中国(北京-上海間)で建設中の新規高速鉄道の試験走行において、中国「国産」新型車両「CRH380A」が瞬間最高時速486.1キロを記録した(asahi.com)。 これはTGVが持つ世界記録574.8キロには及ばないが、日本の新幹線の最高記録443.0キロを上回る。 また、車両を開発した中国南車集団はアメリカ高速鉄道計画に注力するため米GE社と共同で事業展開をしているとの発表をした(サーチナ)。 中国の高速鉄道開発については、日本の新幹線を始めとした外国からの提供技術でなりたっているのは明らかであり、外国への輸出活動は商取引違反との声もある。それにしても中国市場への参入を企図して技術提供をしたはずが、「わずか数年」で中国企業が海外市場での競合となるとはどの企業にとっても誤算であろう。 中国国内での運用実績が蓄積されれば、低コストを武器に非常に強力なライバルとなることは必至であるが、「本家」