パレスチナから自治政府の特使が来日。 議員会館の帯広刑務所製の椅子に座っていただく。 今年の国連総会で、パレスチナが「1967年の国境で」国連加盟申請をする。 手続的にはパレスチナ自治政府からバンキムン国連事務総長に申請が出され、事務総長から安保理に諮られる。安保理は、安保理メンバーからそれぞれ専門家を代表で出した十五人委員会に勧告を出すように諮問し、十五人委員会から安保理に諮問が戻ってくる。 それに基づいて安保理の議論が行われ、15カ国中9カ国の賛成と拒否権の行使がなければ、総会にかけられる。総会で三分の二以上の賛成があれば加盟が認められる。 パレスチナ自治政府は、このプロセスの中で障害になるのが、唯一アメリカの拒否権だと考えており、アメリカの同盟国である日本にアメリカを説得してほしいと特使を送ってきた。 日本の国連加盟も、サンフランシスコ平和条約締結後の1952年6月16日