今から100年前、1920年(大正9年)に発行されたある雑誌で、有識者たちが日本の100年後を予想するという企画が実施された。そして迎えた2020年。その内容が実は大きく当たっているのではないか、とSNS上で話題を集めた。100年前の有識者の予想を、時代背景とともに「答え合わせ」してみよう。 これが100年前の未来予想図、雑誌の大特集で掲載された51のイラスト 80年代に連載された大友克洋『AKIRA』では、2020年の東京オリンピックを間近に控えたネオ東京が舞台。その予言性が一部で話題となったが、そうした予測をはるかに超えているのではないか、とSNSなどで話題が拡散し続けている雑誌がある。1920年(大正9年)4月、雑誌『日本及日本人』春期増刊号(通巻第780号)での大特集が「百年後の日本」。つまり2020年の日本なのだ。 特集は、学者、文学者、実業家、思想家など、当時の知識人たちおよそ
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