演で財政再建を重視する姿勢などを売り込みたい考えで、岸田氏周辺は「海外からの注目度を高めたい」と話す。 岸田氏は滞在中、日中合弁企業の視察や、現地メディアとのインタビューなどを予定。22日に帰国する。投資関連イベントでは、過去に安倍晋三首相も講演したことがあるという。(2018/03/20-21:35) 【政治記事一覧へ】 【アクセスランキング】
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