トランプと習近平のにらみ合いに端を発する中国製品バッシング。その矛先は、「スマホ」に向かった。 「これはずいぶんナンセンスな話で、iPhoneだって製造は中国。それをわざわざ『デザインド・バイ・アップル・イン・カリフォルニア』とかアピールしている。中国製じゃないスマホなんて数えるほどしかありませんよ」(モバイル評論家の法林岳之氏) 単なる部品のサプライヤーにとどまらず、今や中国で生産されたスマホは、完全に世界のスマホをリードする存在だ。 「アップルにしてもサムスンにしても、大方の新しいことはやり尽くしてしまった。一方、Huaweiに目を転じれば、画面の中に指紋センサーを入れたり、ワイヤレスリバースチャージ機能(本体に別のスマホを重ねることによってワイヤレス充電ができる)を載せたり、さまざまなチャレンジをしている。これは、他のメーカーにはマネできないことです」 その機能が必要であるかどうかは